【ラグビーワールドカップ】ラグビーW杯に携わった全ての方へ感謝

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ラグビーW杯が今日南アフリカの優勝で閉幕。開幕前からイングランドの優勝を予想していた身としては、最後の最後で残念ではありましたが本当に楽しい楽しいワールドカップでした。(今更言っても仕方ないですが、決勝トーナメント進出国の予想と組み合わせも全て当たっており、イングランドが優勝すれば完全に予想があたっていたことになります。本当後出しジャンケンで、どうでもいい話ですが自己満足に浸っています。。。)早速ラグビーワールドカップロスに襲われそうですが、これまで観てきたラグビーW杯を簡単に振り返りたいと思います。
そして、タイトルにもあるようにぼくはラグビーW杯に携わった、いや観戦した人も含めたこの大会に触れた全ての方々へ感謝したい気持ちで一杯です。

ぼくがスタジアム観戦した試合は以下の計12試合
(予選グループ)
1. NZ vs 南アフリカ
2. アイルランド vs スコットランド
3. 日本 vs アイルランド
4. オーストラリア vs ウェールズ
5. 南アフリカ vs イタリア
6. イングランド vs アルゼンチン
(決勝トーナメント)
7. NZ vs アイルランド
8. 日本 vs 南アフリカ
9. イングランド vs NZ
10. ウェールズ vs 南アフリカ
11. NZ vs ウェールズ
12. イングランド vs 南アフリカ

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ラグビーの試合として面白かったのはなんと言っても、準決勝のイングランド vs NZ。王者が敗れる痛快なシーンというよりも、力の差を感じさせたイングランドの完璧なラグビー(特に出足の早いディフェンス)。ここに照準を合わせて準備してきたことが窺えました。試合後、喜びを爆発させるよりも疲労困憊であったマロ・イトジェ選手のうなだれているシーンこそ全ての力を出し切ったことの証であり、勝利を疑わずに戦い続けた姿勢でした。
もう1試合あげるとすれば、予選グループのオーストラリアvsウェールズ。開始30秒でのダンビガーのドロップゴールで幕をあけた試合は、最後まで勝敗が分からない好ゲーム(結果はウェールズ 29-25 オーストラリア)ウェールズ優勢で試合が進むものの、時折見せるオーストラリアのポーコックやフーパーのボール奪取やサポートプレーは玄人受けするたまらないプレーの連続。何度も唸りました。そしてこの試合は隣で観戦していたウェールズのおじさんと仲良くなりましたが、試合中に13杯のハイネケン飲んでいたことにも度肝抜かれました。

ぼくにとってラグビーは中学・高校・大学と励んできたスポーツ。
手前味噌ですが強い学校でやっていた為、全国大会出場は当たり前・合宿先もニュージーランドと本格的に取り組んできました。それだけにずっとラグビー観戦は好きでこの歳まで続けてきています。ただ、これまでの国内の試合観戦とはやはりラグビーW杯はプレーレベルも試合に来る観客も、そこで作り上げられる雰囲気も全く違いました。

もうなんと言っていいのやら。欧州サッカーのチャンピオンズリーグやユーロで感じるような緊張感とは異なり、本当にお祭り気分。よく知られているようにラグビーは応援席というものは設けず、敵味方サポーターが入り混じっているのがラグビー。それでも喧嘩や暴動にはならない(お酒も入っているけれど)。敵味方隣同士で応援しているが、試合が終われば飲みに行くことも。ぼく自身もウェールズ vs オーストラリア戦後は、仲良くなったウェールズのおじさん・オーストラリアの青年・そして観戦にきていた南アフリカ夫妻と飲みに行きました。また母国が出場しない試合(好ゲームに多い)でも観戦にくる外国人の方が多く本当にラグビーが好きなんだなというのを感じました。特にアイルランド、イングランドのサポーターはどの試合でも一定数いたような気がします。
大声で歌ってプレーの一つ一つに一喜一憂する。トイレが混んでいようが、スタジアムの帰り道が渋滞しようがその場を楽しむ術を持っている彼らは苦にしません。そんな彼らとぎゅうぎゅうになった電車の中でラグビー談義に花を咲かせるのもワールドカップの良い思い出です。

ぼくは既にラグビーW杯が終わったんだなぁという感傷に浸っています。と、同時にスタジアムや街中でいろんな出会いを得られたことに感謝もしております。こんな楽しいお祭りならずっとずっと続いて欲しいと思いますが、そんなことはあり得ません。ただ、またこの胸踊る祭典が4年後にも8年後にも控えている。人生の中で、また巡り会うことができると思うとそれだけで明るい気持ちになれます。今回のラグビーワールドカップは12試合をスタジアムで観戦しました。その全てにおいて素晴らしい出会いがあり、試合も楽しむことができました。振り返ってみると、ネガティブなことは何一つなかったことに驚きすら覚えますが本当に本当に楽しかったです。ラグビーを通じて人生が変わるんだな、ということを痛感した1ヶ月半でした。

各国の代表選手、代表チーム関係者、海外から来た応援の方々、ボランティアの方含めた大会運営の方々、スタジアム付近の方や公共交通機関の方々もラグビーワールドカップに触れた方全ての方々へ。本当に本当にありがとうございました。
ぼくは一生忘れることできない眩い思い出が皆さんのおかげでたくさんできました。

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