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最強ボイトレ論:7「練習メニュー作成の考え方③母音」

こんにちはこんばんは。
クリアボイスミュージックスクールのボイストレーナー、ジウコトモニタです。

こちらではガチでボイトレを極めたい方、ボイストレーナーになりたい方に向けてのガチの内容をお届けしております。

ボイストレーナー歴約15年(2020年現在)、メジャーのシンガーからTVタレント、芸人、アナウンサー、ラジオパーソナリティなど、声を扱う仕事で活躍されている方のボイストレーニングを数多く担当させていただいてきました。

その中で得た、「僕にしか出せないボイストレーニングのノウハウ」を惜しみなくお届けしていきたいと思いますので、是非最後までお読みください。

それではさっそく始めましょう。
今回のテーマは「練習メニュー作成の考え方」の最終章、「母音」です。


このシリーズは3部作になっておりますので、是非他の記事も併せてお読みくださいませ。

[練習メニューの考え方①スケール]

[練習メニューの考え方②発音]

今回も初めのチェックポイントを確認しておきましょう。

ボイストレーニングのチェックポイント
1.そもそもボイストレーニングを理解しているか
2.どこをチェックすべきなのか
3.現在どのような発声をしているのか
4.それぞれのエクササイズパターンにどのような狙いがあるのか


それでは進めていきましょう。


目次-母音の種類

1.a①
2.a②
3.e
4.i
5.o
6.u

日本語の母音は「あいうえお」の5種類です。

しかし、発声練習で使う母音というのはもっと複雑です。
(英語では「あ」だけでも4種類ほどありますが、ここでは主に発声の効果を狙った発音の種類、という観点から、上記の発音を用いることにします)

前回にも書きましたが、ただやみくもに発声練習をしていても何の効果もないどころか、逆に喉を傷める原因になることもあります

特にこの母音の発音を疎かにすると、あなたのボイストレーニングが全く無駄な時間となってしまいますので、注意してください。

それでは一つ一つみていきましょう。


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