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「ルールを守る」とは…規則の尊重

「かくしたボール」(東書小2年)の検討会をzoomで行いました。大抵、検討会のち1週間ほど寝かせてから授業をします😆※note投稿は、教材研究100分の2(めっちゃ遅いペース❗️💦)

規則の尊重。
このお話はサッカーの練習に熱心な主人公が、「みんなが使えるボール」の中から選んだ「よく弾むボール」を気に入り、植え込みの中に隠してしまい、最後に6年生にばれてしまうというお話です。

みんなで使うものに対して、「ずるいことをしない」「独り占めをしない」「自分だけならいいと思わない」これらのことは、子供たちは読んだ瞬間に、分かることです。

「みんなが迷惑するから守るんだよ」というような他律的な理解だけでは足りないと思いました。

規則を尊重しようとする主体者は、誰か?

それは、自分です。「守ったらいいことがある」「守るべき理由がある」ということを実感したら、守っていこうと思えます。そうでなければ、怒られるから、罰があるから、守る人になるでしょう。

「みんなが守ることで使えることの意味」を考えると、「規則」とは「お互いの信頼という契約」のもと、決まっているものなのだなと思いました。

この場合、「みんながボールを返してくれる」という信頼があるから、みんなが自由に使え、自分で出したものは自分で戻そうという規則になります。

信頼度が低ければ、規則は厳しくなり、監視人や罰則が要るようになる。そんな、殺伐とした世界と比べて、信頼という土壌の上で1人ひとりが守る世界は、どれだけ良いのか、想像できたらいいなあと思いました。

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