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停電と勉強のこと

期末試験真っ只中の娘たち。

そんな中オンラインでもテストが受けられるというチョイスを学校が与えたため、勉強をしてない次女はオンラインを選択した。

誰に似たのかずる賢い。


学校の指定する時間にテストペーパーをダウンロードし、指定する時間にアップロードする、この2年の間オンライン授業を受けてきた次女は手慣れたものである。私は何も手助けをしていない。

しかし、しかしである。
現在、この国は、外貨不足からくる燃料不足で、無計画計画停電絶賛持続中なのだ。
一応予定表はあるが実のところ我が家がどのゾーンなのか未だに家人誰も把握していない。把握したところで消えるものは消えるし、把握した時間にきっちり消えてきっちり戻るわけではないので、把握する必要性も感じないままここまで来た。

この状況でオンラインで試験を受けるって、無理ちゃうの?学校行けばいいじゃん、としつこくしつこく私が言うも、頑なな次女は絶対に行かない、と。


で、試験初日、大切な数学の試験。停電でアップロード出来ず。仕事中の私に電話してきたがどうにもならんがな。

翌日も停電はするだろうし、学校に行きなさい!学校でテストを受けなさい!ときつく言っても、明日は今日とテストの時間が違うから、と謎の自信を見せ、翌日もオンラインでうける、と。
翌日のテストの時間割も違うだろうが、停電のスケジュールも違うということを何故理解できないのか。

そして再び半泣きで仕事中の私に電話をしてきた。

知らんがな。


流石に諦めて今日から次女は学校に行った。


しかし、この状況、学校の試験レベルだったらまあ諦めもつくが、長女の統一試験が再来月にスタートするわけで、学校にはジェネレーターがあるので試験は行われるとしても、最後の踏ん張りどころのこの時期にこれだけ停電すると自宅学習にも影響が出まくっている。ろうそくの光で勉強するなんて無理だ。


一体いつまで続くのだろう。

ろうそくをつけながらふと不安になった。

電気代は500%の値上げという噂もある。
計画停電が終わったとしても5倍の電気代を払う余裕はどこにもない。そんなことになったら自己停電するしかない状況である。


先が見えないというのは人を不安にさせるものだと改めて思う。

電気に頼らない暮らしをしよう!とか、口で言うのは簡単だけど、やっぱり便利なことに慣れてしまった私たちには乗り越えることができるとは思えない壁だ。


蛍の光窓の雪、で勉強していた時代もあったのかもしれないけれど、
今のこの状況、わが娘たちよ!乗り越えておくれ!!!







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