それはそれ

映画ドラえもん のび太の宝島にタイムパトロールが来なかったワケ(までたどり着いてない)

 先日、映画ドラえもんのび太の宝島が公開されました。私もさっそく映画館で観てきましたが、まだ公開から日が浅いこともありネタバレも良くないので「泣けた」とだけ描いておきます。

 星野源が作り歌う予告編をみても分かるように、今回の映画ではドラえもんとそのひみつ道具以外にも未来の技術が登場します。

 となれば今回のゲストたちもタイムマシンで未来からやってきたのでしょうが、ここで一つの疑問が浮かんでしまいます。ドラえもんが現代への滞在を許されていることからも分かるように、時間旅行自体はドラえもんが生まれた21世紀やその先の未来でも禁止されてはいません。ただ、歴史を大きく変えてしまうような行為は禁止されていることは間違いない。

 本来ならば、今回の映画内で行われているような行為はタイムパトロール案件であるはずなのですが、今回タイムパトロールは登場しません。「タイムパトロールが来るんなら、別にみんな頑張らなくてもよかったんじゃん」みたいな展開はありませんのでご安心を。

 しかし、タイムパトロールは視聴者の気持ちを慮って出てこなかったわけではないでしょう。たとえ制作側の都合はそうだとしても、何故今回出てこなかったのかを、作品内の理屈として成立させる必要があります。「捜査中だった」「画面には表れないけど裏で動いていた」でもいいんですけど……

 いろいろ考えたけど、ちょっとまとめきれなかったので今回はここまで。


 ところで、「愛をこめてさよなら」した台風ってフー子のことですよね?あと間奏部分に「そーれがどうしーたーぼくどらーえもーん♪」と……星野源おそるべし。

台風のフー子(小学館てんとう虫コミックスドラえもん第六巻収録)

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