見出し画像

クラウドファンディングを征するものはビジネスを征する

久しぶりの投稿となりましたパラキャリ×ノマドワーカーのあきです。

実は私が去年ボードゲームのクラウドファンディングをしてた同時期に、
こんなすごいクラウドファンディングが行われていました!

画像1

https://camp-fire.jp/projects/view/487344
※無料で書籍ダウンロードもできます!

もしかしたら目にしたことがある方もおられるかも知れませんが、
「魔法の質問」のマツダミヒロさんのプロジェクト。

画像2

先日、このクラウドファンディングの裏側が知れる
超貴重なセミナーにリアル参加してきました!

今日はそんな内容をシェアしていきたいと思います。
これからクラウドファンディングしたい人、
また現在クラウドファンディング中の人には、
とても役立つ内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

マツダミヒロさんとクラファン講座

画像3

実は私、リアルでは初めてお会いしたマツダミヒロさん。

物腰柔らかく、初対面とは思えないほどの親近感が感じられるフランクで素敵な方でした。一緒に登壇されていたキャンプファイヤーのキュレーターをされている大村和彦さんは、大阪で一度お会いしたことがあり、2度目だったのですが、私もクラファンの時にとてもお世話になりました。

このお2人のタッグが組まれたプロジェクトの全貌をリアルにお聞きすることができました。

都内某所にて、リアルの30名弱の参加に合わせ、ライブ配信もされ、多くの方がこのセミナーに参加されていました。

冒頭にてミヒロさんより
「初のクラファンで見よう見まねでやって本の部門のNo,1になった」と。

総支援金額 34,716,358円(目標金額は3,500,000円)
達成率 991%
支援者数 1,438人

こんな結果を出すには、すごい努力があったのでは・・・
と多くの方は思うかと思いますが、

結論から言うと「準備が9割」だそうです。

また「ビジネスの秘訣がクラファンにギュッと詰まっている」とのことで、

ビジネスがうまくいってる→クラファンがうまく行くとは限らない
クラファンがうまくいってる→ビジネスがうまくいく

「今ファンが0でも大丈夫。今商品がなくても大丈夫」
と仰っておられました。

1つずつ解説していきますね。

クラウドファンディング成功の3つの要素

画像4

①応援者を増やす(この準備が成功のための9割)
 ※ここがない状態で始めてもうまくいかない。

②目的の目的を考える(先にある目的)
 私のプロジェクトの場合で言うと、私が「ボードゲームを作って世の中に出したい!」という目的の先にある「このボードゲームを体験することで自己理解が深まり、世の中の悩みを減らすことができる。子供が夢を持つようになる。子供の自殺やうつを減らせる」のような先の目的を考えましょう。

③共同主催者を見つける
 1人でぜんぶするにはかなり大変なので、一緒にこのプロジェクトに関わってくださる方を複数人探し出してみましょう。
 

応援者を増やすための行動

画像5

「準備が9割」の最も大事なところになるのですが、

結論としてはシンプルに人を「応援する!」こと

これこそが、応援者を増やすための最も大事な行動です。

「応援する」って??
それは実は無意識のうちに日々されている行動の中にもあるかも知れません。

ミヒロさんの言葉に換えると、
「目の前の人を喜ばせるために何ができるだろう」と考えて、いつもこの質問に答え続ける。ポイントとしては、「相手がされてうれしいことしかしない」。そのために、相手のことを知る必要がある。

さすが質問の専門家。
質問に答え続けた先に出る行動ということですね。

そして私が価値を置いている
自己理解・他己理解にも通じるところがあるな、と思いました。


誰を応援したらいいかわからない

画像6

ここまで読んでみて、こんな問いが生まれた方、おられるのでは??

そんな方はぜひご自身の周囲の人間関係を振り返ってみましょう。
・同じ方向を向いている人
・ビジョンが似ていて、自分よりうまく行ってる人

そんな人をまずは応援してみてください!

それ以前に出会いがない・・・という方は、共通項がありそうなコミュニティに参加して、その場にぜひ貢献していかれてみてくださいね。


「ご縁をつなぐこと、それを継続すること」
これらはクラファンをする上で最も大事なことにはなりますが、

今クラファンをするしない関係なく、特にビジネスをしている人は、絶対にやっておいた方がいいことですね。


クラウドファンディングの基本

画像7

ここからはキャンプファイヤーのパートナーキュレーターをされている大村さんが登壇。大村さんはキャンプファイヤーのプロジェクトサポートで4年間で8億2000万の資金調達の実績があるNo,1キュレーターとしても活躍されながら、無償で事業アドバイザーもされている方です!

私も今回、自分のクラウドファンディングの内容構築の際に、色々とアドバイスいただき、力添えいただきました。

クラウドファンディングの種類

日本での現状をお聞きすることができました。

寄付型ー許可が必要(基本、NPO、非営利しかできない)
    日本の法律により制限がある。
    日本は資金が集まりにくい。日本に寄付の文化がない。
    海外は儲かったら寄付する。融資する文化。

融資型ー出資。儲かったらリターンがある。株式投資型。
    日本人は、世界的に投資しない人種。
    手数料などの問題でマイナスになるのは日本。
    海外では利率もよく良い商品が多いので融資型はメジャー。

購入型ーKickstarter、キャンプファイヤー、Makuake
    支援者は必ず商品かサービスを買う。
    寄付に一番近いものとしてはお礼メールなど。


なぜクラウドファンディングなのか??

画像8

①口コミが広がりやすい
 「買ってください」ではなく「応援してください」のスタンスであることや、広告ではなく、知り合いからのシェアであることでより認知されやすくなっています。これを読んでいるみなさんも、知り合いのシェアだったら見ようという気持ちになる方、多いのではないでしょうか?

②マーケティングツールとしても使える
 例えば、この商品の何色が人気があるか?などのデータが取りたい場合、
普通のアンケートではその商品が欲しい人の声としてデータを取ることはできないが、クラウドファンディングの場合、そこで購入された数が顕著に出るため、市場のニーズを見ることもできるので、販売前のリアルなリサーチにも繋がりますね。

③その後の販売戦略のツールとして使う
 クラファンのページは終わった後も残りますので、そこで実績を出すことができたら、メディアに取り上げられることもあります!キャンプファイヤーのページはGoogle検索にも強く、その後も認知される可能性は高いそうです。

やったらダメなクラウドファンディング

画像9

クラウドファンディングのおおまかな作業の流れは割愛しますが、準備の段階で絶対にやったらダメなことをお伝えします。

結論からいうと「知り合いに頼み込んで支援してもらう」はNGです。

・知り合いから頼まれたから支援したプロジェクト
 →拡散してもらえない
・コミュニティに入ったら支援してもらえる
 →自分も支援しなければいけないというhave toのスパイラル

これ、あるあるだそうですが、知り合いだけで拡散するためのプロジェクトならクラファンである必要はないですね。手数料もけっこうかかっていますからね。

なので企画・準備段階で最も大事なことは、
「知り合いの知り合いにも喜んでもらえるプロジェクト」である必要が大事です。

そうすることで、知り合いはきっと拡散・紹介してくださるでしょう。

募集ページ作りのポイント

画像10

・タイトル設定
知らない人でも共感できるように。
思い付かない場合は、キーワードを複数出し、それを組み合わせましょう。
・TOP画像
何をしているのかがわかるように!
イメージが残るものを選びましょう。
・動画
90~120秒で共感を生む動画を作りましょう。長いと見てもらえません。
・リターン
リターンかはっきり分かる画像を作り、キャッチを作る。(文字入れなど)

クラウドファンディングの一般的な流れと対策

画像11

・「初動が大事」最初がコケるとコケて終わる可能性大のため準備が大事。

・そのページの数字で今後見た人がどう動くかが決まる。

・支援者が集まる状況をスタート前に作っておく(準備段階)

・中だるみ(リターンを増やす)

・長すぎる期間は必要ない。長くすれば集まるものではない。(30~45日が理想)

・平均して、最初の3日間で集まった金額の3倍くらいが最終集まることが多い。

このようなキャンプファイヤーでの事例をたくさん積み重ねてきた大村さんからのクラウドファンディング講座、とても学びになりました。ここに詳細まで全部書ききれないのが残念ですが、実際にキャンプファイヤーでクラウドファンディングをやってみようと思われる方はぜひ大村さんに相談されることをオススメします!

大村さんはこんなオンラインサロンもされているのでぜひのぞいてみてください!私も参加しています^^


ミヒロさんがクラファン中に実行されたこと

画像12

セミナー後半で、
ミヒロさんの具体的な動きをお話お聞きすることができました!

大きく分けて14フェーズもあります!
これだけの結果を出すには、やはり色々と戦略的にされているということですね。

①宣伝してもらうページを作って、リスト誘導できる先を貼っておく
 メルマガや公式ラインなどを活用して、公開前から認知を促しましょう。

②個別メッセージでクラウドファンディングのことを報告する
 友人や知人に個別に報告してみましょう。

③リアル告知を促進する
 チラシを作って、配ってくれる人や置いてくれるお店など場所を募集しましょう。

④リターンプラン(238個も用意されました!)
 ただ多ければいいということではないのでそこは注意が必要です。 
 デフォルトのリターンから新たなリターンを増やしたい場合は、ひたすら周囲の人から欲しいリターンをヒアリングして、そんなリターンを作っていきましょう。

ミヒロさんは毎週水曜日にリターンを追加されていたそうなので、クラファン中は常に次のリターンのことを考えて動いておられたそうです。

クラファンが終わった後も、リターンを考えないと!と朝起きてしまうほどに習慣化されていたんだとか(笑)

それだけ想いが詰まっているクラファンだったんだな、ということが、改めて感じられました。

特にリターンの売れ行きは「~~%OFF」のバナーの商品から売れるというデータもあるらしいので、画像を作る際にはぜひ参考に!

⑤紹介動画を作る
 認知が目的だったので、youtube広告も入れ、38000回再生されたそうです。

⑥クラファンページの広告
 Google、FBにて広告を打って、9万回リーチされたそうです。

⑦常にページを編集する
 常に改善し続けることを徹底されたそうです。
 
⑧ネクストゴールを金額にしない
 ゴールを3つ作る
 ・支援金額
 ・支援人数 
 ・シェア数 

⑨ストーリーを作る
 ・1ヶ月前くらいからほぼ毎日発信し、経過を報告し、成長していく姿をみせるのがオススメだそうです

こちらがミヒロさんのブログです。ぜひ参考に読んでみてくださいね。
→ https://note.com/mihiro/m/mbdf454adf308
  
⑩共同創造者を募集して、力を借りる

⑪応援チームコミュニティを作る

⑫チームを作る
 1人ですべてするのは本当に大変な上、発信媒体だけでも数多くあるため、複数人にタスクを割り当てて、担当制で進めるのがオススメです。

⑬ライブ配信
 リターン創造者とのコラボや中だるみ防止のライブなどを行い、新たなリターンの紹介などを行う。最終日もライブ配信を最後までされていたそうです。

⑭クラファン終了後、リターンの報告などを活動報告でアップしていく
 ページ内にてカスタム機能でプレゼント配信ができるそうです。
以下よりプレゼントも受け取れます!

https://camp-fire.jp/projects/view/487344
※無料で書籍ダウンロードもできます!


あっという間の4時間の講座だったのですが、内容が濃すぎて、かなり価値の高い内容だったな、と思いました。私もクラウドファンディングをする前に先にこの情報を得て入れたらもっとうまく出来たのでは・・・と思い、これからクラファンをする人の何か参考になれば、と思い、発信させていただきました。

ただここには載せきれない内容もまだまだたくさんあるので、ぜひみなさんもミヒロさんから直接学ばれることをオススメしたいと思います!

クラファンをして得られることは、決して支援金だけではありません。

それ以上の人脈や経験値、またビジネスにおける大事な要素がたくさん詰まっていて、そのメソッドは今後のビジネスにおいてもとても役立つものだと実感しています。

良いもので溢れかえってる今の時代、ビジネスを成功させるために必要なものは、「応援される自分になること」だと思います。

参考になれば幸いです^^

MISSION
明日エピソードになる体験を!

何かの話のネタに使ってくださいね。
次回もお楽しみに~♪

SNSもフォローよろしくお願いします^^

◆自己理解×ボードゲーム
https://www.instagram.com/career_games/
https://twitter.com/japan_tourism_s

◆SNS集客のオンラインサロン運営中・インスタ運営代行も!
https://www.instagram.com/japan_tourism_sns/

◆大阪でゲストハウス運営中
https://www.instagram.com/jm_good_friends_/

もし共感いただけることがありそうでしたら、サポートお願いします! 今後の活動に役立てていけたらと思っております。 よろしくお願いします。