楽庵・OsamuOkamura

市井の建築家・楽庵の仕事

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市井の建築家・楽庵の仕事

マガジン

  • 古民家に学ぶ・暮らしのカタチ

    この国の気候風土によって培われてきた伝統的な古民家に、暮らしの知恵や工夫を学び、これからの暮らしに活かせればと思います。

  • 古民家再生物語・暮らしのカタチ

    この国の気候風土に培われた伝統的な暮らしがカタチになった古民家に学び再生しながら暮らす物語です。古民家は暮らすヒトによって十人十色に進化します。様々な暮らしがカタチになる物語です。

  • 街は夢の集まりプロジェクト

    夢をカタリ、夢をカタチにする。夢の集まりでの街づくプロジェクト。 古民家、町家、アパート等の空き家、空き室を活かし、みんなの相互扶助で、手づくりで夢をカタチにする、市井の建築家とつくる街づくりプロジェクト。

  • みんなのクヌギの杜プロジェクト

    みんなで、クヌギを育てて、里山の暮らしの再考、荒廃した山、竹林の再生、空き家の再生、バングラデシュの無医村に病院を、等々、様々な暮らしに繋がっている社会問題を再考し「みんなのクヌギの杜」にしたいと思います。

  • 楽庵の暮らし・市井の山居 楽庵にて

    市井の建築家の仕事場「市井の山居 楽庵」での出来事等をまとめてみました。

最近の記事

菊池小木の古民家

熊本菊池市小木 3年後の移住のための準備です。毎月2,3日休日を使って再生作業を始めます。 2024/09/14.15 新しい古民家再生物語が始まりました。 つづく

    • 暮らしのカタチ・草刈りと古民家の再生

      草が生える豊かさ 草に依って生かされていると云うのに、草が生え続けることに誰も感謝しない。 草が生えなければ 虫たちも、鳥たちも、家畜たちも、人すらも生きていけないのに 草を目の敵にして暮らしている。 この惑星には、草の生えない地域もあると云うのにである。 この国では、人が住まなくなると、草は家を覆い隠すようになり、家ごと自然に還ろうとする。 なぜ、草が覆い茂と、草刈りをしないといけないのだろう。草たちは自然に還すことに努力しているのに、人はそれを拒むのか。 かつての

      • 柿渋づくり

        柿渋づくりをしました。 岡垣波津の小屋の再生中の小屋で柿渋づくりをしました。この小屋に塗る柿渋づくりです。波津は漁港なので漁業に使う網の補強に昔は柿渋が使われていたはずなので、柿は手に入りやすいと思っていたのですが、今年は裏年なのか手に入れるのに現場では苦労したようです。 2024/08/21 2024/08/27 2024/09/05 つづく

        • 山善倉庫再生物語(其の十七)テナント「D」のリノベ

          テナント「D」は、山善倉庫にプレハブで増築された部分です。 今回から「テナントD」になるリノベ。オーナーは既に内壁に木毛セメント板を張り始めています。 今回は窓(引違いアルミサッシ)の取付けと天井に大波トタンを張る作業がメインです。 そして、 今回の作業はここまで。木毛セメント板による壁の仕舞いは、次回までの宿題になりました。 梅雨半ばの猛暑の2日間でした。 2024/08/02 宿題の木毛セメント板は張れてました。 きょうの作業は天井の大波トタン張りのつづきです。

        菊池小木の古民家

        マガジン

        • 古民家に学ぶ・暮らしのカタチ
          10本
        • 古民家再生物語・暮らしのカタチ
          34本
        • 街は夢の集まりプロジェクト
          14本
        • みんなのクヌギの杜プロジェクト
          11本
        • 楽庵の暮らし・市井の山居 楽庵にて
          20本
        • バングラデシュのプロジェクト
          4本

        記事

          熊本鹿央の煙草乾燥小屋の再生

          熊本山鹿市鹿央「みつの杜」 2024 煙草乾燥小屋をオーディオルームに再生します。 この煙草乾燥小屋は、かつての産業遺産として記憶に留めながら、新しい用途として音を楽しむ愛でる場として再利用することにします。 音にどんな影響が出るのか、少なくともこの産業遺産の空間から奏でる音が、ほかでは出ない音が発せられることに・・・・。この小屋でのオリジナルな音として再生される音を楽しめることになればと思います。 始めます 2024/06/06,07,08 再生計画プランに基づき、先

          熊本鹿央の煙草乾燥小屋の再生

          楽庵の月一、自然農的暮らし日誌01

          始めます 2024/05/09 楽庵が再び自然農を始めます。今回は10年来お付合いのあるアルモンデさんの研修農園で、月一で自然農的暮らしを始めてみます。暮らしを考える糧になればと思います。 自然農は10年前にも、暮らしを見詰めるために試み、色々考えさせられました。自然農といっても色々皆さんが試んでおられて千差万別です。共通なのは今の農を見直しているというところかも知れない。 今回、アルモンデの研修農園を使わせて頂きます。 5月の作業 2024/05/10 きのう整え

          楽庵の月一、自然農的暮らし日誌01

          山善倉庫再生物語(其の十六)「テナントB」に繫ぎ、リノベする。

          福岡市南区清水4丁目6-33 山善倉庫再生プロジェクト「倉庫から創庫へ」 一棟貸の倉庫からセレクトしたテナント貸の倉庫に再生します。 倉庫から創庫へ 倉庫に付属しているプレハブを「テナントB」として繫ぐ。 つなぐ テナント区画の再検討により、付属のプレハブ部分を本体の倉庫と繫ぐ。 天井、壁の衣替え 退居した倉庫のDIYでのリノベです。 天井を補修し、新旧を統一するため塗装する。 道路側の壁はケイカル板を張り塗装する。倉庫側の壁は木毛セメント板を張る。 床にカフェ板

          山善倉庫再生物語(其の十六)「テナントB」に繫ぎ、リノベする。

          市井の建築家 楽庵の仕事展2024

          現在再生中の山善倉庫再生プロジェクト「倉庫から創庫へ」のご厚意により、「市井の建築家 楽庵の仕事展2024」を開催させて頂くことになりました。 日時 2024/04/15(man)~04/21(sun)  10:00~17:00 場所 福岡市南区清水4丁目6-33 山善倉庫内  開催当日は「山善倉庫再生プロジェクト」の作業「倉庫から創庫へ」進行中です。作業中の現場を活かしながらの開催になります。作業の様子もご覧頂けます。 山善倉庫再生中の作業公開 端材残材等でDIYでつ

          市井の建築家 楽庵の仕事展2024

          久留米 松葉ビレッジプロジェクト

          松葉ビレッジプロジェクト 数棟の平屋戸建ての貸家、2階建て1棟4戸アパートの、集合体としての再生プロジェクトの総称「松葉ビレッジ」です。 松葉ビレッジのfacebook https://www.facebook.com/matsubavillage/ 松葉荘201 2020/09/27 今回は、その「松葉ビレッジプロジェクト」の内のアパート「松葉荘201」のリノベです。 久留米合川の貸家 2017/09/19 昭和な家再生物語 DIYによる空き家活性化プロジェクト

          久留米 松葉ビレッジプロジェクト

          作業現場から出た端材で「箱」をつくります。

          現場から出た端材で「箱」をつくります。 イスにもなる、テーブルにもなる、棚にもなる、照明にもなる、小屋にもなる「箱」を端材でつくります。 「市井の建築家 楽庵の仕事展」で「箱」をつくるワークショップをします。 現在進行形の「山善倉庫再生プロジェクト・倉庫から創庫へ」の現場から出た端材で「箱」をつくります。 ◆市井の建築家 楽庵の仕事展 ◆山善倉庫再生プロジェクト・倉庫から創庫へ 2024/03/30 「HAKO365」の試作しました。 2024/04/15 楽庵の仕

          作業現場から出た端材で「箱」をつくります。

          「市井の建築家 楽庵の仕事展」開催のお知らせ

          現在再生中の山善倉庫再生プロジェクトのご厚意により、「市井の建築家 楽庵の仕事展」を開催させて頂くことになりました。 「倉庫から創庫へ」の再生作業中の現場を活かしながらの開催になります。 開催場所 福岡市南区清水4丁目6-33 山善倉庫内 山善倉庫再生プロジェクト「倉庫から創庫へ」 開催日時 2024年4月15日~21日 10:00~17:00 この十年の、多くの夢に向かっての共働の作業を、活動を、物語をまとめてみたいと思います。 また、いろんなイベントも模索中です。

          「市井の建築家 楽庵の仕事展」開催のお知らせ

          クヌギの杜プロジェクト・奥八女笠原

          2024/03/03 現地視察 福岡県八女市黒木町屋敷 2024/03/31 八女広川の古民家再生中の庭に蒔いたクヌギのドングリの苗を奥八女黒木の笠原屋敷の山に植えることになりました。 古えのころからクヌギは里山の暮らしを支えてきました。 薪になったり、炭の原木になったり、シイタケの原木になったりしてきました。 原木にするために伐っても、数年するとまた原木に使えるほどに成長する循環型の樹木です。先人の暮らしの知恵に学びたいと思います。 2024/03/24 きょうは山に植

          クヌギの杜プロジェクト・奥八女笠原

          山善倉庫再生物語(其の十五)手摺りをつくる

          2024/02/21,22 2階の吹抜けと内階段に手摺りをつくります。手摺りの材は吹抜けをつくるために2階の床を撤去した時の根太を再利用します。 2024/02/22 作業2日目 つづく これまでの作業

          山善倉庫再生物語(其の十五)手摺りをつくる

          山善倉庫再生物語(其の十四)2階の間仕切り壁をつくる

          福岡市南区清水4丁目6-33 山善倉庫再生プロジェクト 一棟貸の倉庫からセレクトしたテナント貸の倉庫に再生します。 倉庫から創庫へ 2024/02/14,15 テナントの区割りがほぼ決定したので、間仕切り壁をつくることにしました。また、いつでもオーナーがDIYで変更出来るようにパネル化しました。 つづく これまでの作業

          山善倉庫再生物語(其の十四)2階の間仕切り壁をつくる

          山善倉庫再生物語(其の十三)内階段をつくる

          きょうの作業 2024/02/02 2階への内階段をつくる 2階の床を撤去して吹抜けに。その吹抜けの一部の2階を残しロフトのような空間をつくり、そのための階段です。 きょうはここまで。 階段の踏板の切出し。踏板受けの加工。は次回までの宿題にしました。 2024/02/14,15 今回は前回のつづきです。 つづく

          山善倉庫再生物語(其の十三)内階段をつくる