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<心とからだ>乳児湿疹と赤ちゃんの正しいスキンケア


まだ本州は梅雨明けしませんが、たくさん汗をかく季節になってきました
娘も毎日、汗びっしょりで幼稚園から帰ってきます

子どもや赤ちゃんは新陳代謝がさかんで、たくさん汗をかきます

なかでも赤ちゃんについて気になるのは、夏になりやすい「あせも」をふくむ乳児湿疹ではないでしょうか

乳児湿疹の原因や赤ちゃんの正しいスキンケアを紹介します

乳児湿疹の症状と原因は?

乳児湿疹は、生後2週から1歳前後までの赤ちゃんの頭や顔、首など皮脂の分泌がさかんな部位にあらわれます

赤いポツポツや、黄色いかさぶたやフケでおおわれたものなど症状はさまざまです

乳児湿疹には4つのタイプがあります
1. 新生児挫創(にきびのような赤いポツポツ)
2. 脂漏性湿疹(頭皮や眉毛近くに黄色いかさぶたができる)
3. 外部刺激でおこる湿疹
4. あせも

1と2は、赤ちゃんのからだに残ったお母さんの女性ホルモンの影響で起こるといわれています。

3は、肌が乾燥して皮膚を守るはたらきが弱まるのが原因です。

4は、汗が肌に刺激を与えて起こります。
からだの面積が小さな赤ちゃんは、汗を出す穴が密集しているので、少しの汗でも汗まみれになってしまうのです。

乳児湿疹とアトピーとの違い

赤ちゃんに湿疹ができると、気になるのがアトピーとの違いです

アトピー性皮膚炎は、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返し、強いかゆみを伴います。ひじの内側や、足の付け根、ひざの裏側にも症状が現れるのが特徴です

乳児湿疹もアトピー性皮膚炎も、まずは正しいスキンケアをおこない、必要に応じて外用薬が処方されます

乳児湿疹の治療法

乳児湿疹は、生後2ヶ月ごろにお母さんの女性ホルモンの影響が弱まると、徐々に治るケースが多いです

症状が長引く場合には、かかりつけ医に相談しましょう
治療は、肌を清潔に保ち、しっかりと保湿することが基本です
さらに、症状にあわせてステロイド剤や抗菌薬などの塗り薬が処方されます

赤ちゃんの正しいスキンケア


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乳児湿疹は皮脂の分泌がさかんな部位にあらわれます
入浴のときは、よく泡立てた石鹸で、やさしくなでるように皮脂を落としましょう

赤ちゃんの顔を石けんで洗うのをためらう人もいますが、肌トラブルを防ぐには赤ちゃん用や低刺激の石けんを使って肌を清潔に保つことが大切です

とくに、首のしわの間や、わき、足の付け根、ひじやひざの裏はていねいに洗いましょう

湿疹の表面にかさぶたやフケがついているときは、ベビーオイルをコットンにしみこませてパックしてみてください。ふやかしてから洗い流せば、肌を傷つけずにきれいになります

泡をぬるま湯で流したら、やさしく水分をふき取ります。

入浴や洗顔のあとは、赤ちゃんも使える保湿剤で、全身しっかり保湿しましょう。保湿は1日2回、着替えのあとや入浴のときにおこなってくださいね。

赤ちゃんの肌トラブルの予防には正しいスキンケアを

正しいスキンケアを続ければ、乳児湿疹の予防につながります。すでに湿疹ができていても、症状をやわらげ、悪化を防ぐことも。

これから暑くなると、ますます汗や皮脂の分泌が多くなります。ぜひ正しいスキンケアで、赤ちゃんの肌を守ってくださいね。

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合成香料・着色料・酸化防止剤など含まず、
赤ちゃんやアトピーのお肌にも使えます

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~伝え手プロフィール~

jiwajiwa 笠井ゆかり

大阪育ち、東京在住、4歳の娘がいます

会社員時代鳥取に住み、魅力をたくさん知って
地域の自然のアイテムを手に取るようになりました

使いながら、かつて見た風景に思いを馳せ
ひとつひとつのモノ
そして自分ももっと大切にするようになりました

jiwajiwaのアイテムが
多くの人の「自分をもっと大切にするきっかけ」になればと
日々活動しています

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