見出し画像

金Jの京都が誘う

つい先日、Jリーグの4月以降の試合日程の詳細が発表された(※1)。

会場・キックオフ時間までが確定したのは2月~8月開催分。
横浜FCに限っていえば、ヘンテコな開催日も、国立DAYみたいな突拍子もない試合会場もほとんどなく、平和なリーグ日程に見える。

その中で面白いと思ったのが、第12節のアウェイ京都戦。
ゴールデンウイーク連戦が「金J」で始まるのだ。

これは京都vs.横浜FCに限った話ではなくて、J1・J2全試合の約8割が金曜日の4月25日に実施されるのだ。これはおそらく、次節を4月29日(火・昭和の日)にあてるため、なるべく多くのチームに中3日の休養を与える意図があるのだろう。

え?日帰りできないアウェイの「金J」なんて最悪じゃないか?
いやいや、実は比較的快適に京都観光を楽しめそうなタイミングなのだ。

一般的に4月の京都は混むといわれる。ただ、それは桜目当てに国内外から観光客が集まるということ。つまり上旬がピークだ。裏を返せば、下旬になれば花の季節が終わり、人出が落ち着くということではないだろうか。

若葉の萌え始める時期だ。サンガスタジアムへの道中は嵯峨野からトロッコ列車に乗り換えて、青もみじを愛でるのもいい。

また、ゴールデンウイーク直前というのも絶妙なタイミングだ。

カレンダー通りに仕事をしている方の多くは、有給休暇を連休の谷間を埋めるのに使い、連休をより長くしようと考えるだろう。
だから、あえてこの金曜日に休みを取って京都へ出かければ、多くの観光客の裏のスペースに飛び込むことができるかもしれない。

試合終了後(※2)、新幹線の終電には間に合わない。宿泊や深夜バスが必須となってしまうのは確かにデメリットだ。
加えてご存じのとおり、コロナ禍後の外国人観光客の急増で、京都は慢性的なホテル不足。宿泊費も以前より高くなってしまっている。
それでもサンガスタジアムのある亀岡であれば、ホテル争奪戦をある程度避けることができるだろう。

いや、現地に住む方々には鼻で笑われるかもしれない。この時期の京都もそんなに甘くないと。結局は実際に行ってみないとわからない。

そうだ、京都いってみようか。

注釈

※1:2025シーズンの日程(4月〜12月開催分)が発表【Jリーグ】
(2025年1月22日付)

※2:J1はVARがあるので、J2よりも試合終了が遅くなる可能性が高い。余裕をもって旅程を組まないと痛い目をみる(経験者語る)。

いいなと思ったら応援しよう!