人生60年かけて得たものとは
どうも、じぇいかわさきです。
還暦を迎えるほど、人生を過ごしてきましたが、最近になってやっと理解できたことがあります。
今更なのって言われるかもしれませんが、いろんな経験をしてきて確実にそうだなって思いました。
それは、何をするにも目的が明確でなければいけないということです。
これって分かっているようで意外と分かっていない人多いと思います。
人それぞれなので、違うよっていう人もいるかも知れませんね。でも、普通のおじさんは目的が明確でないと、何事も続かないということが理解できたんです。
目標ではなく、目的です。
目的が明確になると、初めて目標が立てられると思っています。
今回は、この目的を明確にするについて、書いていきたいと思います。
目的が無いと何事も中途半端になる
さて、皆さんは何かする時に目的を持って行動していますか?
人生60年生きてきて、本当に最近思ったことは全ての行動には目的が有るということ。
普段何気なく行っていること、例えば朝歯磨きをすることだって、目的が有るからやっていると思うんです。
ただこの目的についても、意識している目的と、意識していない目的の2種類が有るんです。
ナニソレ?
意識している目的っていうのは、何かを実現するとか言うことですよね。簡単な例で行くと、年収1000万を超えるとかね。
逆に意識していない目的っていうのは、先程の朝葉を磨くとか、食事をするとか、一般常識的なものとか、生きていくために必要な事とかそういうたぐいのものだと思います。
もし、意識している目的を意識しない目的にしてしまったら、何の意味もなき時間の浪費に変わっていくだけだと思うんです。
例えば自分の最近の例で言いますとこんな事がありました。
最近、巷ではPythonと言うプログラムング言語が流行っている。ちょっと、流行りだから学んでみよう。
一見、前向きな感じがすると思います。
意識としているところが、流行りだからと言う部分になると思います。しかし、ここが大きなポイントで、流行りでありますが自分としての目的がありません。
例えば、最近流行りのプログラミング言語であるPythonを学び、Webサービスを作ってみると言う具体的な目標を持つということです。
流行りだからでプログラミング学習を始めるとよくわかりますが、何となく理解できた感じにはなります。
しかし、明確な目的が無いのでこのように何となくの状態で終わってしまい、結論としては使えないプログラミング学習をしただけで、結果的には時間の浪費で終わってしまっているのが実態です。
自分は正にそうでした。
もし、目的としてWebサービスを作り稼働させると言う目的であったら、プログラミング言語のPythonの学習も、実際に学びながら自分でコードを調べ、記述し動作させながらバグを修正していきます。
Webサービスを稼働させるために、プログラミング言語はもちろんのこと、その他サービス稼働に関わる必要な知識も勉強するようになるんです。
そうなると、時間は有効に活用され、やっていること、すなわち行動していることが全て自分の血肉になっていくんです。
残念ながら、自分は目的が明確ではなく流行りだから覚えると言う状況でしたので、何となく分かるけど自分でプログラムが組めないという状態にしかなりませんでした。
だから、何事にも目的が必要なんです。
目的が有るから目標が立てられる
そして、目的があり何をしなければならないといった時、それを実現するために必要なのが目標です。
つまり、いついつ迄に何を習得するとか、完成させると言う目標です。目標が立てられると、その目標を達成するために日程を組むようになるからです。
もう一つ、世の人が間違えやすいのが、目的が無いのに目標を立てることです。
有る目的を達成するために目標を立てるわけですから、目的の無い目標など有ると思えません。
しかし、ほとんどの人は目標が先になり、それは何のためなのかが無いので、目標を達成できなくても、達成できなかったで終わってしまうのです。
良い例を上げると、Twitterでフォロワー1万人目指しています。ブログのPV付10万PV目指しています、なんてよく聞きませんか?
こういう目標を上げている人んほとんどは、そこに到達するべき理由すなわち目的は何という事ができません。
だから、1万人フォロワーが行ってもそこで終わり。じゃあ次は2万人に目標を設定するかと言う話だけです。
なぜ1万フォロワーなのかが明確でないからです。
例えば、Twitterを収益化ツールとして使用しているので、1万フォロワー行けば、そのうちの○○%が自分のブログに流入してくるはずだから、○○%流入すればコンバージョン率が△△%になるので、月□□円の収益が見込まれる。
こんな感じで、1万フォロワーにする目的が明確なら、1万フォロワーは目標として大きな意味を持つことになるんです。
残念ながら目的の無い目標は、何の意味を持たないという事が理解できたかと思います。
全ての行動には目的がある
自分が思うには、全ての行動には目的が有るということ。
この目的は、必ずしも成果に直結しているものではないことも含まれるんです。
本を読むとか、noteを書くと言う目的を考えてみましょう。
本を読むのは、知識をつけると言う目標も有るだろうし、脳を休めてリラックスさせると言う目標もあると思います。
この目標は、一人ひとり異なっていますから、自分の目的というものが有ると思います。
noteを書くことだって、自分の記録を残すとか、書くことがスキだから、文章力を磨くためとか、様々な目的が有ると思います。
それに伴い、1時間本を読むとか、1000文字書くとか言う目標が生まれてくるのだと思います。
このように、他人から見たらなんてこともない目的かもしれませんが、目的を持って行動することが書けた時間を成果という対価に変えることができ、目的が無いまま行えば、時間を浪費という無駄に変えるだけなのです。
どんな小さな事でも、成果という対価に変える事ができれば、人生を振り返った時、無駄な時間を過ごしたということは無いと思います。
残念ながら、自分は人生を振り返った時、後悔があります。今考えると、無駄な時間を過ごしてきたという後悔の念しかありません。
後悔して初めて理解できたことですが、これからの若者には、後悔という思いを抱いてほしくないですね。
目的が明確であれば、行動することが楽しくなる
こうなるんだという目的が明確に持っている人は、行動を起こすこと自体苦にならず楽しいでしょうね。
努力は必ず報われるとよく言われますが、目的を持って行動しているときは、苦しくても耐え先に進むことができます。
だから、その耐え忍んで目標を達成するための努力をしている人は、必ず報われるということだと理解しています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
何か行動を起こそうとした時、何のためにそれを行うという目標を明確にしてから行動に移せば、途中で挫折することはほとんど無くなるのではないでしょうか。
これが人生60年で得た結果です。
じぇいかわさきです。生産技術者として35年、今まで培った経験とスキルを元に、ものづくりに関わる世の出来事に対して思ったことをホンネで書いてます。ノウハウやアイデアもありますよ。 また写真も全力で撮っています、気に入った写真があればサポートや感想をぜひお寄せください。