今日は日本ダービー
私は競馬鑑賞が好きだ。
馬券は絶対買わないけれど、
昔からスポーツ観戦の好きな祖父母とテレビで観たりしている。
まるで彫刻のように美しいお馬さん達が、
数キロ先のゴール板を目指す。
その中に、わずか2~3分程なんだけど、
騎手の駆け引きやお馬さんが起こす奇跡など、
ドラマが詰まっている。
最近では「ウマ娘」も流行っている。
歴代の名馬たちを美少女化して走らせるという、
字面からしたらとんでもないコンテンツだが、
これがまた面白く作られているのだ。
私はゲームもしたしアニメも見た。
さて、今日はそんな競馬界にとって、1年に1度の祭典「日本ダービー」。
ダービーには、選ばれし3歳のお馬さんしか出られない。
つまり、お馬さんにとって一生に一度しか出られないレース。
2018年に生まれたサラブレッド、7398頭の中から世代最強が決まる。
競馬関係者なら誰もが1度は勝ちたいと願うこのレース。
どれほど特別なのか、以下の言葉からも察することができる。
「ダービーを勝てたら、
もう騎手をやめてもいいというくらいの気持ちで臨みます。」
柴田政人騎手
「ダービーを勝ちたいなんて、軽々しく口に出して言えなかった。
ダービーにはそれだけの価値がある。」
池添謙一騎手
(当時の規定で出走できなかった馬について)
「枠順は大外でいい。
他の馬の邪魔は一切しない。賞金もいらない。
この馬の能力を確かめるだけでいい」
中野渡清一騎手
まさに競馬の祭典なのである。
今年で88回目を数える伝統の一戦。
コロナで競馬場に行ける人は少ないけれど、
競馬ファンとしてテレビで見守ることにする。
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