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たいようのたべもの


スカイブルー!

雲ひとつない 真っ青な空のした

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湯気が もくもく 露天風呂

とろとろ お湯たちは
つるつる お肌にしっとり なじみ
湯面は たいようと たわむれる

たいようの ひかりは
ゆらゆら うねり
からだも 全身
虹色に ふちどられるよ

ひのきの 壁にも
ひかりが うずまき
ひかりの 影は
くるくる うねうね
それは まるで おおきな
おおきな ひかりの網(あみ)が
くるくる うずを
まいてるようで

その ひかりの網が すくうのは
お魚 ではなく 
はぁ〜!
しあわせな ため息たち

はぁ〜!
しあわせな ため息が 大漁です!

くるくる きらきら
しあわせの ため息を 
たっぷりと つりあげて
たいようは そのまま ぜんぶ 
たべちゃったとさ。

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おなかいっぱいの たいようは 池にピンクのアーチをかけたそうです。😁


夏場は足が遠のく温泉も、寒くなると ゆっくり入りたくなります。

美しい朝だったつい先日、地元のちいさな温泉にむかいました。朝早めの時間帯はひとも少なく、ちいさなヒノキの露天風呂にたっぷり日差しが ふりそそぎます。

湯気はもくもくと たちのぼり、真っ青な空に消えていきます。

湯面はきらきら!きらめいて、お風呂につかった全身に虹の光が踊ります。まるで美しい生き物のような その光に見とれていると、おばあさんがひとり、ゆったりとした足取りでやってきました。

(おばあさん)「まぁ、きれいななぁ! 朝はほんまに きれいなで。」
(じゆうな木)「はい😊」


おばあさんはゆっくりと、湯船に入ってきました。おばあさんのからだにも虹の光が踊りはじめます。朝の空気はつめたくて、湯気はもうもうと炎のように立ちのぼり、おばあさんのお顔もあっという間に見えなくなりました。

(おばあさん)「はぁ〜」

おばあさんの しあわせそうなため息も湯気といっしょに立ちのぼりました😁。

おばあちゃん子だったわたしは、かわいいおばあちゃんたちを見ると胸がきゅんとしてしまいます。そんなかわいいおばあちゃんたちをとりこにしてしまう温泉は、やっぱり最高だな、とおもいます。笑

源泉掛け流しのお湯はとろとろで、お肌はしっとり、からだの芯からあたたまります。そしていつも不思議なのですが、温泉につかっているとき、いろんな物語の断片や歌も湧いてくるのです。

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かなり久しぶりに 室内で越冬組のアロエのベラちゃんに水やりと葉っぱの汚れ拭き。
(ベラ)「あれ? じゆうな木ちゃん、お肌つやつや♡✨」
(じゆうな木)「そうなの、わたしも水浴びしてきたの😆♡」