見出し画像

超コミュニティ・商工会

先に断っておきますが、本記事に書いてあるような感じで誰でも必ず仕事が取れるわけではありません。

あくまでも可能性があるという程度に留めておいていただければ幸いです。


私はとある商工会に所属しています。

町には人が増えている印象を受ける一方、決定的な観光資源を見出していない印象があります。

商工会には自身の仕事を拡大させたい人、地域振興をしたい人が大勢所属しており、業種も飲食から工場までさまざまです。

実は商工会に物書きは少ないそうで、私が青年部に所属した際には「コピーライターさんが入った!」とあちこちで話題になったとのこと。同じ商工会では、今のところ私一人です。

正しくはコピーだけではないのですが、まあその辺は間違ってないのでOKということで……。

私が自己紹介していないのに「ああ、○○さんからお話はおうかがいしてます!」と知らないあいだに有名になっていました(笑)

地域の関りスゲー。


そんなこんなでいろーんなところで私の名前だけが歩いていたのですが、実はけっこう需要があることが分かりました。

代表的なものはプレスリリースと集客

先日Twitterのフォロワーさんがこうおっしゃっていましたが、まさにそのとおりです。

実はけっこうPRに苦戦されている事業者も少なくはなく「自分で書いても反応がない」と悩んでいる人も少なくありません。


コピーライターとして名前が有名になっていましたが、興味を持っていただいた方には「企画立案から取材、実行までやりますよ」と修正。あと実績も少々……。

その結果、企画段階から入り込んで結果的に実行部隊までやってほしいなんて相談が出てきたのです。

ときにはこちらから企画を持ち込むこともあり、1件はそのまま仕事になりました。


ここまでめちゃ簡単に仕事をとっているような印象を受ける方もいるかもしれませんが、その辺は商工会の特性にもよります。

黙っていて仕事が取れるケースはそうそうないものの、職員さんの熱量が非常に高く、会員さんのビジネスを本気で加速させたいという方だと待っていても仕事は来るかもしれません。

私が所属するところはどちらかというとそうではなく、自分の足で開拓する必要があるパターン。だから街中をうろうろしています。

もちろん、担当さんはとてもいい人ですので誤解のなきよう……。

ただ動いた分は「こんな人が同じ町にいる」と噂で広がり、どこかでご縁としてつながることもあります。

そのうえで、前に別の記事で書きましたが、時間と加入金・会費が割けるのであれば参加して損にはなりません。

最近はもっぱら地元のことをする機会が増え、全国的に応募者を探しているような仕事は減らしつつあります。

個人的にはそれぐらい需要はあると感じています。

が、商工会で活動するということはそれ相応の責任が発生すること、イチ経営者としての交渉能力やコミュニケーション能力が必要なこともお忘れなく。


それともうひとつ、ハッキリ言いますが、責任感のない中途半端な連中が介入してきても同業者や会員が迷惑するだけです。

だって商工会の加入事業者は本気の人ばかりなんですから、その人たちに水を差すようなことだけはしてはいけません。

商工会関連ではありませんが、上記の中途半端なヤツが残した、いわゆる敗戦処理を任されたこともありますが正直迷惑でしかありませんでした。

責任もってライター・物書きとして仕事をしたいのであれば、商工会への加入はアリだと思います。地元はどうなのか、見極めてからでもいいです。

戦える武器や過去の実績は持っていた方がいいですが、まだまだライターは表には出てこない仕事です。

自信がある方や本気で物書きで食っていきたい方、地域振興に興味がある方は参加してみると良いかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?