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美容師さんが語るクリエイターのプライド

昨日は所属する商工会青年部の総会があり、そのまま親睦会と2次会に参加。

普段は参加しないのですが、卒業される部員さん(青年部は45歳まで)がいること、たまにはお酒の席に行ってみようと思ったことから参加することにしました。

返ってきたのは午前1時でしたが、たまにはこういうのに参加しようと思える機会でした。

商工会と青年部に関してはこちら。


さて、私が所属する青年部には委員会制度があり、おのおのが商工会員のビジネス発展や地域振興のために動いています。

私は今期、研修を担当する委員会に所属することになったのですが、親睦会の席で委員長さんと隣の席に……。

その方は美容師さんで、私のちょうど1年前に青年部に入会されています。この記事では委員長さんと呼びますね、ややこしいので。

「久保田くんってライターやんな?普段なに書いてるの?」という確認込みの質問から始まり、あまりお話したことがなかったことを含めていろいろとお話をしていました。


ひと通りお話した後、委員長さんはしみじみと

俺らもある意味クリエイターやけど、久保田くんと違ってある意味オーダーは決まってる。短くしたり、巻いたり、色を入れたりってそれぐらいやん?簡単ちゃうけどな。
でも久保田くんは、ないところからモノを作り出すクリエイター。これから同じ委員会で活躍してほしいし、活動してほしいから同じ委員に選んだんやけど、俺が依頼するときは同じクリエイターとして敬意を表して依頼させてもらうわ。

と……。

考えたこともありませんでした。美容師さんがクリエイターという事実に。

そして我々のような「わかりにくい仕事」を理解し敬意を持ってくださっていたことにも驚きでした。


もちろんお酒の席でしたので、次に会った時には「俺、そんなこと言うた?(笑)」で返ってくるかもしれません。

周囲にはデザイナーさんもいて、なおさらそういうお話で盛り上がれたのではないかとも、今にして考えれば思うところはあります。

ただ、Webに疎いと言いながらも仕事に理解を示し、同じクリエイティブな仕事であることに共感していただけた事実は本当にうれしかったなと思う朝です。


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