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逃げることで救われる何かがあるのなら


東京旅行の最中、スタバに寄る機会がありました。


ちょうど誕生日にもらったスタバチケットがあったので、待ち合わせ時間までの間の時間つぶしをしようと思ったのです。


僕が頼んだのは、期間限定のトーステッドホワイトチョコレートモカ(アイス)

甘すぎず、フラペチーノのように過度な刺激をお腹に与えることのないとっても優しい味でした。


ホイップが底に溜まってしまったのがたまに傷だったけれど💦


いやー、モカっていいですね。


今日はそんなスタバからお送りする、ほっこり優しい話です。


突然のトラブル発生・・・


注文後の話です。

精算を済ませてレジのお姉さんからレシートを受け取り、


「隣のバーカウンターでお待ちください」と言われた僕は、予約した席で不祥事を働く人がいないか見張りつつ、どうドリンクを作っているのかを観察することにしました。


「やっぱり新しいものなので、どんなもんなのかなー?」
と興味センサーがビンビンに働いてしまったんですね。


氷を入れて、ベースとなるドリンク部分を入れて…いよいよスタバ界最難関(だと勝手に思っている) ホイップのトッピングに入ったのですが、ここでトラブル発生。


まず、1本目のチェイサー(盛り付けるやつ)がうまく起動せず、途切れ途切れにホイップが出てしまう。。


当然渦が描けるはずもなく、スタッフさんは慌てて2本目を用意。


ですが、2本目も新しいものだったせいか微妙に噴出が止まる。


振っても振ってもなかなかうまくいかない。そんな感じでした。


結果的になんとか渦はできたのだけれど、少し形が崩れてしまいました。僕が見ていたせいか、スタッフさんがバタバタと焦り始めます。


ちらっと目があったりもしていたので、見ているのは完全にバレてました。申し訳ない…


スタッフさんがやり直そうとしてくれたのですが、そこで僕が動きます。


一言で、空気が変わった



「クリーム、使い終わりだとなかなか出にくいですよね。ありがとうございます。」


なんの意識もしておらず、ふと心から出た言葉だった。自分でもびっくりしました。


びっくりしすぎて、のちにこんなツイートをしているくらいです。


言葉を発した瞬間、ハッとする店員さん。

強張っていた表情が、パッと緩んで、笑顔ーーーとまではいかないまでも口角が上がったのが目に見えてわかりました。


一気に空気が変わった。

傲慢かもしれないけれど、この空気を感じたのは僕とその店員さんだけだったと思います。

店員さん「そうなんですよね。ごめんなさい」
僕「やっぱり使い終わりだとそういう出方になっちゃいますよね。
  新しいものもすぐにすんなりと出てくるわけではないですし・・・」
店員さん「(笑顔で)ありがとうございます。もう1回やらせてください。」

(しばしの間・・・)
店員さん「できました!これなら大丈夫ですかね?」


そこには綺麗なホイップタワーが。

いや、それよりも綺麗な店員さんの笑顔に僕は釘付けでしたね笑


通りでスタバの店員さんに惚れる知り合いが多いわけだ・・・


閑話休題。

僕「大丈夫ですよ!ありがとうございます!」

そうして、気持ちホイップが多めにもられたドリンクを元に席につきました。


それがこちらの場面です。


自分勝手にも、店員さんと会話をしようと決めた僕の心の中には、ほんのりとした暖かいものが残るのでした。もう、今日はこれでおやすみーーー


それでもいいくらいの満足感。
それくらいほっこりしていました。


のんびりしているうちに店員さんはいなくなってしまいましたが(シフトが終わったんだと思います)、機会があればまた話してみたかったです。


「許し」が与えられてゆるんだ心



まあ、ちょっと考えてみたんですけどね。


なんで、あの場に優しい空気が流れたのか。

きっかけは明らかに僕が放った言葉。
あの言葉を受け取った店員さんの中で生じていたもの・・・

あの瞬間、店員さんは一種の「許し」を感じたんじゃないかと思うんです。


トラブルが発生し、頭の中が真っ白に染められていって、

「なんとかしよう」
「とにかくお客さんを待たせてはいけない」

という気持ちから


「あ、焦っていても大丈夫なんだ。」
「落ち着いてやり直してみよう」


という風に気持ちが変わった。
小さい変化だけれど、とても大きい心情がそこに生まれたはずです。

「店員さん」と「お客さんの1人」でしかなかった関係が、

「1人の人」と「感情を受け止めてくれる人」というある種対等な関係に変わった結果なのではないでしょうか。

なんでこういうことが想像できるかというと、

僕自身も同じ経験を何度もしてきたからです。


バイトの調理や授業中のプレゼンなど
人前で何かを披露/発表するときは死ぬほど緊張するんですよね。

自分に何かを期待する人の視線とか、なんとなく怒っているんじゃないかという雰囲気を発する人、人、人、人ーーー


うまくできないことを想像すると、それこそ頭が真っ白に・・・


何にも動けなくなってしまいます。

(相手が本当は何にも思っていなかったとしても)


そんなときに「大丈夫だよ」と受け止めてくれる人が1人いるだけで全然緊張がなくなるんですよね。


「自分は弱いままの自分でいい。そのまま進んでいけばいい。」
「『うまく』やろうとする道からなんか逃げてしまえ。それは君の進む道ではない」


相手がそう思っていることに気づけたとき、僕は一種の「許し」のようなものを感じました。

僕は一人の人間。必ずしも他の人と同じようにうまくやることだけが正解じゃないよね。このまま進んで大丈夫。

まずは、息を吸ってゆっくりと始めればいい。

きっかけを得たことで180度心情が変化していきました。

うまくやろうとする道から逃げても怒られないんだ。



「逃げるは恥だが・・・」なんて有名なドラマがありますけれど、逃げることで救われる人もいるってことを僕は身を持って学んでいたのですね。

この許しをもらったのは一度きりではありません。
一番大きな許しをもらったのは、それこそコーチングに出会ったとき。


簡単には解けない鎖に、長い時間をかけて向き合い許しを与えてくれたコーチング。

目の前に1本しかないと思っていた自分の視界を広げ、実は、見えていないだけでいろんな道があることを示してくれました。

「コーチ」と「クライアント」でありながら「1人の人間同士」として対等にむき会ってくれたことで、少しずつでも逃げながらでも進めるようになっていったんですね。


だから、今度は僕が「許可」を与える立場でありたい。

人と向き合い、世の中はもっと優しいんだということを自分の言動で示したいと思ったんです。


それが、これからコーチングをやろうとする自分にできる最初の貢献。
あり方を行動に変える、第一ステップ。


絶対に実現する。

そんなことを普段から考えていたが故の冒頭の言葉でした。


もう一度言いますが、うれしかったですね〜!

今回の旅でいちばんの収穫ではないかと思います。


許せなかった自分に向き合ってみませんか?


今日話したのは、日常生活のほんの小さなエピソードでした。


ですが、私たちは何十年と人生を生きています。

私が人前での緊張をコンプレックスとして抱えていたように、あなたにも、長年燻り続けてきた悩みがあるのではないでしょうか?


もしかしたら、自分で蓋をしていて気づいていないのかもしれませんね。

もし、この記事を読んで、「自分を許せる自分でありたい。」「許せていない自分がいるかも」と引っ掛かりを覚えたのであれば、、


ぜひ、一度僕に話してみませんか?

結果的に、それは「許し」という形を取るかはわかりませんが、話を聞くことはできます。


あなたの中に抱えた想いを全力でぶつけてきてください。

あなたの人生をうごかすきっかけになるかもしれません。

それではまた!!

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新卒フリーランスとして独立し、Web制作を行いながら様々な人や考えに出会い、成長して来たHSP真面目ちゃんな僕が、「『普通』から外れた生活を送る中で学んだ知識や経験」について発信していきます。


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【簡単な自己紹介】
長野県長野市生まれ -> 立命館大学 -> 新卒フリーランス。
普通であれなかった、とある人間です。

ゲームと、唐揚げ、物語に触れることが趣味。
(趣味が近い方一緒に語りましょ〜!!)
HSS型HSP傾向あり。
細かい言葉にこだわる性質があります。お気をつけ。


皆さんのお気持ちを、こっそり置いていっていただければ。小さな幸せ、これからも皆さんに与えます。