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楽庵の月一、自然農的暮らし日誌01


始めます 2024/05/09

楽庵が再び自然農を始めます。今回は10年来お付合いのあるアルモンデさんの研修農園で、月一で自然農的暮らしを始めてみます。暮らしを考える糧になればと思います。
自然農は10年前にも、暮らしを見詰めるために試み、色々考えさせられました。自然農といっても色々皆さんが試んでおられて千差万別です。共通なのは今の農を見直しているというところかも知れない。

数年前に畝をつくって放置されていた畝を整える。

今回、アルモンデの研修農園を使わせて頂きます。

マイ鎌を購入。植付け、草刈り、に使います。

5月の作業 2024/05/10

きのう整えた畝に、サツマイモ20株、ショウガ20株、植えました。
畝には乾燥しないように草場で刈った草を敷詰めます。そこに草を掻き分けで苗を植え、再び掻き分けた草で覆い整えます。

サツマイモの苗。

メモ
・雑草を目の敵にしますが、雑草は貴重な資源(保水材、肥料、等)になります。雑草の生えないような環境では、食べ物を育てたくありません。
・一度、畝を整えておけば、後は耕すことが必要ない。あとは自然の営みに任せます。マイ鎌一つあれば事足ります。

6月の作業 2024/06/05

草が生え、豊かな土地です。
苗を植えたサツマイモに覆いかぶさっていました。サツマイモを助けるために畝の上の草だけを刈り取りました。

地球の営みに逆らっては食べ物は得られません。しかし、サツマイモのために、食べるために、畝の上だけはサツマイモに覆いかぶさる草を刈り、少しだけサツマイモを優先させて貰いました。

世間では躍起になって草を撲滅するかのように除草剤を撒いてまで草を目の敵にしますが、地球の営みを否定して豊かな暮らしになるのでしょうか。
生産性を上げるために一見邪魔、無駄だと思われるものでも、それらが地球の営みにとって必要だということを知ることが大切です。
植物は炭酸ガスで生命を維持し酸素を吐き出しています、我々はその酸素で生命を維持しています。
地球上には放置していても草一本も生えないところもあります。この地はドンドン草が生える豊な土地だと知り、むしろ感謝すべきでしょう。

つづく

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