JKondo.workミニチュア風写真家

なにげない風景もレンズを曲げて撮るとミニチュアのような世界に生まれ変わります。 「ち…

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なにげない風景もレンズを曲げて撮るとミニチュアのような世界に生まれ変わります。 「ちっぽけな写真展」2023年5月高松にて開催。 https://www.instagram.com/jkondo.work/

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ミニチュア風写真の撮影ポイントの見つけ方

ミニチュア風写真は高い場所から見える風景を撮ります。いつも行き慣れている場所であれば撮影ポイントをすぐに見つけることができるかもしれませんが一度も行った事のない場所で撮影ポイントを見つけるのは至難の業です。行き当たりばったりで探すと撮影ポイントが見つからず残念な思いをすることもあります。 ですので初めて行く場所の時は必ず撮影に行く前に撮影ポイントを探して数ポイント見つけておきましょう。 撮影ポイントの見つけ方ネット上に沢山の情報がありますのでその情報から撮影ポイントを見つ

      • Z fcのインターバル撮影はミニチュア風タイムラプス動画に最適

        ミニチュア風タイムラプス動画を作る時にインターバル撮影機能を使いますがこのインターバルの間隔が1秒か0.5秒で結果が全く違います。 特に人が歩いているとインターバルが1秒間隔だと大体2歩先が撮影されて同じ方の足が前に出ています。インターバルが0.5秒間隔であれば1歩ずつ撮影されて違う足が前に出ていてます。この違いがタイムラプス動画にした時に人が滑っているように見えるか歩いている見えるかの違いが表れます。 ミラーレス機のインターバル撮影は各社搭載されていますが0.5秒間隔で撮

        • スマホをカメラの外部モニター化して撮りやすく - ミニチュア風写真

          屋外日中の撮影ではカメラのモニターは見えづらいのでファインダーで確認していますがファインダーの画面は小さいので詳細な部分の確認が難しいことがあります。 カメラ用の外部モニターにつないで確認したいところですが高価ですし機材が増えると持ち運ぶのに苦労します。 SONYのXperiaのスマホでは外部モニターアプリで使えることは知っていましたが今持っているスマホで外部モニター化できれば便利なのに…。 それで今回は手持ちのスマホで外部モニター化する方法を調べてみました。 ビデオキャ

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          オールドカメラでフィルムのモチーフを憶える - デジタル化編

          オールドカメラでフィルムのモチーフを憶えるの第3回目は実際にフィルムの現像とスキャンで写真のデジタル化の作業をしてみます。 フィルムを現像するフィルムの現像は現像キット等があるので自宅でも出来なくはないのですが化学薬品の扱い方や温度管理を適正に行う必要がありかなり難易度が高い作業になります。 近くのカメラ屋さんがあれば1000円程度で現像してくれますので今回はカメラ屋さんに現像に出すことにしました。 カメラのキタムラは即日現像出来る店舗であれば最短1時間で現像できます。

          オールドカメラでフィルムのモチーフを憶える - デジタル化編

          デジタルだけとフィルムのモチーフを忘れない - Nikon Z fc編

          Nikonのフィルム機を使っていたらAI Nikkor 50mm f/1.4Sの開放で撮った写真のとろけるようなボケとダイヤル操作で設定する感覚をデジタル機でも実現したいという気持ちが高まってきました。 ヘリテージデザインのZ fがなかないい感じですが執筆時はまだ発売前で購入できません。でも既にAPS-CサイズのZ fcが発売されているじゃないですか。 Z fcとオールドレンズの組み合わせで何とかフィルムのモチーフを実現できないか調べているとなんともドンピシャのアダプターを

          デジタルだけとフィルムのモチーフを忘れない - Nikon Z fc編

          オールドレンズでミニチュア風写真を撮る

          以前のnoteで「ミニチュア風写真家がズームレンズしか使わない理由」を書きましたがズームレンズ3本全部持ち歩いて写真を撮るのは重過ぎてさすがに普段使いは厳しいです。 ちょうどオールドレンズで NIKKOR 50mm F1.4 を持っていたのでミニチュア風写真に使えるか試してみたいと思います。 3種類のレンズの50mmで検証今回は3種類のレンズでミニチュア風写真の検証をします。(写真1) SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art NIKKOR

          オールドレンズでミニチュア風写真を撮る

          オールドカメラでフィルムのモチーフを憶える - 撮影編

          オールドカメラでフィルムのモチーフを憶えるの第2回目は実際にNikomat EL で撮影してフィルムのモチーフを憶えてみたいと思います。 Nikomat EL で撮影してみる始めにカメラにレンズを取り付けます。 このカメラに取り付けるレンズはデジタル一眼でも同じFマウントですが初期のマニュアルレンズはいわゆるカニ爪と呼ばれる絞りの連動爪がありこの爪でカメラ側にあるピンを挟むことで絞り値をカメラ側に伝えています。 レンズを取り付けるときはこの爪でカメラ側にあるピンを挟み半時計

          オールドカメラでフィルムのモチーフを憶える - 撮影編

          オールドカメラでフィルムのモチーフを憶える - カメラ編

          #デジタルだけどフィルムのモチーフを忘れない この言葉にあるフィルムのモチーフとは単にフィルムで撮った写真の風合いの事だけではありません。 フィルムをカメラに装填して巻き上げレバーを回し絞り値とシャッタースピードを決めてピントを合わせてシャッターを切ると言った操作を経て撮ったフィルムを現像し出来上がるとようやくその1枚1枚の写真に向きあうとこができるというデジタル機では味わえない一連の作法とも言うべき過程から得られる感覚すべてがフィルムのモチーフになります。 一度もフィルム

          オールドカメラでフィルムのモチーフを憶える - カメラ編

          壊れたNASのデータをなんとか救出したい

          写真のバックアップにハードディスク(HDD)を使っているという方が大半だと思います。 大容量の保存ができる便利なメディアとはいえ突然HDDが故障して読み込めなくなって困ってしまうことがあるかもしれません。USBで接続するタイプのHDDならデータ救出アプリを使えばデータを救出できることがありますがNASタイプのHDDはデータ救出アプリで救出できてもファイルが壊れている場合があって正常に救出できないことがあります。 10年位前に使っていたバッファローのNASが読み込めなくなって

          壊れたNASのデータをなんとか救出したい

          ミニチュア風それともジオラマ風?

          僕はミニチュア風写真家と名乗らせて頂いてますが自分の名刺にはミニチュア風写真家と肩書が記されていてその名刺を渡すと「ジオラマっぽく撮っているんですね」とか「あのミニチュア写真家の方ですか?」とまだまだミニチュア風写真という言葉が定着していないようで説明に苦慮しています。 それだけでなく実は最近までInstagramのハッシュタグで #ミニチュア風 と #ジオラマ風 の2つのタグを載せてあいまい検索で発見されやすくしていました。 果たして自分の撮っている写真がミニチュア風なの

          ミニチュア風それともジオラマ風?

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          フィルムのモチーフはラベルから生まれる

          デジタルだけどフィルムのモチーフを忘れない の記事にフィルムのモチーフで「メモリーカードをフィルムだと思う」と言う項目を作りましたが初めてフィルム縛りで実験した日に実はこの項目無視していました。 SDカードは替えなくてもいいやと思いフィルム縛りの実験をして撮影後ミニチュア風写真の撮影もしたのでどうしても撮影した画像を見たくなって画像を再生させて一緒にちょっと見てしまったのです。 これはだめだとSDカードを替えたくなるようなテンション上げる方法はないかと考えました。 そうだ

          フィルムのモチーフはラベルから生まれる

          デジタルだけどフィルムのモチーフを忘れない

          カメラはデジタルだけどフィルムぽい写真を撮りたい。 そう思っている人も多いと思います。 僕もそう思っていて日々デジタルで撮ったデータをPhotoShopを駆使してフィルムっぽく再現しています。 最近買ったソニーのカメラの新機能を試してみて新たな可能性を直感したのです。 その機能がクリエイティブルックです。 クリエイティブルックとは?SONYのサポートサイトではクリエイティブルックについて以下のように説明されていました。 最初はこのクリエイティブルックの機能は全く期待して

          デジタルだけどフィルムのモチーフを忘れない

          α6700のタイムラプスを使ってみた - ミニチュア風写真

          以前「ミニチュア風タイムラプスの創り方 - ミニチュア風写真」ではタイムラプスの撮り方を2つ紹介しましたがその中でもうひとつ簡単に録れるα6700のタイムラプス機能があることを紹介しました。 今回はα6700でタイムラプス機能を録る方法を詳しく紹介します。 α6700のタイムラプスとは?ソニーの公式サイトではタイムラプスを以下のように紹介しています。 簡単に言うとインターバル撮影した画像を本体内でタイムラプス動画として生成してくれるという機能です。 これまではインターバ

          α6700のタイムラプスを使ってみた - ミニチュア風写真

          ミニチュア風写真はAPS-Cカメラで撮れ

          大は小を兼ねるという言葉がありますがミニチュア風写真で撮るカメラのセンサーには通用しません。 なぜそう言えるのでしょうか? まずはこちらの写真をご覧ください。(写真1) この写真はSONY α6600にSIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Artのレンズで18mmの広角側で撮りました。 上側の両端にケラレが発生しているのが分かりますね。 APS-CセンサーのカメラにAPS-C用のレンズなので普通の写真の場合はケラレは出ないのですがチルトシフトレンズとし

          ミニチュア風写真はAPS-Cカメラで撮れ