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#2 器用家のすすめ

初めまして,Umica(ウミカ)と言います!

この度,『Jo-AT』というコミュニティ・メディアを立ち上げ,
後述する器用家(=器用貧乏)に光を当てるための活動をしていきます.

この記事では,下記Tomoyaが先日投稿したものと同様,
私の自己紹介をしていきたいと思います.


『Jo-AT』の由来

自己紹介の前に,Jo-ATという名前の由来について説明しようと思います.

Jo-ATとは『Jack of All Trades』という英慣用句の頭文字をとったモノで,この慣用句の意味は『万能な人、何でも屋、ゼネラリスト』といった感じです.

万能と聞くと何でもこなせてかっこいい印象ですが,
文脈によって「器用貧乏」とネガティブな言われ方もしますよね.

ネガティブな印象があるけど、好奇心旺盛でクリエイティブに活動する『器用貧乏』に対して,前向きなイメージを込めて『器用家』と定義して,スポットライトを当てていく活動をしようと立ち上げました.

皆さんも自身が器用貧乏やジェネラリストだなって感じたら,
『器用家』ってじゃんじゃん名乗ってくださいね!


『Umica』について

自己紹介

中学卒業後に高専へ入学,大学院修士課程まで建設/環境について学んできました.いわゆる理系です.

学生時代は短期留学をしたり、Webデザインに興味を持ってある小売店のオンラインショップを立ち上げたり,コロナをきっかけに動画編集を始めたり,興味の赴くままに色々な経験をして,楽しく過ごしてきました.

運動や絵を描くことが少し得意なこともあって,『器用だね』と(多分)言われてきました.同時に,『〇〇と言えばUmicaだよね』といった,自身の名刺代わりになるものがない人生でした.(そういったモノがないことが悪いと言いたい訳では決してありません.漠然とコンプレックスでした.)

ただ,知的好奇心が旺盛で興味が多様な自負はありました.
そんな時にJo-ATのメンバーと出会い,いつの間にかこのようなメディアを立ち上げていました.

『何事もそれなりにできるけど,何か自信を持てない』
『興味が広いけど、何かに絞らなくていいのかな』
そんな器用家のみなさんに寄り添える活動をしていけたらと思っています.


器用家のすすめ

ここでは,私が器用家として生きてくことをすすめる理由を話します.

世間では『文系と理系』『スペシャリストとジェネラリスト』『サイエンスとアート』のように,何か2つの概念を対立させる風潮がありますよね.このような二項対立を耳にするとき,いつも次のような疑問を抱きます.

『これらは本当に二項対立なのか?分断していいモノなのか?』
ここに器用家の存在意義があると思っています.

器用家とは、自身の多様な興味を追求していく人材です.その多様な興味から色々なコトを経験し,一見関係のない過去の経験同士が繋がることで,新しいものを生み出すことがあります.

あのスティーブ・ジョブズの有名なフレーズ『Connecting the dots』はまさにこのことを象徴していると感じます.

Connecting the dots』の詳細は他に譲りますが,
一言で言うと、学生時代のジョブズがカリグラフィ(文字を美しく見せる手法)というコンピュータとは一見関係のないように見える講義を受講し、それが後にマッキントッシュの設計に大きく貢献するというエピソードです.

これは,スペシャリストのように一つのものを追求するという価値観では起こり得ません.そして,先ほど挙げた『理系と文系』『サイエンスとアート』のように分断させている価値観の中では起こらない化学反応です.

何かを対立・分断させて個別で深く追求するのではなく,
異なるモノを共生させ,それらをつなげることで新しいモノを生み出していくこと,これが器用家とスペシャリストの違いです.


また,原子力工学博士である田坂広志先生が,アメリカの研究所で所長に言われたことから自著で次のように語っています.

「専門家はもう十分にいる。我々が本当に必要としているのは、それら様々な分野の研究を『統合』する『スーパージェネラリスト』だ。」

田坂広志:知性を磨く「スーパージェネラリスト」の時代

同著では、環境経済学、環境社会学、環境科学のように環境に関する学問は細分化され、高度な専門性を有したスペシャリストが集っているにも関わらず地球温暖化を解決できないことを例に、『スーパージェネラリスト』として高度な専門性を統合する力の重要性が語られています.

私はこの『スーパージェネラリスト』を器用家に当てはめて読み,大変興味深い議論が展開されていると実感しました.興味のある方は読んでみてください.

また,田坂先生自体,博士号を所持した典型的なスペシャルリストであるにも関わらず,『スーパージェネラリスト』の必要性を説いていることに説得力があります.


私自身も、過去の経験同士が意外なつながりを持って新しい価値観を生み出した経験があります.その時に,経験同士を統合することの重要性を学び,器用家として自身の興味に正直に生きるという価値観が形成されました.

鬼余談ですが,この経験同士を統合するような指向を『Connecting the dots』を基に『ドッツみがある』と勝手に称して使ったりしています(笑)
優しい人に対して『優しを感じる』というギャルスラング(?)がありますよね,あの感覚です.(Umicaは比較的ギャルマインドの持ち主です.)

Jo-ATでの個人的な目標として,自身とみなさんの『ドッツみ』を上げて,
ものごとをより多角的に見れるメガネを手に入れられる
ような活動・発信をすることが目標です!

みなさんも自身の好奇心に対して,素直に生きることを強くお勧めします!


さいごに

自己紹介というより、私にとっての器用家の解釈を語る回になってしまいました(笑)
また機会と需要があれば私の話をしたいと思います.

私の個人的な活動目標は,前項でお話ししたとおりです.
最後に,Jo-ATのチームとしての3つの活動指針とミッションを再掲します.

1.器用家の意義を伝える.
器用家の在り方,生き方,特性の活かし方をさまざまな切り口で伝えるコンテンツを提供していきます.

2.自らが体現し続ける.
チーム活動を主体としたクリエイティブ企画,それぞれの興味のある分野での発信を通して,自らが器用家の生き方,活かし方を体現し続けます.

3.器用家の活躍する場を創る.
将来的に,器用家が活躍,そのスキルを持ち合わせて自らのクリエイティブを体現することのできるコミュニティを創ろうと考えています.

Jo-ATの3つの柱

『器用家の「生き方」と「活かし方」を体現し,器用家のクリエイティブを生む「場」を提供する.』

Jo-ATのミッション

これらに従って,自らが器用家の生き方と活かし方を示していけたらと思います.また,Jo-ATは,Noteの発信だけでなく,音声メディアでの発信も行なっています.その他SNS等,是非フォローもよろしくお願いします!

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