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転機たち

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不登校やキャリアなど、これまで立ちはだかってきたいくつもの転機から、何が学べるか。
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#スキしてみて

1年前の僕へ。

ちょうど1年前、休職中の2020年12月5日。 初めての日記には、「1年後の僕は幸せですか?」との問いかけが。 不安で押しつぶされそうになっていた1年前の自分に、そしていつも支えてくださっているnoteの皆様に、本日はご報告があります。 かなり長くなりますが、お付き合い頂けましたらとても嬉しいです。 ご報告昨日、2021年12月4日。 私は学生時代からお付き合いしている方にプロポーズを致しました。 お恥ずかしながら、花束とお手紙を手に、「結婚してください」とお伝えしたところ

彼らの分も。

この土日は悲しい出来事が立て続けに起きて、つらい週末でした。 改めて、心からご冥福をお祈りします。 私事ですが、本日は誕生日。 26歳になりました。 将来や次の1年について思いを馳せ、色々と考える機会です。 私は決めました。 「彼らの分も生きよう」と。 これまでは、なんとか自分の足で歩けるようにともがいていましたが、26歳はさらに前へ行きたい。 今という時間を生きられることに感謝して、亡くなった方々の事を忘れずに。 今はそんな思いです。 実は先週からやりたいことという

逃げることは恥ではない、と思う。

休職から1年経ちました。 2020年9月24日に休職生活に入った私は、当初1ヶ月程度で戻れると思っていましたが、気がつけば3ヶ月が経ち、結果的に7ヶ月も休職しました。 この7ヶ月は、自分とひたすらに向き合った、試練の7ヶ月でした。 「抑うつ状態」と診断された当時の私は、帰省して家族や友人にも会えない、デートもできない、出かけられない。そうした状況でストレスをため続け、いやいや仕事をする中で数字も上がらず、いつの間にか出社時に嘔吐くようになっていました。 コロナがなければ問題

PRプランナー1次試験に合格しました!

先日業務上必要ということで受けてきたPRプランナーの試験の結果発表があり、1次試験に合格していました! とても嬉しいです。 今日は自分へのご褒美に日本酒を頂いています。 難易度は決して高くはない試験ですが、なんせ復職してから初めての挑戦ということでしたし、細かい部分の引っかけ問題も多かったので、自信を持ちきれず今日まで過ごしていました。 「合格」の文字を見た瞬間、肩の荷が降りたような気持ちになりました。 PRプランナー試験は3次まであるので、その第一関門を通過したに過ぎま

焦らず、慌てず、一歩ずつ。

PRプランナー1次試験を受検してきました。 疲れた... 久しぶりにテスト勉強をしたし、1時間ほど机に向かって試験を解いたので... PCでの受検で、テキストベースの知識を求められる選択問題が50問。制限時間は80分と、私にとっては余裕がありました。 テキストを読み込んで挑戦しましたので、自信が無いことはないですが、細かい言い回しやひっかけのような単語もあったので、結果は開けてみなければ分かりません... 9月15日に結果が出ます。 どちらにしても、休職から明けて自分なりに挑

祝!100日間連続投稿

ついに、目標としていた100日連続投稿を達成しました。 長かったような、短かったような... 毎日頭をひねりながら何を書こうかと思案する日々。 書くことがなくて薄っぺらい内容も多々ありながら、 やっとこさたどりついた感じです。 振り返ってみれば、noteを書き出したのは復職直後のこと。 当時の上司に、「私が君ならこの会社を辞める」 と言われたのがきっかけでした。 当時の戸惑いというか、怒りというか、なんかもやもやした感情を、 なんとかして外に出さねばと思っていた時に、 no

心の火種

最近、紙面やテレビはコロナやオリンピックに染め上げられていますね。 それはそれで良いのですが、自分が気になるニュースがその分隅に追いやられている。 だから、スマホを介しての情報収集の時間がとても増えています。 昨年9月に休職してから早くも307日が経つらしく、 少々驚いています。 この307日間の内、おそらく200日くらいは周囲の情報をシャットダウンして生きてきました。 「もう何も知りたくない。」 そんな気持ちでした。 なぜなら、このネット社会、調べなくても色々な情報に触

頭をつかうのだ。

仕事で頭を使うことが増えてきました。 じゃあこれまでなんやったんや、と言われそうですが。 広報部に異動した当初から今までは、 負担の少ない定型業務(型が決まっている業務)を通じて 広報を勉強してきました。 しかし、部署のミッションとして、 単なる広報ではなく立体的なブランド戦略が軸になりました。 弊社のブランディング、レピュテーション管理、ブランドコミュニケーションなど 難しい言葉で言えばきりがないですが、 要は世間から弊社がどのように見られているのかを把握して改善してい

自分だけで決めた人生なんてあまり面白くない

私が尊敬する人の一人、映画プロデューサーの川村元気氏。 「君の名は。」「天気の子」「電車男」「モテキ」など 数々のヒット作を世に送り出すヒットメーカーです。 そんな川村さんの対談記事が興味深かった。 コロナ禍で不要不急と言われたエンタメへの取り組み方や哲学などを語っています。 気になったのは、以下の言葉です。 「自分がやりたいこと」を問われる時代だと思いますが、 それだけのものって、大して面白くない気もしています。 深掘りしてみると、意外とそこまで「自分がやりたいこと」が

け、結婚

先日、友人が結婚しました。 彼女がインスタグラムでフォトウェディングの写真が挙がっているのを確認しました。 なんとおめでたいことか。 両家顔合わせとか、和洋それぞれの結婚写真撮影とか、 イマドキSNSで報告する時代なのですね。(時代遅れ) コロナということもあるのでしょう。 私の友人としては初めて結婚する人たちになります。 いやあ、おめでとう。 いずれコロナが収まったら、お祝いしないといけません。 さて、私の歳になるとちらほらと結婚の話も出てきています。 中には子供を授か

白は白、黒は黒

あまり大きな声では言えないですが、 先日弊社に、とある問題が発生しました。 会社の信頼に関わる事案で、 早急な対応が求められる類のものです。 しかし、会社として対応はしているものの、 情報公開の面では進捗が見えない。 広報部に異動したてで、右も左も分からない素人の私から見ても、 言ってしまえば信義にもとるのではないかと思いました。 一応上場している企業なので、 そこらへんはしっかり対応すべきでないかと... そこで、めっちゃ勇気を出して、 部の上司でもある役員にこっそりと

船が港を離れるのを、何度も見送ってきた。

昨日を以て退職された先輩がいます。 部署は被ったことはないのですが、 そして年齢も40代と離れているんですが、 彼女とのことや仕事の相談などで、 ことあるごとによくしてくれていました。 今の会社に勤めて20数年。 そんな彼が新天地を求めて退職しました。 業界一筋だったからか、もう次のところは決まっているとのこと。 弊社では、こうしたベテラン勢が最近続々と辞めていっています。 特に、私のいた営業部は人の出入りが圧倒的に多く、 とても大変な部署でした。 どこの会社でも見られる

我々は”木”ではない

”If you don’t like where you are, change it. You’re not a tree.” 今いる場所が嫌なら変えた方が良い。あなたは木ではないのだから。 ジム・ローン(アメリカの起業家、講演家、作家) 本日、上司との1対1の面談がありました。 上司から「最近の調子や業務量について聞かせてほしい」と申し出があったのです。 面談では、出社時の吐き気がなくなったことや業務量・サポート体制に感謝していることを伝えました。 上司からは、今後体

復職から1か月(後編)

前編はこちら 転機は、突然人事部に呼ばれ異動を告げられた時。 志望に近い部署に、特殊な形ではあるが行ってみないかという提案。 詳しくは下記。 人事本部付になるという、とても特殊な形だったので、そこの意図を図りかねて即答はできなかった。 でも、心は決まっていた。 翌日から、営業部ではなく人事本部付となった。 今の会社において「~本部付」は、退職する人が、退職までの間引継ぎ業務を行う際の最後の肩書であるため、何も知らない同期や後輩や先輩からは 「辞めるの?」 と心配された。