見出し画像

週末旅をお勧め(47回目):どこかにマイルで日帰り小倉&門司の旅

47回目の投稿は小倉と門司です。両方ともに旅行した事がありますがJALのマイルを使った『どこかにマイル』で候補地が「函館・長崎・鹿児島・北九州」が候補にあがり、日帰り旅なのですべての行先は公共交通機関で回れるので申し込みをしたら北九州になりました

【1】今回の旅の目的

貯まったマイルを使って初めての『どこかにマイル』を使って旅をする事と、北九州の「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」を見て、前に改修工事中で見られなかった門司港駅を見ることです

【2】小倉・門司への旅の計画(移動・宿)

移動:羽田⇔北九州の航空券はJALの『どこかにマイル』で手配
移動:公共交通機関を利用する
宿泊:日帰り旅なので利用しない

【3】おおよそのルート

1日目:羽田空港(08:00)→JAL373→(09:50)北九州空港→小倉→門司港→
  官営八幡製鉄所→小倉→北九州空港(21:20)→JAL378→(22:45)羽田空港

【4】小倉・門司旅行の写真レポート

朝の8時の便でそんなに早くはないのですが空港のJALラウンジで朝食を食べることにしてその時に空港を撮影。冬で日の出が遅いのでオレンジ色に染まるJAL機と富士山が見える

どこかにマイルでも座席指定ができるので富士山側にしていたので楽しみである。搭乗時刻が近づき搭乗口に行く

搭乗して羽田空港を離陸するときの動画を撮影

しばらく飛行して富士山が近づいてくる。この日は天気が良く山頂の火口が見えるアングルでいい写真を撮影することができた

羽田から北九州空港に向けて飛んできたJAL373便は右ターンし南から北九州空港に着陸します。左に刈田町が見えてきた後に空港に近づくと海上空港というのがよくわかる連絡橋が見えてきました

タッチダウン直前にスターフライヤーの格納庫が見えてきました

この北九州空港に着陸する時の動画を撮影しました

今回の旅は日帰りなので公共交通機関を使って効率的に動くので、北九州空港からは連絡バスで小倉駅まで移動する。小倉駅が近づいてきたところで海岸線にある製鉄所が見えてきました

小倉駅に着いた後、まずは門司港駅まで移動する。883系ソニックの回送列車が反対のプラットホームにいた

乗っていくのは10時55分の門司港行き

門司港駅は終着駅で頭端式のホームになっていて車止めにSLの動輪があった

改札を出た後は大きな屋根の下。前に来たときは改修工事中で工事の仮設屋根の下の通路を歩いて外に出たが、これだけ大きな空間があったとは

改修工事が終わって全体が見られるようになった門司港駅。とても立派な駅舎で2Fはレストラン

旧門司三井倶楽部は門司港駅の駅前広場の前にある建物で、三井グループの社交倶楽部として建てられた洋館です

バナナマンは門司港のレトロ地区にある人形です。お笑いのバナナマンとは関係なくこの門司の地区がバナナ輸入の拠点でバナナのたたき売りの発祥の地だからです

門司港の古い建物と近代の建物が一緒に見られる所で撮影しました。ブルーウィング門司の橋に展望台があるビルに旧門司税関の煉瓦造りの建物です

ブルーウィングもじは片側に柱がありつり橋上になっている橋を撮影しました。この橋は可動橋で開く時間があります

インスタに投稿してもらうための「映え」の為に設けられたのでしょうか?

門司港レトロ地区から関門海峡の方へは観光列車「潮風号」がありますが、平日は運行していないので歩いて行くことにしました。また途中にあるこの甲宗八幡神社にも寄ることも目的の一つです。この写真は道路から撮影したもので、鳥居が二つと神社への石段が見えています

一之鳥居をくぐって石段の上の二之鳥居を見上げた写真です。 この二之鳥居は出光興産の創業者により建立されたものだそうです

石段を登り二之鳥居をくぐると拝殿が見えてきます。今の拝殿は戦災により消失した拝殿に変わり昭和33年に武道場を移設した建物だそうで、神社とは少し変わった形です

南隅楼と筆立山稲荷神社を撮影したもので拝殿の右側にあります。稲荷神社の特徴として赤い鳥居が並んでいるのがわかりますね

門司の関門海峡大橋やトンネルは「めかり公園」の所にあり、その名前の由来はこの和布刈神社でかなり手前にある鳥居です

門司港レトロからめかり公園の間の観光路線はこの日は運行してなかったのですが、道路が横切るようにトンネルがあったので撮影しました

下関と門司を結んでいるので1文字づつ取って関門海峡大橋で橋の塔部分は海にほとんど入り込んでなく船の通行に支障がないようになっています

橋の下の海岸線の所は遊歩道になっていて下から橋を眺めることができます

関門海峡大橋の下をくぐった先は和布刈神社の実際の敷地の所の入り口で鳥居のように石の柱が2本にしめ縄をわたしてありました

神社の拝殿を撮影したもので、後ろは関門海峡です

海の中に灯籠があります。この辺りは干潮になった時に和布刈神事として旧暦の元日の朝に干潮の時に3人の神職がここに降りてワカメを刈りとり神前にささげて航海の安全・豊漁を祈願するのがあり、その場所になります

神社から人道トンネルの入り口の建物にあがるところにも鳥居がありました

関門海峡は歩いて渡ることが可能でまずはエレベータで地下まで降ります。その門司側の入り口の建物です。自転車やバイクも押していけば通れますが有料です。歩いていくなら無料で通れます

エレベーターで降りた後にトンネルのスタートポイントで下関側を撮影。遥か先に下関がある

関門海峡の中間部分の海中より下のトンネルに県境があり、またがって撮影してみました

山口県に歩いて渡り今まで歩いてきた道を振り返って撮影。向こうは福岡県の門司という事がわかります

海底トンネルを歩いて渡りエレベータで地上にあがった所には門司側と同じように人道トンネルのエレベータがある建物があります

下関側から見た関門海峡大橋です。逆光でうまく写っていません。さらに右側に歩いて行けばよいのでしょうが後ろの予定があるので我慢します

下関側の人道トンネルの所は壇ノ浦の古戦場でそこには壇ノ浦砲台跡があり、砲台が展示されています

関門トンネルを歩いて下関に渡り再度トンネルで門司に戻って門司港駅まで歩く途中に下関側の風景を撮影したものです

開く時間に合わせて戻ったつもりが少し遅れてしまい開ききったタイミングになってしまいました

かつて大連と門司港は国際航路で結ばれていて、欧州までのルートの一つになっていました。その関係で大連市と友好都市を締結しその15周年記念にロシア帝国が大連市に建築した東洋鉄道汽船事務所の建物を複製して建築した建物です

明治時代に造られた門司税関の建物で昭和初期まで使われていましたが今は観光施設となっています。外観の赤煉瓦は平成になって特注して造り補修されました

羽あげ橋が閉じる所を旧門司税関の所で撮影しました

ブルーウィングもじの正面にある建物で1Fにはカフェなどが入っています

昼食はここで有名な焼きカレーの定食を食べました

焼きカレーを食べた後はブルーウィングもじが閉じていたのでそれを渡って戻ります

渡り終わって跳ね橋の支柱と中央に見える門司港レトロ展望台の建物を撮影しました

旧大阪商船は大正時代の煉瓦造りの建物で日本遺産に認定されています。いまはギャラリーなどになっています

門司港レトロに関門海峡を楽しんだ後に再び門司港駅に戻ってきて駅舎を撮影しました。近くに九州鉄道記念館があり「鉄ちゃん」なら見逃せないのですが前に来た時にじっくりと時間を書けて見たので今回は省略です

駅構内の切符売り場も古い時代の形に復元され窓口に自販機がうまく埋め込まれていました

トイレにある幸運の手水鉢です。大正3年の門司港駅の建設当時からあり戦争中の貴金属供出からもまぬがれ今も当時のままあるとの事です

門司港から次の目的地は鉄道でスペースワールド駅に移動。この駅には世界遺産に登録されたものがあるので散策します。スペースワールドは無くなってしまいましたが駅名はそのままですね

官営八幡製鐵所旧本事務所の所までは鉄道の線路があり、展望スペース前の線路と貨物を撮影したものです

世界遺産『明治日本の産業革命遺産』で登録された構成のひとつであり、明治32年に建築されたイギリス式の赤煉瓦の2階建ての建物で、残念ながら遠くから見るしかできません

東田第一高炉跡は日本初の本格的製鉄所で最初に火入れされた溶鉱炉がここで、その後改修を受けながら昭和37年まで使われていました。この写真はトービートカーで製鉄場で精錬された銑鉄を流し込んで溶けたままに運ぶ特殊な貨物列車で内側に耐火煉瓦の張られたもので、その牽引機関車と一緒に保存されています

高炉を撮影したもので、この撮影している所に溶けた銑鉄が流れて来て下にある列車に落ちていきます

高炉を外から撮影したものです。塔の上にある1901はこの地で最初に創業した時の年号です

転炉が置かれていました。転炉は銑鉄にくず鉄や生石灰を入れて酸素を吹き込み鋼鉄を造るものです

熱風炉で3基がワンセットとなっていてガスを燃やし熱風を高炉に送り込む役目を果たしていました

スペースワールド駅からの散策を終えて駅に戻ってきました。九州は貨物列車での輸送が多く小倉に帰る電車を待っているときにED76牽引の貨物が貨物線を通過していきました

小倉に戻る電車がやって来ました。懐かしい115系ですね

スペースワールド駅から小倉駅に戻ってきたときに小腹がすいたので懐かしの駅の立ち食いがプラットホームにあったので間食をしました。かんばんにある「かしわうどん」を食べましたが美味しかったです

小倉駅からモノレールで2駅の旦過で降りたところに小倉の市場である旦過市場があり、その入り口の写真です

夕方になっているので市場の中のお店は閉店しているところが多かった

旦過市場の反対側の入り口で中を抜けてきたことになる

旦過市場は紫川の支流に沿ってあり、出たところで撮影してみると川に張り出しているようでちょっと不安定な造りですね。中にいるとわからない所ですね

旦過市場から小倉城に向かう時に柴川の対岸から城が見えたので撮影したものです

柴川に架かる勝山橋から河口方面を見ると高架橋に新幹線のレールスターが通過し下に普通列車がタイミングよく通過して、その向こうに八幡製鉄所の大きな煙突が見えたので北九州の象徴的な風景として撮影しました

小倉城の北側にある小倉祇園八坂神社で鳥居のある入り口と楼門の入り口があり、こちらは一之鳥居側の入り口です

一之鳥居を抜けた先には猿田彦社(庚申堂)があります。実際にはこの楼門の左側にありますが昔は拝殿の横にあったそうです

神社の拝殿で正面に小さな屋根がある入母屋造りの大きなものでした

八坂神社のもう一つの入り口の東楼門を内側から撮影したものです

東楼門を外側から撮影したものです。撮影しているポイントは橋の上です。八坂神社は小倉城のお堀の内側というような場所にあります

八坂神社にお参りした跡は小倉城です。 時間的に天守への入場時間が過ぎてしまっていたので、お堀の外側から全体を撮影するだけにしました。夕方の日没が近い時間で雲が少しオレンジ色に染まっていました

明治に歩兵第十四連隊が小倉に設置され、その場所が小倉城の「松の丸」跡に置かれ司令部も置かれていて、その煉瓦造りの正門が残されています

小倉藩沖の「白洲」は遭難が後を絶たず、この難所から船を守るために私財を投げうって灯台を造りました。その造った岩松翁をたたえるために、白洲灯台を模して設置されています

香春口三萩野駅から小倉駅まで北九州モノレールに乗って移動するときにちょうど銀河鉄道999塗装の車両がやって来ました

小倉駅に到着してまずは夕食です。北九州空港のレストラン情報を調べていなかったので、ここで食べておかないと羽田空港到着はかなり遅くなるので駅ビルの中で食べました

食事後は少し熱くなったので外に出てみました。小倉駅には銀河鉄道999の星野鉄郎とメーテルが座っているベンチがありました

銀河鉄道のベンチの横には宇宙海賊キャプテンハーロックの像がありました

年末でクリスマス前の時期でイルミネーションもありました

駅前のイルミネーションを撮影しました

小倉駅と書かれた看板などを探したのですが見つかりませんでした。下から見上げた時にそれらしいのが見えましたがホテルとかの名前かも知れません

日帰りで小倉と門司の散策を終えて北九州空港に戻ってきました。ターミナルビルに空港名がシンプルに書かれた建物でした

ターミナルビルに入った所にある案内表示の所にもメーテルがいました。メーテルに導かれて飛び立つ先はどこ?

展望デッキに出て空港を撮影しました。しばらく待っていると羽田からのJAL379便の737-800がスポットインして来ました

セキュリティを抜けて搭乗口を撮影しました。 搭乗待合室もすいていて乗客も少なそうでした

定刻になり搭乗し機内からエプロンを撮影しました。向こうにはスターフライヤーの機材が駐機していました

離陸の滑走路で加速中に左側にターミナルビルが見えたので撮影しました

羽田へのJAL378便は滑走路36から離陸し羽田へは右ターンして向かいます。 その右ターンが終ると宇部の市街地の夜景が見えてきました

この北九州空港を離陸する動画を撮影しました

羽田空港に近づいたときに夜景がきれいだったので撮影

そして夜間の首都圏の夜景を見ながら着陸する動画を撮影

自宅までは駐車場から車なので出発階の3Fに上がると出発便はすべて終わってさみしい感じでした

動いているのは無人掃除機が淡々と動いていました

自宅に戻ってGPSで記録したログを地図に落としたのはこれです

【5】まとめ
・前回の旅で乗れなかった門司港レトロラインは平日は運行がなく乗れ
 なかったのは残念
・前回の旅の時は補修工事で見られなかった門司港駅は補修工事が完了し
 色々な姿を見ることができた
・前回も福岡⇔山口を歩いて往復したが、今回も歩いてみて県境をまたいだ
 写真を撮影できた
・明治の産業遺産で世界遺産に登録されたのを見に行ったが遠かった
・この旅でかかった費用は次の表の通りです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?