自分のお気に入りはLeica d-lux typ109
今回は、今自分がお気に入りで常に使っているカメラについてお話します。この記事は、過去に写真ブログで書いた記事を修正して再投稿しております。
写真が好きで昆虫写真中心に撮影していたのですが、単身赴任で2014年7月に京浜地区に出てきてからは街角スナップを中心に写真を撮っています。今までは、街角スナップなんてと思っていたのですが、撮ってみると意外と楽しい。 へ〜こんなところがあるのか?この路地は何処に繋がっているんだろう、なんて考えながらウロウロとするのは、それはそれで楽しいよね。
そんな時、今まではデジイチを使用していたのですが、機動性が損なわれるのと、撮りたい一瞬を準備していて逃すことが無いように、街角スナップを撮る時は、カメラはこんな小さなコンデジを使っているんです。
センサーもフォーサーズの小型のコンデジなんです。デジイチもあるのですが、気に入った時に直ぐにシャッターが切れる機動性を重視し、今は殆どコレばかり使用しています。バッグにそっと入る小型カメラは、森山大道先生のように、思った瞬間に撮るという事を心がけております。
小さくて非常に良いのですが、手が大きい自分としてはグリップ性が少々悪かったので、これに純正のEXTグリップを追加しています。だいぶ持ちやすくはなったのですが、まだちょっとな感じかな。
自分が何故、このコンデジを愛用しているのかと言うと、やはり撮った写真の色合いでしょう。
実はこのコンデジはLeicaとなっていますが、パナソニックのOEMなんです。生粋のドイツ製ではなく、ボディは日本製で頭脳がドイツ製っていうハイブリッドなんです。
面白いのは、同じパナソニックの機種は中国で作られているのですが、このLeicaのOEMになると、なんと日本で作られているんですよ。だから、主銘版にはmade in Japanと書かれているんです。そして、Leicaの赤いバッジが付くだけで価格は2倍になるんです。
しかも、フォーサーズのセンサなのですが、LPFが無い構成でつくられているのと、現像のFWがLeica製なので色調が全然違うんですよね。なんでしょう、落ち着いた感じと言いますか、コンデジ特有のケバケバしさが無いんです。
簡単に言うと、変な色強調がされていないってことでしょうかね。
そして、露出を少しマイナス側に振ると、更に落ち着いた色合いになるのが大好きなんです。それともう一つが、モノクロで現像した時、中間調の解像度がデジイチとも違って素晴らしい。
モノクロなのに立体感を感じるほどの階調なんです。
そもそも、Leicaのモノクロは最高と思ったのは、Leica Mで撮影された写真を見たときから、そう思うようになったのです。こんなコンデジのモノクロ写真も、デジイチに十分負けない表現力を持っていると思います。
本当はLeicaのデジイチが欲しいのですが、車が中古で変えるほどの価格のために躊躇しています。しかし、このコンデジでさえこれほどの色調と画質で写せるのですから、素晴らしいでしょうね。
憧れは憧れとして、ずっと持っていたいと思っております。
こういう思いがあり、今も散歩に出かける時は、このコンデジを鞄に入れてでかけています。
どこかで見かけたら、是非お声がけください。
じぇいかわさきです。生産技術者として35年、今まで培った経験とスキルを元に、ものづくりに関わる世の出来事に対して思ったことをホンネで書いてます。ノウハウやアイデアもありますよ。 また写真も全力で撮っています、気に入った写真があればサポートや感想をぜひお寄せください。