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曖昧なものを曖昧のまま置いておく。

こんにちは。かどやです。

人生には『はい』か『いいえ』だとか、『好き』か『嫌い』かだとか、『左』か『右』かなど、二択を迫られることがよくあると思います。

ですが、私はその二択の間を大切にしています。

切羽詰まった環境や職場などに長く触れていると、特に自分の意思を分かりやすく表現するため、0か1のどちらかで自分の考えを表現するクセがついてしまったりすると思います。

ヒトはハッキリしない曖昧な状態が嫌いな動物なため、きっとそうなってしまうかと思いますが、実は賢いと言われる賢者たちはむしろその反対で、曖昧なことを曖昧のまま記憶していたりします。

0か1の二択で判断するということは、車のギアに例えると、ニュートラルと4速しかないということです。

これはひどく不便で不器用な性能だと思います。
やはり1速、2速、3速もあったほうが、どの速度にもマッチして滑らかに走ることが出来るかと思います。

0と1も同じで、0と1の間には、実際には0.1や0.2などもあったりするのです。
ただそこを見ようと集中していないので、あることに気付けず、見えないだけなのです。

曖昧なものは集中力をもって認識し、曖昧のまま記憶しましょう。

そうすればきっとどんな些細な違いのある人間とも理解しあえるような素敵な世界になるのかもしれません。

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