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悟りをひらいた5才の春

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5才の春 人に見えない秘密基地で隠れて下界の人々を眺めるが好きだった。

そこで、ふと。。。

あー。。。この世界に意味のあることなんてないんだよなぁ。。。。。。。ここは地球で星でみんな生き物で。。。ただ生きてるだけなんだよなぁ。。。人のやることってぜんぶ意味がないんだよなぁ。。。幼稚園に入ったり小学校に入ったりいっぱい意味のないこと、これからずーっとしなくちゃならないんだぁ。。。。。。。どうしよう。。。。意味なんてないのに。。。

途方に暮れたことをよく覚えてる。

この考えがあったらこの世界でこれから生きられないと思って幼児ながらも封印したんだと思う。封印しきれず心のどこかでずーっと、無意味なことをしていると思って生きてきた気がする。

早く修道院に入りたい。仙人になりたい。シンプルに静かに暮らしたいと思いながら、周りに合わせて生きてきたんだなぁ。。。

苦労の連続で生きづらさで生きてきて、45才でもう一度悟りを思い出せた時、やっと5才の私ともう一度一つになって、私は私に戻り始めた。

5歳から、合わせて合わせて生きてきたから何もかもがめちゃくちゃだった。やりたいことも人の数。友達の種類も人の数。結局自分がどこにもないような。

私はこの3年。友達知人をほとんどゼロにしてみた。そして人のためにやってきた仕事もやめてみた。何もかもを捨ててみた。そして自分が好きそうな得意そうで簡単そうな楽な仕事を見つけて就職してみた。

そして一緒に人生を戦ってきた母が亡くなって、本当に独りになった。

母がいなくなったことがとても寂しい。でも独りは寂しくない。そんな日々が流れている。5才の私が心地よく感じていた静かで意味のないことをしないのんびりとした暮らしが流れている。

今思えば、意味のない世界で唯一、母を助けることが意味となって、これまでの人生をなんとか生きてこれたのかもしれない。

本当は仕事もあまり楽しいと思っているわけではないけど、仕事をしないで家でお金を稼ぐ方法もやっていたこともあるが、結構大変で、稼ぐために好きじゃないことを取り入れなくちゃならなかったりするのがかなりストレスになる。それぐらいなら楽な仕事を見つけて最低限稼いで、自由な時間をしっかり持てたほうが楽かもしれないって思ったのです。

かといってやっぱりこの世界の暮らしに合わせて交際するのがどうも楽しめないのは事実。やっぱり悟りの仙人みたいなのんびりとした精神で暮らしたい。でも変わり者って言われるのもめんどくさい。いちいち説明するのもめんどくさい。

ん〜。。。。適当に楽な仕事をして自由な時間をしっかり確保しながら、いちいち人に共感を求めずにこっそりと、私の心は仙人かご隠居さんのように生きたらいいんじゃないかと思ったのです。自由な時間以外の仕事中だって心は自由。私は私の世界で生きていればいい。

今は仕事も自分が好きそうなことを優先で選んだとっても楽な仕事なので、まぁそうは言っても人間関係色々あるけど、そんなのどの世界に行っても同じ。得意なことで楽に働けることが気に入っています。まぁまぁ貯蓄のできるお給料をいただいて、休みもしっかりあります。この世界って無意味なことは多かれど、この楽して何々っていう部分は選びようによっては使えます。楽して最低限稼ぐっていうくらいならとっても簡単にお金をいただける。大きな成功や名声など求めたら、それはキリがなく苦労も多いかもしれない。でもシンプルに暮らすためにちょっと稼ぐのなら、とても簡単に稼げます。そこは利用しようというズル賢い仙人である(笑)

こうして私は今、楽してお金を最低限稼いで、あとはのんびりご隠居生活をしようと思っています。それが今でき始めていて、とてもとても気持ちが楽で、疲れなくて、地球の美しさや、景色の移り変わりや、自分の心に流れる哲学を想ったりして本当に私が意味を感じられる時間を過ごせています。なかなかわかってもらえる人がいないけど、そんなことはかまわないのです。

5才の私、40年も本当にお疲れ様でしたね。よくがんばったね。やっと夢が叶ってのんびり仙人生活、ご隠居生活をやってみようね。またこっそりと人に隠れてやってみよう(笑)人に説明することほど面倒なことはない。

もっと自分を信じよう。

私が幸せを感じること。

そうしたらこの美しい星に生まれた喜びが流れだす。

こっそりご隠居暮らし。試行錯誤して作っていこう。

楽しみだわ。




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