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看護現場にコーチングを!


「すべての看護師がコーチだったら…自分らしく幸せに生きる患者と看護師が増えるね!」


とあるコーチングのワークショップに出席した二人の看護師。

看護のベースにコーチングがあれば…
どんな人もその人らしく生ききる支援ができる
どんな状況にある人にも寄り添うことができる
どんな世の中が広がっていくのだろう
看護師自身の人生はどう変化していくだろう
看護はこれからどんな進化をしていくのだろう

2人の対話から誕生した日本看護コーチ協会は、看護コーチトレーニング(通称:NCT)をはじめ、看護師にコーチングを学んでもらう場を提供してきました。

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2018年公開講座


看護コーチトレーニング(NCT)って?

そもそも、なぜ看護の世界にコーチングなのか…?

現代にナイチンゲールが生きていたら、間違いなく「コーチングは看護の基本」だと言うでしょう。

看護とは、自然が働きかけるに最もいい状態に患者を置くことである
『看護覚え書』P211

ナイチンゲールが看護の定義をしたこの一文は、
「看護」を「コーチング」、「患者」を「クライアント」に読み替えてもしっくりくるのです。

”コーチング”とは、自然が働きかけるに最もいい状態に”クライアント”を置くことである。


看護師の仕事は、喜怒哀楽に満ち溢れています。
看護は、やりがいと充実感、成長する喜びがある一方で、人間対人間の看護の過程の中で、時に気持ちが疲れ、悩み、自分の看護観を見つめなおし理想と現実の間で苦悩することもあります。

プロフェッショナルを極めるが故に、看護師同士で衝突したり、他職種との意見の相違に悩む場合もあるかもしれません。

看護コーチトレーニングは、そんな看護現場でのリアルな場面も想定しながら実践型でコーチングを学びます。

看護コーチトレーニングを卒業し、その後「認定看護コーチ」となった看護師は、患者さんの人生に寄り添うことはもちろん、共に喜び・苦悩するチームメンバーにも寄り添い、目指す看護の実現を支援するリーダーとして看護実践をしています。 

看護コーチは、自分の人生を自分らしく生き、思いっきり楽しんでいます。そして、看護とコーチングを実践する中で、患者・その家族・チームメンバー・他職種のスタッフ・地域の人々・その他関わる全ての人々がその人らしく輝いて生きるための支援をしています。

認定看護コーチとなった看護師の皆さんの日々の輝きを紹介することで、やっぱり看護っていいな、コーチングっていいなと思う瞬間をたくさん見つけていきたいと思います。



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