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週末旅をお勧め(30回目):一泊二日でサンゴ草の紅葉と知床中心の道東を満喫

30回目の投稿は知床中心の道東の旅です。北海道には何回も行っていて知床も数回行っている。旅行した9月は北海道にいる事が多かったが観光ではなく仕事での滞在だった。その仕事が変わりこの時期の北海道を目いっぱい楽しみたいと計画したのがこの旅です。

【1】今回の旅の目的

今回の旅の日本でも北海道のここでしか見られないという2つを見る旅。その一つは網走付近のサンゴ草の紅葉ともう一つは知床のヒグマ。前に知床のクルーズ船に乗ったが夏だった事のでヒグマを見る事が出来なかった。但し、北海道で仕事をしている時は職場が山奥にあり職場では何回か見ているが鮭を取っているのを見たかった。

【2】道東への旅の計画(移動・宿)

今回の旅では『サンゴ草の紅葉』『知床クルーズ船(知床岬コース)』『知床五湖の地上歩道』の三か所がMustで考えると一泊二日で充分と判断し、移動はレンタカーで空港は女満別空港とした
移動:羽田⇔女満別の航空券はJALダイナミックパッケージで予約
移動:レンタカーをダイナミックパッケージで予約
宿泊:ウトロの宿をダイナミックパッケージで予約

【3】おおよそのルート

1日目:羽田空港(07:10)→JAL565→(08:50)女満別空港→知床→札幌(泊)
2日目:札幌→小樽→千歳空港撮影→女満別空港(20:10)→JAL566→(22:00)羽田空港

【4】道東旅行の写真レポート

(1)1日目の行程
今回の週末旅も一泊二日で時間を有効に使うために朝の早い飛行機での移動。いつものようにJALラウンジで朝食を食べながら空港を観察。手前では工事車両が止まっていてその向こうには羽田では珍しいTigerairが移動していくのを見る事が出来た

搭乗時間が近づいたのでラウンジから搭乗口に移動。ついてからまずは搭乗口の表示を撮影

搭乗しプッシュバックが終り誘導をを進んでいる時にスカイマークの特別塗装機がいたので撮影

そして天気が悪い中の羽田空港のC滑走路を離陸して北海道に向かう時の離陸動画を撮影。天気はどうしようもないですが道東は2日共に天気が良い予報なので少し安心

飛行中も地上風景はあまり見られず女満別空港へ近づいたときに硫黄山が見えてきた

この硫黄山が見えてきたという事はすぐに着陸なので動画を撮影。離着陸時にデジカメ利用が可能になってから初めての女満別空港です

飛行中は雲の上でしたが着陸してみるととっても良い天気。この天気だと知床遊覧船でのヒグマ観察と知床五湖の地上歩道散策が楽しめそうです。ワクワクしながらボーディングブリッジでターミナルを撮影

空港でレンタカーをピックアップし網走湖へ向かっています。このとき携帯に着信があり予約した知床の観光船の「ゴジラ岩観光」からで、波が高いので安全を考え本日の観光船は欠航との連絡がありました。こんなに天気が良いのに信じられません。欠航は変わらないという事で網走湖を見てウトロに向かい翌日にアッケシソウの紅葉を見る予定でしたがこのままアッケシソウを見に行くことにしました

網走湖の湖畔道路を走っていて昔の記憶がよみがえってきました。冬の時期によくこの付近を走行していました。そこでその当時の場所に寄り道をする事としました

湖畔道路から網走湖に下りて湖を撮影しました。昔懐かしいというのはこの辺りの湖の上を車で走行していました。車の冬季試験で凍った湖の上を製氷してコースを作り走行試験をしていました

その寒冷地試験の時の事務所に使っていた建物の場所には新しい建物が建っていましたが、漁業のベース基地は変わらないようです

卯原内駅跡は国鉄時代の湧網線の駅跡が残されていて、いまは交通公園として整備されていて9600形蒸気機関車が静態保存されています

アッケシソウの紅葉はいくつかの場所があり能取湖西岸でも見られるとの事できてみましたが、あまり綺麗にはみられませんでした

卯原内の交通公園の近くの能取湖には群生地があります。一時は絶滅寸前になった場所ですが地元と東京農業大学などで土壌改良が行われ現在のようになっています。駐車場から木道を歩いて近くで見る事ができますが、その入り口には「日本一サンゴ草群落地」のポールがありました

サンゴ草は緑から紅葉時期に色が変わるので名前がついたもので、正式には北海道の厚岸で発見されたので学名はアッケシソウです

この群生地は観光スポットになっていて近くで見られるような木道が整備されています

近くで見る事が出来るのでアップで撮影しました。この一帯は海水などが入り込みますが塩水に強い植物です

かなり広い範囲に渡って群生しています。駐車場もきちんと整備されていて湿原も保護されているのでこの写真のように広大な範囲で群生が見られます

観光船が欠航になったので時間があり能取岬に寄っていくことにしました。夏冬と何回か来ていますが今日は天気が良いのでまた違った風景でしょう。能取岬に向かう途中に湖岸道路から撮影したもので海岸線から南北に細長い湖です

能取湖は海岸線が開いていて海とつながっています。その入口の一帯は湿原となっていて少しだけサンゴ草(アッケシソウ)が自生しているところがあり近くによって撮影しました

海岸線を能取岬に向かう道路で撮影したもので、左はオホーツク海で正面の左になだらかなデッパリが能取岬です

同じ場所で岬の先端方向を撮影したものです。先端には灯台があります。北海道の灯台は雪や吹雪などの影響を避けるために赤白の塗装が多いのですが、ここは黒白ですね

能取岬の駐車場への道路はまっすぐに灯台に向かっています

灯台は角ばった白黒に塗分けられたものです

岬の一帯は平らな草原となっていて先端方向にも行けるようになっています。その先端付近から西側の海岸線を入れて撮影しました

最初に能取岬に来たときは真冬の2月で暴風雪で一面が真っ白で何も見えませんでしたが、雪のない季節は気持ちのよい草原が広がっています

能取岬のある半島の東海岸に二ッ岩と言うのがあり車を停めて撮影しました。「2つ」との事ですがひとつしか見えませんでした

日本一のまっすぐな道路は北海道にあり別の場所ですが、このあたりもまっすぐな道路が続きます

知床半島の西岸のウトロ手前に海に少し突き出た岩場があり柱状節理の岩が見えます。という事は火山活動による溶岩が固まったものだと思います

ウトロの町に行く途中なのでオシンコシンの滝に立ち寄りました。知床の入り口にある滝で道路からその姿を見る事ができますし、階段で近くまで行ってみる事もできます

上の展望場所から滝の上部をアップで撮影したもので、かなり大量の水が流れています

展望場所から滝の全体を縦位置で撮影しました

ウトロの町に着き知床岬コースは欠航ですが他のコースを確認してみましたが欠航でした。明日も波が高いので欠航が決まっているという事で今回は諦め、時間に余裕が出来たのでカムイワッカの滝に行くことにしました。夏などは送迎バスに乗り換えですが9月は自家用車などで入る事が出来ます。知床のウトロ近くで海に流れ込む川が岩尾別川でこの近くにもヒグマが出る事があるそうです

知床五湖フィールドハウスまでは舗装されて道幅も広い道です

知床五湖フィールドハウスの分岐を過ぎてカムイワッカの滝に向かう林道の様子です

路面は非舗装ですがフラットなダートで走りやすいです。時期によってはこの道路は一般車は通行止めになります

林の中から少し開けた所に出てきました

かなり奥まで走って来ました。周りの人工物はガードレールくらいしか見えません

少し車を止めて車内から海の方を撮影したものです

カムイワッカの滝に着きました。道路の横に車を止める所がありちょうど止まられたのでおいて観光です。カムイワッカの滝はお湯が流れる滝として有名で、道路か見えるのはこんな感じです

滝は岩場をなめるように流れていて温泉に入るには登っていく必要があります

この写真のように所どころ溜まっているところがあり、気温や水量で適温となる場所が変わるみたいです

少し登って入り口を撮影した写真です。右側に少し人がいる所から登り始めます。正面には道路のガードレールが見えます

所どころこのように急な岩を登るところがあります

この日は雨の後だったので水温が低く入浴する場所はありませんでした。でも川の水というよりはぬるま湯という感じです。ここから先は危険なので登山装備などをした人以外の一般の人は立ち入り禁止でした。硫黄山への登山は道路から4時間程でいけるそうで、登ってみたいですね

知床公園線はカムイワッカの滝から先は一般車通行止めになっています。その先もこのような形で道は続いていて、この奥には漁業の番屋があります。また、登山などの時は歩いて行くことは出来ます

カムイワッカの滝の所は少しの駐車場になっていて、車がとまっているのがわかります

カムイワッカの滝を登って帰りに硫黄山方向を撮影した写真です

カムイワッカの滝からの帰りに撮影した海の方の写真です。波もなく穏やかに見えるので知床の観光船が欠航というのが信じられません

遊覧船が欠航になったので時間があり以前にも来ているフレペの滝を見に行くことにしました。この知床自然センターはフレペの滝への散策路の入口にあり、すぐ近くに知床五湖の木道の入口もあります

自然センターの駐車場から散策路に入ると道は2つに分かれ、左はフレペ雄滝に、右はもりづくりの道となっています。ここは左に行きます

最初は林の間を行く気持ちの良い道ですが付近はヒグマの生息地で当たり前に出るので音などに注意しながら進みます

林の中の道を抜けると平らな草原のような場所に出ます

草原のようなエリアと行っても草丈は1m以上はあり、ヒグマなら充分に隠れるだけの高さがありますので注意が必要です

少し開けた場所から知床連山の方向が見えたので撮影した写真です。少し雲が多くて残念です

フレペの滝の展望台から撮影した写真で向こう側の崖が見えています。 この右手のへこんだところから滝の水が落ちています

滝の部分を撮影したもので岩の色が少し変わっているのが水が出ているところです

滝の所の入江の写真で観光船はこの入り江へ入り下から見上げます。海もそんなに荒れていないので観光船が欠航というのは本当か?と思いました

フレペの滝展望台から散策路に戻ります。ここはフレペの滝の真上部分で左側の柵の先は下りとなっていて、そこから滝になっています。滝と行っても岩の間から染み出る水なので上には川はありません

来た道とは違うルートで戻ります。山の上には宇登呂灯台が見えます。町の名前はカタカナで「ウトロ」になっていますが灯台は元の宇登呂のままです

散策路と灯台への道の分岐点に来ました。灯台に行っても良かったのですが公開はされていないようなので駐車場へ戻ります。少し雲が晴れて知床連山が見えてきました

ひと通り開けた所を歩いて戻って来ました。ここからは林の中の道を行きますが駐車場までは登りの道になります

帰りの林の中の道で少し開けた所に出てきました

帰りに「もりづくりの道」をぐるっと回ってみました。両側の草が茂って見通しが悪い道で曲がった途端に心臓が止まるかと思いました

どう見てもヒグマの様に見えたのですが単なる黒い切り株でした。そのほかはあまり写真を撮影する場所はありませんでしたが、遠くの知床連山が良く見える場所で一枚撮影

散策のスタート地点の自然センターまで戻って来ました

プユニ岬はウトロから知床横断道路の途中にある場所「プユニ」とは「穴のある所」を意味するアイヌ語に由来していて、ウトロの眺めが良い場所ですが、道路が狭く観光する事が出来ませんでした。しかし道路改良で新道が完成し旧道はそのまま残され駐車出来るのでそこに車を止めてウトロの街を眺めた写真がこれです。大きなオロンコ岩が見えます

街中をズームして撮影してみました。大きなオロンコ岩とその横にはゴジラ岩が見えます

ウトロの街に戻ってきてオロンコ岩に登ってみました。かなり急な階段を登りウトロ港を撮影しました

ウトロ漁港とは反対方向の港を撮影した写真で、奥には知床半島が見え手前には観光船が停泊していました

岩の上はそこそこ広いエリアで階段を登った所から見えるように看板がありました。知床の野生生物のオオワシかオジロワシにどちらかがあしらわれています

オロンコ岩の一番奥から撮影した写真で知床半島と遠くに知床連山が綺麗に見えています。右側にある白いホテルがちょっと景観を台無しにしていて残念です。もう少し溶け込むような色なら良いのですが

オロンコ岩から見下ろしたゴジラ岩です

今晩の宿はレストランなどがないので近所のコンビニで夕食と翌日の朝食を買ってチェックインです。宿の共用のリビングは海に向いていて夕陽が見られるような開放的な窓があります

キッチンもあり自由に料理などをして食べられる宿です

部屋からも夕日が見られるのですが宿のすぐ横に「夕陽台展望台」という場所があり数分で行けるのでカメラだけもって出かけました。着いたときはまだあかるくウトロの港全体を撮影

そして陽が沈んできたときにオロンコ岩に沈む夕日を撮影

夕陽を撮影した後は宿に戻ります。部屋について翌日の午前中の知床五湖の地上歩道のガイドツアーの確認をしてから夕食。今回の旅の目的の観光船が欠航になり一日目にサンゴ草を見てしまったので翌日の観光の練り直しです。この辺りは何回か来ているのですが、知床横断道路を通り羅臼から摩周湖・屈斜路湖を経由して女満別空港に戻る事にしました。

(2)2日目の行程
天気予報では雨の可能性はなかったのですが起床して一番に天気が気になったので窓を明けて外をみました。曇っているけど雨は大丈夫そうです。下を見るとエゾ鹿がいました

この日は知床五湖の地上歩道の散策です。時期により歩けない期間がありますが、今の時期は大丈夫です。集合はウトロの町中ですがツアーの後に知床横断道路で移動するので現地集合にして貰いました。そのツアーの集合の前に前日にうまく撮影できなかったフレペの滝に寄っていくことにします

自然センターの前にはエゾ鹿が団体でいました。野生のエゾ鹿ですが耳にタグがついているのが何頭かいましたので調査対象か管理されているかのどちらかですね

朝の時間帯で陽の当たる方向が違うので滝の部分が良く見えます。前日は違って緑色の苔が付いている所に水が流れているのがわかります

フレペの滝の展望所から入江を見ました。この日も海は穏やかの様に見えます。左側の突き出た半島はそんなに急ではなく歩いて行けそうですが立ち入り禁止となっていました

地上歩道はガイドツアーに申し込んでいるので集合時間前に高架木道を少し歩いてみました。お約束の看板を一枚撮影

知床五湖の高架木道から知床連山を撮影しました

木道はこの写真でわかるように地上より高くなっていて電気柵などがありヒグマの侵入を防いでいるので、ヒグマの活動期でも自由に歩くことが出来ます

知床五湖の地上歩道はヒグマとの遭遇率が高いので歩ける時期が限られます。その歩ける時期であってもガイドと一緒のみの期間と自由に歩ける期間がありビジターセンターで所定の時間の講習を受講してでなければ歩くことができません。この時は自由に歩ける期間でしたが色々な説明が聞きたいのでガイドツアーに申し込み散策をしました。自分で歩いていたら気が付かないヒグマの痕跡などを見つけて説明が聞けたので良かったです。実際に歩いたルートはGPSで記録して地図に落としたものはこれです。スタート地点のビジターセンターから反時計周りに5湖→1湖と歩きます

右下のギザギザしているところがビジターセンター。反時計周りに歩く

また距離や時間などのデータ解析した物はこれになります

それでは実際に歩いたときのルートに沿って写真で紹介します。地上歩道に入るには講習を受けてからでなければ入ることが出来ず、その講習会場の出口が唯一の地上歩道の入り口につながっています

地上歩道は特に整備はされていませんが、歩いた後がけもの道の様になっていますが、湿原のような所では歩きやすい事と荒らしてしまうのを防ぐために木道が敷かれている場所もあります

完全に森の中の道という所を進みます。ヒグマの活動期ではないとは言え少し怖いですね。ガイドの方は無線機を持っていて情報のやり取りをしています

わずかにけもの道のような踏み跡がある所を進みます

この辺りはも苔が地表を覆っているので保護のための木道になっていました

自然のままに任せるので倒れた木もそのままになっていて、根っこの様子が芸術的です

少し開けた所を歩きます。土の部分が掘れているので保護のために木道になっています

倒れた木はそのままになっていて、苔が生えて徐々に分解が進み土に還り次の命につながります

ガイドツアーの良い所は見落としがちの物を説明してくれる事で、これはホコリタケというキノコでまん中の穴から胞子を飛ばすらしいです

高い木の上の方にヒグマの爪痕がありました。歩く方向から後ろを振り返った方向にあり、ガイドツアーでなければ通り過ぎてしまう所です

最初にたどり着いたのは知床五湖。地上歩道は五湖から一湖へ向かって進みます。短縮コースもありますが全体を歩いてもそんなに距離はないので長い方のコースを歩くのをお勧めします。ガイドツアーは当然のことながら長いルートです

五湖から四湖の間は少し木々の間があいた道で少し明るい

四湖の端に到着し木々の間から水面が見えてきました

周りを森に囲まれている湖なので風の影響がすくなく水面が鏡のようになっていて映り込みが綺麗です

水面への映り込みが綺麗だったので知床連山を入れて再度撮影

水面をアップで撮影しました。紅葉の時期には少し早かったのですが、かすかに紅葉している木々が見えました

地図だと名前がついていない湖がありますが降水量にもよるようです。奥の方に少し見えるかと思いましたが水はなさそうでした

ちょっとしたピークを越えて地上歩道は続いています

知床三湖は比較的大きい湖で、地上歩道はぐるっと回り込むように池の周りを3/4周ほどしています

湖畔に少し紅葉している木がありました

湖が大きいだけ風の影響を受けるので湖面は少しさざ波が立っていて映り込みはイマイチです。遠くには知床連山が見えています

この場所からの知床三湖は歩道が少し高くなっているので俯瞰する感じです。木々の間からか紅葉した様子が見えていました

この知床五湖の地上歩道では食べられる美味しいキノコもたくさん生えるそうです。ここに生えていた大きなキノコは舞茸です。スーパーなどで見かけるのは栽培で天然物はこういう形で生えているそうです。しかし国立公園であり一切の採取が禁止されていて、いつも残念に思っているそうです(ガイドさん談)

大きい天然物の舞茸

先ほどのポイントから少し歩いたところは木の間があいて湖面が良く見えるようになりました

知床三湖の横を歩いていますが道は少し高いところを進みます

木々がなくなりまた湖面が綺麗に見えて来ました。風が弱くなったので湖面に対岸の木々とその向こうの知床連山が映り込んでいます

少しアップで知床連山の映り込みをさらに強調してみました。

ヒグマの足跡がありました。近くに歩いた人の足跡があるように下を見ながら歩いていなければ見つからない足跡です。これもガイドツアーならの利点で、ガイド仲間で情報共有が出来ているのか教えてくれました

知床五湖の自然歩道にあったもの

土の上の足跡はわかりずらいですね。仕事をしていた時の職場の事務所の道路にも残っている事があり、それは見やすいんですけどね(職場での撮影)

知床ではなく帯広の職場の事務所の所で撮影

二本の木の間からまだ三湖が見えています

ここで白いキノコを見つけて説明してくれました。別名は『殺しの天使』と呼ばれる猛毒のドクツルタケだそうです

猛毒のキノコ

その近くにかなり大きなキノコの塊があり「アカヤマドリタケ」というキノコらしいです

知床三湖を回り込む所では少し森の中に入ります

知床三湖と二湖はつながっていて川の様になっているので橋が掛かっていて、その橋が見えてきました

ぐるっと回り込んで先ほどまでは反対から知床三湖を映した写真です

反対から見えた中島を反対からまた見る事ができました

知床三湖と知床二湖はすぐ近くです。その途中にキノコが生えている木がありました

三湖と二湖は川でつながっています。その川を渡るポイントがココです

知床二湖が木陰から少し見えてきました

この辺りの知床二湖は島が出来ていてそこには大きな木が育っています。奥には知床連山が見えています

地上歩道は国定公園の中であり世界遺産地域の中でもあるので基本的に何もしていない所が多いのですが、何もしないと歩くことによって自然が失われる恐れのある所には最低限の対応がされています

知床二湖の最後に見えた地点からの湖で、しばらく森の中を歩き一湖へ向かいます

二湖から一湖へ向かう途中の散策路で林の中を行きます

木々の間から知床一湖が見えてきました

地上歩道を歩いて最後に知床一湖を最後に見て、この後は高架歩道に移動します

地上歩道を歩いてきて最後は高架歩道を歩きスタート地点に戻ります。その高架歩道に上がる階段がここで、逆に降りてくる事が出来ないような構造になっています

先ほどは地上から見た知床一湖を高架歩道から撮影しました。高さが違うので見え方が違ってきます

知床連山も雲の下に見えています。雲の白さが残念ですね。青空だったらもっと良かったのですが

知床五湖の地上歩道では幸いなことにヒグマに出くわさず、足跡と木に残った爪の跡だけでした。クルーズ船からのヒグマウォッチングが駄目になったのでがっかりしていましたが、岩尾別川で鮭ハントをしているのを見る事が出来ました

ズームして更に中央部を切り取ってみました。親子の様に見えますがどうなのでしょうか

ウトロから羅臼に抜ける知床横断道路を走りちょうど真ん中の知床峠で停車し写真を一枚撮影しました。天気が悪くなってきて雲が掛かってしまいました

峠からの下りの道で毎年冬の時期は雪で通行止めになり路面が荒れているかと思ったのですがとても綺麗な道でした

北海道でよく見かけるのがこの牧草ロールで、乳牛などの冬の食料として貯蔵するために秋ごろからたくさん作られます。昔は刈った草はサイロに入れ下から使っていましたが、サイロの老朽化と機械化により牧草ロールが増えました

開陽台は360°見渡せ地球が丸く見えると言われる展望台で、駐車場からすぐの所に展望台があります

天気はいまいちでしたが遠くまで見る事が出来ました。平原が続き海が見え、その向こうは国後島でしょうか?

展望台から下に看板がありました。そこには地球が丸く見えると書かれています

羅臼でお昼を食べる予定でしたがどこもいっぱいで待ち時間が多くやっとたどりついたのがこの開陽台の展望館でザンギの入ったカレーを昼食にしました

モアン山は山の上に『牛』の文字が書かれているのが有名な山で何回か来ていて冬の方が文字が良く見えます。モアンはアイヌ語で静かな川を示す言葉らしいです

摩周湖は道道52号線の展望台が有名です。それは通り抜けが出来るためで、この裏摩周展望台は道道150号線の終点になるからです。でもモアン山⇒展望台⇒神の子池というルートをたどる場合は駐車場が無料なのでお勧めです

裏摩周展望台からも摩周湖の中にあるカムイシュ島が見えます。左側の盛り上がった半島はカムイヌプリ山です

表側の展望台と違うのは少し距離があるのと手前の森で湖面が見にくい事ですね

神の子池は道道1115号線から奥に入った所にある神秘的な池で、そこから流れ出た水は小川となり斜里川となりオホーツク側に注ぎます。駐車場からは板張りの道を歩いていくことが出来ます

池は透き通っていて下は青く見える神秘の池です

池はぐるっと一周回ることが出来、ここからの池が一番青く見え水中に沈んだ木も良く見えます

ぐるっと回って流れ出しの川の所から撮影した写真です。この写真の向こうから手前に向かって川は流れています

道道1115号線から国道391号に移動して屈斜路湖を目指します。その途中で釧網本線を渡る所があり、その場所で撮影しました

野上峠の少し先で見通しが良くなった場所から屈斜路湖と摩周湖の間にある活火山の硫黄山(アトサヌプリ)が見えます。ここは噴気があがるすぐ手前まで行くことが出来、昔は硫黄の採取が盛んでそれを運ぶ鉄道も敷かれていました

屈斜路湖の周りを走る道路で、立ち寄っても良かったのですが時間の関係もありぐるっと回って行くことにします

美幌峠の展望台から見た屈斜路湖で、大きな中島が見えます

中島が見えた所より右側を撮影した写真で展望台の先は落ち込んでいるのがわかります

美幌峠にある展望台の表示ポールです。全く同じものではないと思いますが、ここで同じようなポールのまえで50年前にも写真を撮影していました

道路にある何でもない表示版ですが、ここに知り合いの牧場があり50年前の北海道旅行で泊めてもらいました

旅行の帰りに空港に着いたときに撮影したターミナルビルです

夕食の時間帯は機内になるので搭乗前に空港のレストランで海鮮丼を食べる事にしました

食事後にまだ時間があったので展望デッキから空港を眺めました。ちょうどAIRDOの機材が出発準備をしていました

時間になり搭乗待合室に入り搭乗ゲート前の表示板を撮影しました。まだ1時間の待ち時間があります

やっと搭乗時間になり機内に乗り込み撮影した写真です。左にはANAのDHC-8がいました

いつものように女満別空港を離陸する動画を撮影しました

夜間の飛行で地上風景が見えず羽田も天気が悪く着陸直前まで何も見えず、見えたのはD滑走路の上を通過しているところでした。この着陸の様子も動画に撮影しました

早朝の出発で帰りも夜遅くなるので羽田空港までは自家用車で来ていたので到着フロアの1階から出発階の3階に来ましたが、すでに出発便は終わっていて寂しい雰囲気でした

自宅に戻ってこの旅の間に記録したGPSデータを地図に落としてみました

【5】まとめ

・知床クルーズは当日に海が荒れるとの予報で欠航で乗船できなかった。
 現地ではそんなに荒れてなく「何で!」と思ったが、2022年の知床遊覧船
 の事故のニュースを見て安全第一で運行していたので結果的によかった
 のかな?
・ヒグマは岩尾別川で道路から見る事が出来た(でも仕事の十勝ではもっ
 と近くで見ているけど)
・知床地上歩道はガイド付きのツアーに参加して正解だった。
・サンゴ草の紅葉は一時期は絶滅の危険だったが地元の方の努力で復活し
 見事だった
・行き当たりばったりの部分は見残していた「神の子池」を見に行くこと
 が出来た
・レンタカーとしてNOTEのe-Powerを借りたが48時間で4000円と格安だった
・この旅で掛かった費用は次の通りです

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