【人事責任者のつぶやき】Vol.3:「説明」が上手い人の共通点とは。
住宅を中心に、幅広い製品・サービスへの保証プラットフォームの提供を通じて、創業9年余りで東証マザーズ市場への上場を果たした当社、日本リビング保証株式会社。
人事領域の責任者を務める立場から、日頃の思考や想いを発信しています。
さて、今回は「説明が上手い人の共通点」について
人事として、社員や採用候補者の方とお話する機会が非常に多いわけですが、説明が上手いなぁ、わかりやすいなぁと思う方には、ある共通点があると思っています。
それは、「例えが上手い」ということです。
相手に何かを伝えようとするとき、お互いの脳内で”同じ画が浮かんでいるか”がその成否を分けます。
とりわけ、手元に資料がない状況においては、それが全てだと言っても過言ではないと思います。
そこで、極めて大きな効果を発揮するのが、「上手い例え」です。
その例えに用いる題材は一般的なものであればあるほど、脳内で同じ画を描ける可能性が高くなります。
但し、これを瞬時に行う為には、継続的な訓練が欠かせません。
〇 目の前にある課題や物事を一般化(抽象化、標準化)する能力
〇 一般化された課題や物事を、自らの引き出しにある”一般化ストック”にあてはめる能力
こういった能力不可欠だからです。
インプット→変換→アウトプットの訓練を継続することこそがその近道だと信じています。
「説明が苦手だなぁ」、と感じている方はぜひ参考にしてみてください。