見出し画像

子どもの将来とエンプティネスト

子どもさんの将来のこと、不安に思いますか?
それとも
まだまだ先の話だから、まだ気にしないですか?


考えようと思えば、たくさん考えられますよね。

教育にかかる金銭面、
費用だけでなく必要な教育や経験を提供できるのか、
子どもの友人関係?いじめとか?
学習能力は大丈夫なのだろうか、ちゃんとできるのかな
子どもの就くであろう仕事は?


はてまた自分が高齢者になった時に
子どもは何をしているのだろうか?
近くに住んでいるのかな?
それとも遠くて何年も音沙汰無かったりして?

とか・・・


将来はまだわからないもの。
だからこそ余計に心配になったら、
もっと心配になってしまうものですよね。

というのも、人間という生き物は、
わざと悪いことを考えてしまう性質を持ち合わせているらしいのです。
生命を絶やさないために。

飢餓や干ばつ、自然災害を乗り越えた
我々人類の祖先のDNAが
脳にインプットされているんですね。
危機を感じた時に、
最悪のケースを想定しながら行動した結果
生き延びた人たちがいて、
今、わたし達が生きているのですから。


なので、もし子どもの将来を考えた時に、
不安になってしまったら、

「わたしもちゃんと”人間”をやっているんだ」

と、開き直りましょう!笑


今回は、お子さんがまだ小さいうちから、

「子ども達が大きくなった時に、めそめそ涙するエンプティネスター(子供が巣立ち寂しい親世代)のおばさんになりたくないのよね、わたし。」

と、言っていたSさんのことを思い出したので、

「子どもの自立と、
その時の親の役割は?」

について書いてみようと思います。


わたしも、娘が大学進学のため家を出て約半年の
新米エンプティネスターです。

周りの人や娘の友達のご家族を見ていると、
みなさん家族の形は十人十色ですが、
やっぱり大きな人生の転換期であることには間違いないようです。

今までずっとそばにいた子ども。
親に100%の信頼をおいて頼ってきてくれた存在。
 (→ 子どもに愛されていたな、と思います。)

そんな子どもが家を出て、毎日顔を合わせなくなると、
やっぱり寂しいものです。
今頃、何しているのかな、寂しがっていないかな、と思ったり。

息子の寝ていたベッドを見ると涙が止まらない
帰って来ない子どものベッドの上で愛犬が寂しそうにしている
双子の娘達を送り出した日、旦那さんが声を出して男泣きをした
毎日が寂しくて、何もやる気が起きない

というものから、

子どもの巣立ち、めでたい!
子どもが自分の足で自分の道を歩み始めた独立記念日
やっと自分の好きなことができる、嬉しい
この日のために、(夢だった)ピアノ教室を始める準備をして来た
子どもの新しい生活の話を聞けるのが楽しみ

など様々です。

一緒に住んでいた時の方が、心配で仕方なかった。
(帰りが遅い時とか)
でも今は離れて住んでいるから心配しても仕方がない、と腹をくくれるようになった。

という人もいます。

それまでは、子どもがきちんと学校に通い、子どもがするべきことをし、
習い事に通っているならそのことも気にかけ、
食事、睡眠がしっかり取れているか、
見守るのが日々の生活の一部だったわけです。

そんなお世話をする対象が、なくなってしまう。


子どもがいることに自分の存在価値の意味づけをしていたら、
その子どもがいなくなることで
自分の存在価値に不安を覚えると思います。



赤ちゃんの時〜幼児期〜児童期〜・・・
その時々に親の役目は変わっていきますよね。

(チャクラの発達とも関連しています。その  その  )

だから、子どもが自立する準備をしている段階から、
親のお役目のステージも変わることを
理解しておくといいのかなと思っています。


そのためにも、いつも自分が
親としてというより、ひとりの人間として、

「今、何をしているのか」
「今、何が好きなのか?」
「今、何を求めているのか」

そんな問いかけをいつも意識していたら、
自分の立ち位置を把握することができるのではないでしょうか。




幸い、わたしの場合は、
先輩ママさんから経験談を聞いていたし、
わたしは母との突然の別れを経験していることから、
引越しをしても、生きてくれているならそれでいい
という思いもあります。


自力した子どもが心配で…

の気持ちもありますが、

逆に子どもに心配をかけないようー


・セルフケアをしっかり怠らない
・呼吸を整える
・自分で自分を認める
・子どもとの距離があっても親子の絆は強い、と知る


そんなことが大事かなと思います。

『今』 を大切に生きることが、大切な未来へと繋がっている。


呼吸を整え、地面に根を張るように
グラウンディングしましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?