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論破の向こう側
自分は、君たちはどう生きるかと言う漫画を読んだ事はあるが、最近話題になっている「君はどう生きるか」著:鴻上 尚史はまだ読んだ事がない。
まあこの本は、論破と言うこと焦点を当てているようだが、実際には読んでいないので詳細はわからない。
今回は、その論破について書いてみたいと思います。
論破って言うと、ひろゆきさんが有名で、なんだかカッコいいって言うイメージが最近では強いイメージですね。
でも、よくよく考えると論破はあまり良くないのかなって思えるんです。
なぜか、議論をするのは非常によいことだと思っております。
なぜなら、自分の知らないことや理論など、新たな知識を得ることができる事と同時に、自分の意見をまとめたり、相手の意見の背景を確認できたりするからです。
でも、その議論が白熱して相手を論破するまでやると、論破した方は優越感が出るかもしれませんが、論破された方は後味が悪く相手に対して良い印象を持たなくなると思います。
そうすると、今までライバル関係で良い仲間だった間にも、些細なことを論破したことにより、亀裂が生じてしまい人間関係にまでヒビが入って来るようになると思います。
だから、論破っていうのは相手を打ち負かすということで痛快な思いをするかもしれませんが、後味は双方にとって非常に悪いものになると思うんです。
よく、某C国とかK国が些細なことで日本にいちゃもんをつけ、討論会などを行うと日本を打ち負かそうという思いで色々と言ってきます。
しかし、実際には日本の著名人にコテンパンに論破され、ぐうの音も出なくなって黙ってしまうのは痛快ですがね。
でも、実際の仲間内では、自分としては議論はしても論破したいとは思いません。最も論破できるほど頭はよくないですからね。😆
ちょっと考えてみると分かるのですが、相手を論破した先にあるのは、君とはもう話をしない。と言うような感じだと思います。
いわゆる瞬間湯沸かし器と同じで、カッとなって一気に相手を捲し立て論破してしまうと、君との関係はThe Endだよって言ってるに等しいですからね。
だから、論破という行動の背景には、関係を断ち切ると言う意味が有るのではないかと自分は思っています。
やはり、相互啓発で自分の知識を拡大させ、人の考え方の多様性を学ぶためにも、議論を積極的に行い、論破しないでそう言う考えもあるんだなと言う、懐の大きな人間になりたいですね。
論破王っていう称号はカッコいいですが、人間関係を断ち切っている悲しい人の称号でもあるんですね。
あなたは、論破王になりたいですか?
自分は、凡人でいいですね。
じぇいかわさきです。生産技術者として35年、今まで培った経験とスキルを元に、ものづくりに関わる世の出来事に対して思ったことをホンネで書いてます。ノウハウやアイデアもありますよ。 また写真も全力で撮っています、気に入った写真があればサポートや感想をぜひお寄せください。