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古民家再生物語・暮らしのカタチ

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この国の気候風土に培われた伝統的な暮らしがカタチになった古民家に学び再生しながら暮らす物語です。古民家は暮らすヒトによって十人十色に進化します。様々な暮らしがカタチになる物語です。
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古民家再生物語・暮らしのカタチ 目次

暮らしは十人十色、色んな暮らしがあり、暮らしに合わせて古民家の再生を機に、進化しつづけ、十人十色の物語が生まれます。この国の気候風土で培われた伝統的な構法でつくられた農家、町家等の古民家の再生、進化に携れた主なものをまとめてみました。 これらの物語は、すべて進行形です。暮らしをカタチにする物語。市井の建築家の仕事は、これらの暮らしの進化を一緒に作業しながら、進化の物語の取っ掛かりになればと思っています。 2023 ◆菊鹿の古民家 アルモンデの庵 熊本山鹿 薪小屋の2階を庵に

古民家再生物語・山鹿菊鹿アルモンデの庵

熊本山鹿 菊鹿上永野 アルモンデの暮らしプロジェクト 薪小屋(元牛小屋?)の2階に研修者用のゲストルーム「庵」をつくります。 アルモンデの暮らしプロジェクト これから毎月2~3日使って、みんなでつくります。 これからの作業予定内容 2023/12 階段づくり 2024/01 仕切り壁の柱等つくり。竹小舞の竹の準備。 2024/02 壁下地(竹小舞、壁土)つくり 2024/03 壁等を仕上げます 2024/04 建具、床等を仕上げます 身近にある自然の素材を使っての「庵」に

古民家再生物語・岡垣波津の小屋

福岡岡垣波津 昭和45年築、木造平屋建て瓦葺き。洋小屋組。 祖父と大工さんとで建てた農機具小屋だそうです。どこからか移築したようです。 広さは3間×7間(約21坪) みんなでみんなのあそびばをつくる 2023 この小屋をどう有効に活かせないか。 岡垣波津の小屋再生プロジェクト 電気も水も無い小屋を活かして、みんなの遊び場をつくることに・・・・。 外壁をどうするか思案中です。 窓を増やして風通しを良くしたい。のと、明かるさを増やしたい。 等々。 さて、どんな窓が手に入る

古民家再生物語・熊本菊鹿 愉暮堂

熊本山鹿 菊鹿上永野 木造2階建て、セメント瓦葺き、外壁モルタル塗り吹付塗装仕上げ 開口部アルミサッシ 築年不詳 平屋から2階建てに増築の痕あり 愉暮堂のnoto:https://note.com/yukkurado_wako 暮らしのアトリエとして 暮らしを繕う。整える。 古民家を活かして、暮らしを整うように繕う。再生する。 ・ケミカルな新建材等を脱いで、自然素材の建材の衣に着替える。 ・暮らしは十人十色、古民家はその人の暮らしに併せて進化する。 ・等々 新しく始める

八女広川の古民家再生プロジェクト

2020~ 福岡県八女郡広川 築1912(大正元年)木造2階建て 和瓦葺き 2020年より毎月2、3日使って再生中 大家(藤島)さんから提供して頂いた古民家を賃貸物件に、大家さんご夫婦と共に賃貸物件に再生し、バングラデシュの無医村に建設中の病院の運営支援にするプロジェクトです。 台所 土間 2階の座敷 2階小上がりのある間 縁側 つづく クヌギの杜プロジェクト 広川古民家再生プロジェクトの庭、畑を拠点に進行中です。 つづく これまでの作業内容 つづく

糸島二丈の古民家再生

糸島二丈の古民家 築年不詳(推定90年位) 市井の建築家とDIYで古民家を再生する。毎月2,3日で週末の休みを使っての再生作業です。 2021年 解体始める 解体作業は、DIYでの作業でお願いしました。 2022年5月 先ずはキッチンから 2022年8月 脱衣場をつくる 2022年10月 玄関に式台をつくる 2022年11月 吹抜けをつくる 2022年12月 ゲストルームをつくる 2023年1月 減築しての風呂づくり 2023年4月 更に風呂づくり 202

岡垣手野の古民家再生プロジェクト みんなのおうちRAINBOW

福岡遠賀郡岡垣 手野の古民家 2021/09から空き家の古民家を借りて、みんなが集える「みんなのおうちRAINBOW」を、みんなでDIYで再生。 お問合せはこちらから→ RAINBOW 2022/03/26 プレオープン https://www.facebook.com/atorieRAINBOW/ 空き家になっていた古民家を借り受け、カフェの間、作陶の間、髪結いの間に再生し、みんなが集える「みんなのおうち」にする物語です。 DKをカフェの間に再生 再生中のカフェ 奥

豊後高田の古民家再生

大分豊後高田 築年不詳。木造平屋 元は茅葺屋根だったとのこと。何度も増改築が繰り返されて来たようです。 10年間、空き家状態だった古民家を再生して終の棲家にするプロジェクトです。 再生作業始める 2022/11/30 現状把握を兼ねた仕上げ材の撤去を始めました。 減築して風呂、トイレをつくる 2023/05/02,03 つづく

鹿央の古民家 みつの杜

熊本山鹿 鹿央の古民家 1869(明治2)年築の古民家を、暮らしながら、カフェ、工房、オーデオルームのある古民家に、市井の建築家とDIYで再生する物語です。 暮らしながらの再生2021年4月より、暮らしながらの再生です。 アプローチ・テラス カフェ かつて土間のあったところ(再生前は物置)をみんなが集えるカフェに再生中。 2022年11月11日 「みつの杜」カフェ オープン アトリエ 奥さんの仕事場 茶の間 茶の間の天井 奥の間 洗面脱衣 オーデオルーム

菊鹿の古民家 アルモンデの暮らしプロジェクト

2015 熊本山鹿 築年不詳 木造2階建て 瓦葺き 大規模増改築歴有り 2015年移住 暮らしながらの再生 母屋 水屋  蔵 Cafeアルモンデに再生 納屋 トイレの増設 母屋 蔵  蔵Cafe アルモンデに再生 納屋 1953(昭和28)年2月9日築 これまでの作業内容。

下無津呂の山荘

佐賀富士町 築年不詳 北山ダム(1950年着工、1956年竣工)の水没地から移築されたもの(ダム建設に伴い富士町と三瀬村の110世帯の住民が移転を余儀なくされている)。なので、移築はそれ以前に行われたと思われる。 屋根:ガルバリウム鋼板葺き  外壁:漆喰塗り、焼杉板張り 2012年からオーナーとその仲間たちとで、山荘に再生。 つづく

佐賀白石の古民家

佐賀白石 2023/01/29 佐賀白石で茅葺の古民家の再生を始めます。 佐賀で古民家再生始めます 床づくり 窓を移設する つづく

筑前街道 鹿央広の古民家

熊本山鹿 豊前街道沿いの鹿央広町の古民家。 来年(2023)3月の引越しまでに、キッチン、クローゼット、耐震補強を行い、引越しのあとは、暮らしながらDIYでの再生作業をするプロジェクトです。 キッチンをつくり直す ウオーキングクローゼットをつくる 古材を活かす 前庭に駐車場をつくる つづく

佐賀 麻那古の古民家

佐賀富士町 麻那古の古民家 2023/01 旅するカレー屋さんの拠点づくりです。 はじめに 店づくり 厨房をつくる つづく