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日本を陰で支えるヒーローを見た!

《ご報告》 心配掛けましたので、詳細を伝えます。夜中に怪我をしてしまいました。

金曜日の夜、4月新学期スタートで、一週間の疲労が溜まり、一時的に深い眠りに入りました。

私は薄明かりがついているとよく眠れないので、真っ暗闇で寝ています。
夜中、トイレに行きたくなったのですが、身体が疲れてなかなか体が動きません。半分夢の中で、自分がベッドの上ではなく、昔の畳の上で寝ていた感覚になっていました。いよいよトイレに行こうと立ち上がった時、急いでいたのでしょう。
畳の平行移動の感覚で動き、思いの外ベッドの段差があることに体が対応できず、よろめきました。

思わず手を伸ばしたところに、ドアノブがあり、そのドアノブを掴んだまま、前のめりで転び、ちょうどドアの厚みにある角の部分に顔面を直接ぶつけてしまいました。幸い、目ではなく、頬の部分でした。

ぶつけた瞬間「あ、打撲!」と思いました。顔を手で思わず触りましたが、暗闇の中、ポタポタと落ちるものが。

それはまぎれもなく血でした。
血を手で受け止めながら、急いでトイレに行き、トイレにあった鏡を見ると、ちょうど左側の方のほうれい線あたり(笑)が3、4センチぐらい、パックリといっていました。裂け目から0.5mmぐらいの肉の段差が見えました。

「これはやばい」と思い、そこら辺にあったタオルで、頬を押さえつけて止血をしました。とにかくぎゅうぎゅうと押さえつけながら、階段を降りて、居間に行き、救急グッズの入っている引き出しから、一枚だけ残っていた一番性能の良い絆創膏を取り、冷凍庫から、保冷剤を大量に持って、2階に上がりました。

タオル一枚、血だらけにしながらひたすら20分ぐらい押さえ続けました。

血の勢いが止まったように感じたところで、絆創膏をはり、保冷剤を上から直接つけて、広範囲にひたすら冷やしました。打撲で青あざにしないためには、すぐ冷やすことが重要だからです。まだ血が滲んできましたが、夜中です。寒いです。
こんな夜中に家族を起こすのも嫌だと思って、震えながら布団の中で丸まっていました。

空が明るくなりました。家族のものが起きました。「病院に連れっていってほしい」というと、だいぶ止血されたものの、絆創膏から血が顔全体に滲んでおり、血だらけの顔を見るなり「救急車!」「なんで起こさなかったの」と言われました。

119番に電話したら、住所を言った瞬間に「もう手配しましたので、大丈夫かどうかなどの細かい状況は、救急車の中で大丈夫です」と言われました。10分以内に直ぐ救急車がきました。救急隊は3人でした。救急車の中で見ていただきました。「止血になっていますね。」「口の中は大丈夫ですね。」と言われ、「両足の打撲と方の頬の切創です。」と報告している声が聞こえました。

病院まで手配してもらいました。「自分で運転していけるかもしれません。」と言いましたが、「自分で行くと午前9時以降に一般診察になるので、無理せずこちらで行きましょう」と救急隊員さんに優しく言われ、救急車に乗って行ってしまいました。

念の為、「形成外科と整形外科のある病院に行きます」と言われ、早朝の総合病院へ。休日の朝から働いているみなさんの姿が眩しかったです。また、10分ぐらいで、病院に到着。お医者さんから、「止血してるね。傷口も閉じてるね。縫う必要ありません。」と言われ、肌色の細いテープで3箇所貼って終了でした。あっという間でした。お医者さんは、もうカルテは音声入力なんですね。

救急隊の方は、私が縫う必要がないとわかったところで、さっと風のように去って行きました。お礼は簡単にしか言えないままでした。

命に別状はなかったから、こんなことで…と申し訳ない出動をさせてし待ったという気持ちがありました。個人の危機があっても、当たり前のように助けてもらえました。救急隊員はじめ、日本の社会を陰で支えるヒーローに出会いました。

そして、これは、当たり前のことではない。

この体験を通じて、私たちを日々支えてくれる救急隊員や医療スタッフの重要性を改めて感じました。

また、疲れた時こそ、安全にはいつも以上に注意を払うことの大切さも伝えたいと思います。暗闇には要注意です。うまく言えなかったけど、本当にありがとうございました!!

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