日々の記録が、輪郭を描く

家族の大問題も表面上はひと段落。
仕事も繁忙期を終え、来週は夏休みだと思うと心が和んできました。
我ながら、心の浮き沈みは大きいなと感じています。

心の浮き沈みと言えば、
1か月ほど前から、「muute」という日記アプリを使っています。
これ、すごいです。
普通に日記を書くんですけど、
その内容や使われている単語をAIが読み取って、
気分を可視化してくれるのです。
言葉ではわかりにくいですが、下の画像のような感じ。
オレンジがポジティブ、ブルーがネガティブ。

こう見ると、自分の気分が大きく波打っているのが一目瞭然で面白い。
例えば、真ん中あたりにやたらブルーが小さい時期がありますが、
これは大阪に帰省していた時。
心がちゃんと休まっていたのですね。
他にも、よく使われているキーワードや1週間のサマリーなんかも出してくれます。
他の日記アプリにはない、面白い機能で重宝しています。
気になる方はアプリストアで探してみてください。

このように、半ばシステマティックにあらゆることを可視化すると、
普段の生活や人間関係を客観的に見直せて、
個人的には面白いと思います。
心を病んだ身としては、
あらゆることを可視化して安心感を得たい、
というのも大きな理由かもしれません。

「自分は何が嫌いなのか」
「何が苦しいのか」
を時間をかけて可視化して、
それを避けるためにどうしたらいいのか。
これらを突き詰めていくことで、
人生をより幸せで豊かなものにできるのではないかと思います。
そのために、自分を知るために、
日記アプリやこのnoteを通じて、
自分自身と対話しているのかもしれません。

「ペンは剣よりも強し」と言いますが、
こうした日々の記録＝ジャーナリングが、
見えにくい自分の輪郭さえ描き出す場合がある。
つくづく、奥が深くて楽しいなあと思います。

この日記アプリのような機能がnoteにも追加されれば面白いですね。