足立 りょうじ

700〜1200字くらいでほぼ毎日投稿してます。

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最近の記事

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こどもが連れてってくれる新しい世界

・うちから保育園まではおよそ500メートルくらい。 季の移ろいを景観から感じるには充分過ぎる距離だ。 4歳半の娘がいて。 おととしは地面に落ちた桜をなんとなく拾ってたのが 去年はお花が綺麗だねと木を見上げるようになった。 今年はというと、おなじお迎えの時間でも、 春になると陽が長いことに気づいて、 「お迎えなのにまだ朝だねー」なんて言ってる。 毎年、気づくことがふえていって、 春の趣をひとつずつ重ねていっているようだ。 2歳になったばかりの下の娘は、 まだなにがなんだかよくわ

    • アドレナリン

      ・ジョッキーの武豊が何年か前のインタビューで 「ドウデュースが今のぼくの生きがいですね」 というような趣旨のことを言っていた。 ドウデュースとは、 武豊を9年ぶりに日本ダービー制覇に導き、 6年ぶりに有馬記念制覇に導いた競走馬のこと。 武豊とて、そんな大舞台で何回も勝つ馬には 10年に1度のタイミングでしか出会えない。 武豊からすれば、こんな馬との出会いを 10年間ずっと待ち望んでいたということだ。 7万人の観衆が見守る舞台で人気馬への騎乗。 これもまた10年に1度の機会

      • 総教えてくれる社会

        ・スマホひとつで何でもできる時代 そんな風に言われてずいぶんと久しいけども。 これほど情報が充実している環境なら、 今どきの学生は何を目指すにしても、 昔よりは恵まれている環境かもしれない。 例えば、音楽。 将来、クリエイターや歌手を目指す人がいたとして。 昔は作曲家なんていうのは よくわからない職業だった気がする。 何となく機械を使って音を打ち込んだりしてるのは わかるけど、専用の機械が必要で、 それは自分らとかけ離れた世界の話と認識してた。 ところが、今の時代なら、スマ

        • 英語学習と新聞の習慣

          ・noteの毎日投稿を始めたのが今年の2月頃。 それまで日々の習慣にしてたことがふたつある。 新聞と英語リスニング。 行きの電車で新聞を読んで、帰りの電車で英語。 この半年、この時間がマルッと執筆に置き換わった。 とはいえ、新聞も英語もタダじゃない。 新聞にも英語アプリのスタサプにも いくばくかのサブスク費用を払い続けてる。 なんとかしなきゃいけないと思ってる。 新聞は、ついSNSを開いてしまうような 時間を置き換えられるはずだ。 トイレとか、並んでいる時とか。 英語は歩いて

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        こどもが連れてってくれる新しい世界

          上手くより楽しむこと

          ・娘が隔週で通っているアトリエ教室の先生と 雑談を交わしていると先生はこんなことを言った。 「上手い下手じゃなくて、自分が楽しいことが 何より大切」と。 たった2、3分程度の会話だったんだけど、 その言葉の端々から これまで、上手く描けないことで挫折していった 生徒がたくさんいたことが伺える。 初めは楽しかった絵を描くことも、 上達が進むともっと上手く描きたくなる。 ところが、思い通りに描けないことや、 似せて描けないことに対してだんだんと 嫌気がさしてきて、楽しかった絵を

          上手くより楽しむこと

          億万長者になったらどうするか

          ・もしも億万長者になっても仕事は続けるか? この質問に対して仕事を続けるという人は いったい何人くらいいるのだろうか。 むろん、自分はというと、 南の島で暮らすとは言わないまでも、 今の生活環境のままで、仕事はせずに、 こどもとの時間を謳歌しつつ、 まあ、絵を描いたり美術館へ行ったり、 本を読んだり、映像作品を観たり、 適度にスポーツを楽しんだり、 とかくお金にならないようなことに 勤しんでいたいなという気持ちだ。 今書きながら思ったけど、 そんな生活は飽きずに長続きするの

          億万長者になったらどうするか

          憧れ 原動力

          ・10代の頃というのは感受性が豊かで、 色んな人に影響を受けて、憧れを抱いてた。 興味のあるものは貪欲に調べて、 色々な知識も吸収していた。 色んな憧れから、自分に取り入れられるものは 取り入れて、今は無理だけどこうありたいと 思うものはそれを目指していって、 ちょっと違うなと思ったものはそのままにして。 こんな具合に取捨選択を繰り返していくと、 なんとなく自分らしさみたいはものが 構成されていった。 歳を取っていくと不思議なもので、 かつては広かった「憧れのストライクゾー

          憧れ 原動力

          サムライチャンプルー②

          ・そこそこの忙しさの佳境を迎えてる中でも、 なんとか、サムライチャンプルー全26話を 見終えることができた。 家族がまだ寝静まってる早朝の身支度の間だとか、 駅まで歩いてる間だとか、 単純な作業をしている間のBGMとしてだとか、 時間は捻出しようと思えばなんとか作れるのだ。 アニメの感想としては、 物語の面白さもさることながら、 絵の綺麗さや、音楽へのこだわり、舞台設定や、 脚本のウィットさなどなど 細部までアートを観てるような気持ちの良さがあって 作品が色褪せない所以は

          サムライチャンプルー②

          夢は夢のまま

          ・この頃思うことは、 自分の若い頃には好奇心が足りなかったということ。 中高生の時に憧れていた職業や、 あの人みたいになりたいだとか、 一緒に仕事をしたい理想みたいなものがあって。 でも、結局、その理想になれなかったのは その好きなものにこだわってこなかったから、 に尽きるんじゃないかなあと思ってる。 かたや、あの憧れてた人は今も相変わらず活躍してて その人と一緒に仕事をしてるのが、 自分と同い歳だったり、歳下だったり。 今さら嫉妬をしてるわけじゃないんだけど、 胸に手を当

          夢は夢のまま

          リアルピース

          ・娘の推し活の話。 リアルピースという男性5人組のアイドルグループ。 ちょうどこの前の3連休、 光が丘公園のよさこい祭りにて、 リアルピースのライブステージがあるからと、 観に行くことに。 公演は13時からで、12時頃に公園に到着。 出店で少しの食べ物を買って、いざ、公演へ。 1時間のステージは大盛り上がりで、 娘2人もいつもはYouTube越しに観ていたアイドルが 実際に目の前で歌って踊っている姿を観て、 楽しそうな様子だった。 ステージが終わると、 そのまま、隣のショッピ

          リアルピース

          憧れ

          ・思うに、憧れる力は 歳をとるにつれて衰えていくものだ。 若い頃というのは何にでもなれる気がするし、 まだまだ経験がないから、 "カッコいい"とか"凄い"と思うことの感度が高い。 色んな人に影響を受けて、 自分の中でのロールモデルをたくさん持っていた。 歳をとっていくと、自分の年齢や 置かれてる環境から、自分のことを卑下してしまって はなから憧れることをやめてしまう。 30も過ぎて、職についていて、 結婚をしてこどもがいてなんていう自分の状況から 新しく出てきた20歳前後

          サムライチャンプルー

          ・ひょんなきっかけで、 「サムライチャンプルー」というアニメを 20年近くぶりに観ている。 放映期間が2004年とある。 どうやら、中学生の時に観てたらしい。 このアニメは江戸時代を舞台としつつも ヒップホップカルチャーを取り入れた 現代ミックスな世界観が特徴。 このアニメの世界的ヒットで、音楽を担当している lo-fiヒップホップの祖「nujabes」が 一躍世界的にブレイクしたとのことで。 中学生の時にこのアニメを観てた時も 衝撃的にカッコいいアニメだと思ってたけど、

          サムライチャンプルー

          クレヨン 筆触分割

          ・筆触分割という絵画の技法があります。 この色で塗りたいと思った時に、ふつうは 色を混ぜ合わせることを繰り返して、 混色で近い色を再現していきます。 筆触分割は色を混ぜ合わせることをせずに、 一つ一つの筆触が隣り合うことで、 鑑賞者の網膜上で擬似的に色が混ざり合い、 二つの異なる色が一つの色に見えるよう表現します。 印象派がこの技法を編み出したとされていて、 まあ、絵がおしゃれに見える技法なんです。 当然に、真似したくなってみて、 見様見真似で独学で試みてみるも、 まあ、上

          クレヨン 筆触分割

          ダイエット×カフェ→△

          ・スターバックスというお店は 若い女性に人気なお店というイメージがあります。 で、若い女性の一丁目一番地の課題は やっぱりダイエットでしょう。 で、「スターバックス 栄養成分」って検索すると、 スターバックスのメニューのカロリーが見れます。 もっと言えば、タンパク質や脂質、炭水化物など、 栄養の構成要素まで詳しく見れます。 スターバックスのメニューの栄養を見てみると、 ダイエットには全然優しくありません。 特に脂質が高くて、ゆえにカロリーが高いです。 せめて、ダイエットしてる

          ダイエット×カフェ→△

          バロメーター

          ・ここ5月くらいからずっと忙しかったのだけど、 その忙しさも7月に入ってピークを迎えている。 趣味をしたりの時間も取れずにいて、 かろうじて、このnoteは毎日書いてるような感じだ。 忙殺されていると、いよいよと、 書きあグ寝るというような感覚に襲われる。 そういう意味では、これを書き続けることは バロメーターなのかもしれないなあ。 行き帰りの電車の中で、 これを書くのがルーティンなのだけれど。 今日は少し筆が進まない。 「今日のダーリン」を覗いてみると、 書くことの意欲が

          バロメーター

          アップルビジョンプロ

          ・エアーポッツのゴムの部分を 買い替えなきゃいけなくなって、 Apple Storeに行きました。 目的の所用はすぐに終わり、帰ろうとしたところ、 スタッフの方が、 アップルビジョンプロ試していかれませんか?と。 待ち時間もないというのでそのお誘いに乗ることに。 地下の部屋に案内され、担当スタッフが付く。 端末の取り付け説明に始まり、操作方法、 コンテンツを実際に流してみる。と、 30分の商品説明のプレゼンテーションを受けた。 まず、頭を半分覆うあの端末を取り付けると、

          アップルビジョンプロ