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JMP Japan
2023年10月12日 15:47
増川 直裕ニュースでも大々的に報道されましたが、2023年10月11日、棋士の藤井聡太竜王が王座のタイトルを獲得し、前人未到の八冠を達成しました。 タイトルを獲得するということは、その棋戦で170名ほどいる棋士の頂点に立つことを意味します。1つタイトルを取ることでも相当難しいのですから、同時期に8つのタイトルを独占する事実は信じがたいものです。 私は藤井八冠が2016年にプロデビュー
2021年11月15日 16:30
増川 直裕先週末(2021年11月13日)、将棋の第34期竜王戦第4局にて藤井聡太三冠が勝利し、竜王のタイトルを獲得、四冠になりました。将棋の話題が新聞の一面に掲載される、号外が配られるというのは珍しいことですが、これも彼の圧倒的な実力と人気によるものですから、不思議なことではないのでしょう。筆者は、藤井新竜王が初めてのタイトルである棋聖を獲得した昨年7月に、その時点での手番(先手/後手)
2020年7月21日 15:04
藤井棋聖は、将棋では不利とされる後手番が非常に多いにも関わらず、高い勝率を残していることを前回の記事で書きました。今回の記事では、持ち時間と勝率の関係を調べてみます。●持ち時間と勝率の関係将棋では、棋戦ごとに持ち時間が決められています。例えば棋聖獲得後に菅井八段に勝利した将棋日本シリーズ(予選)は持ち時間10分の早指し戦ですし、棋聖戦(本戦以降)は4時間、現在タイトル挑戦中である王位戦(タイ
2020年7月17日 11:21
2020年7月16日、ついに藤井棋聖が誕生しました。私はあまり将棋が強くありませんが、明るいニュースがない昨今、棋聖戦の挑戦権獲得の前からどうなるか注目していました。藤井棋聖になるまでの道のりで、多くの対戦がなされていますが、実は相当不利な状況で多くの勝ち星を挙げているのです。今回はそこをデータで考察してみましょう。●公式戦の勝敗まずは、藤井棋聖の、2016年度のデビューから棋聖獲得まで