【白血病は突然に】 <番外編> 支えられた言葉
こんにちは、「根本雅祥(ねもとまさよし)」といいます。「ソルトコントロール」という方法を使って、塩分管理の支援サービスを提供しています。
この<番外編>では、僕が白血病の治療を通して得た気づきや情報などをまとめています。
(これまでに書いてきた記事はコチラで見られます↓)
それでは、どうぞ!
支えられた言葉
質問箱に「支えられた言葉はありますか?」というものがあったので、これについて書きたいと思います。本当はとてもたくさんあるのですが、その中でも「最高のひとつ」を紹介させてください。
解釈こそがすべて
「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである」
ドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェの言葉です。人間の認知機能をこれほどまでシンプルに表した表現は、この言葉の他にはないんじゃないかと思います。
がんの宣告を受けた翌日に、知人のfacebookを見て知ったのですが、まさに出会うべくして出会ったものだと感じています。そう思ってしまうほどに、僕は何度もこの言葉に救われています。
たとえば、薬の副作用でからだが辛いとき。それを肉体的な苦痛と解釈するのか、それとも薬が悪いやつを倒してくれている証拠と解釈するのか。
どちらで解釈しても辛いことには変わりありませんが、精神的な影響はまったく異なります。前者は「薬マジきつい、最悪、死にたい」という感じになりますが、後者は「薬さんマジでありがとう!」になります。
また、白血病になってしまったことを「運が悪かった」と解釈するか、それとも「人生の貴重な体験ができた」と解釈するかでも雲泥の差が生まれます。
僕は2015年にヘルスケア業界で起業しましたが、そのときはまだ患者さんの気持ちは分かりませんでした。でも、いまなら患者さんの気持ちが痛いほどよく分かります。こうなれたのはシンプルに白血病のお陰です。
解釈、それはすべてあなた次第
いま、まさに辛いときを過ごしている方がいると思います。たしかに肉体的には最悪かもしれません。その気持ちはとってもよく分かります。でも少しだけ、少しだけでいいので解釈を変えてみてください。
きっと、今までとはまったく違った景色が見えるはずです。
おわり
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