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ホテルサービス その598 - 右上位 -

ホテルにはProtocolはつきものである。
日本語で国際儀礼と訳します。

大前提は国家を代表する方々をお迎えする。
民間だと海外からの友人をお迎えする。

この様なシーンには絶対になくてはならないプロトコール🌎

プロトコールには!五つの守らなければならない国際ルールが明確に規定されています。

① Local customs respect(郷にいれば…)
② Rank conscious(序列に配慮)
③ RIight on the first(右上位)
④ Reciprocate(返礼や答礼)
⑤ Lady first(当たり前)

この中でゲスト案内で重要な ❸ 右上位は多様されるシーンは山ほどあります。

いわゆるホスト国の方はゲストの左前に立ちゲストを守る様に先導と案内を行う。

すると!ホストの右にゲストは来ることになり「右上位」を遂行するのです。

ところでなぜ右側なのか?

右は英語でright(正しい・まっすぐな)
左は英語でleft(インチキな・価値のない)
と言った深い意味を持つ。

日本でも「あの人の右に来る人はいない」と右上を暗に表している言葉でお分かりかと。

国際的な接遇ではゲストの信仰宗教は見ただけで明確な判断はできません。

ある宗教では「左手は不浄の手」と忌み嫌う。

なので右側本位を行うことはトラブル防止にも充分必要なことである。

更に安全安心と正しさの目的にも握手は右。
宣誓も右手を挙げる決まりは国際ルール。

左手は表舞台では使用タブーなのです。

その昔は左利きを矯正する親は多かった。
その訳は「右が正しい」と考えられますよね。

インバウンド全盛の日本社会。
普段の生活でも「プロトコール」使うシーン多くなりそうですね。

因みに握手は右手🤝宣誓も右手🙋‍♂️
動作には必ず意味があるんですよ❗️

明日は映えるについて…
書いて参ります✍️

HOTEL DIRECTOR

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