50代の母親の厚塗りメイクを、透明感のある垢抜けメイクに変えた話

こんにちは、ジシバリのおおすかです!

先日、母とテレビ電話をしていたら、こんな相談をされました。

「この間(私の妹)に、『お母さん、メイク厚いね?』って言われちゃって…。あなた、何かいいメイクの仕方知らないかしら?」

私は美容師経験とアイリスト(まつエク)経験があり、様々な年齢の方のメイクをしたことがあります。私にそんな経歴があることから、母はメイクの相談をしてきたようです。

その時に、意外と母親世代の方々がメイク方法に悩んでいるというお話を聞き、せっかくなのでnoteに書いて公開しようと思いました。

今回は、50代前後のおとな女性の方達に向けた、メイクのお話です。
(あくまでも専門家ではなく、私と母個人で「よかった」、と感じたメイク方法のお話です)

メイクのベース(下地〜ファンデーション)

まず、おとなの女性のメイクでありがちなのが、アラのある部分を中心に、まんべんなくファンデーションをしっかりと塗って隠してしまうことです。

実は、ファンデーションをまんべんなく塗ることによって、ファンデーションが毛穴に落ち込んだり、シワの部分にたまりやすくなり、老けて見えてしまうのです。

おとな女性のメイクは、「塗って隠す」よりも、「薄付き」にして、「光で飛ばす」ように意識するのがおすすめです。

薄付きにして光で飛ばすように意識すると、

・ヨレが少なくなりお直しが楽になる
・光を味方につけるので、垢抜けメイクに見える

こんなメリットがあります。ぜひ、光で飛ばす下地を使いましょう。

個人的にはイヴ・サンローランのラディアントタッチがおすすめですが、高価ですよね。

手に入れやすいものだと、フローフシのイオンデクッションは薄付きで、光をうまく使って肌のアラを飛ばしてくれます。

お手頃価格で使うなら、BBクリームよりもCCクリームを使うようにすると綺麗にお肌を補正することができます。

また、カラーコントロール下地も、肌の色が綺麗に補正されるのでおすすめです。

個人的にはピンクがいいかと思います。赤ら顔の方は、赤みを消す補色効果のあるグリーンがおすすめです。

消したい部分を隠す

下地を塗ったら、全体的に顔が明るくなったと思います。それでも気になる部分が出てくると思うので、消していきましょう。

色味のたくさんあるコンシーラーがあると便利です。
そして意外かもしれませんが、このとき、BBクリームを部分で使うと意外と綺麗に隠れます。

お手持ちのもので試してみてください!この時のコツは、伸ばしすぎない。気になる部分に載せる感覚で使います。

法令線などのしわは、ペン状のハイライターを使うとかなり綺麗に見えますよ。(やはりここでもイヴ・サンローランとフローフシを推します。)

しわはお肌に溜まって線ができてしまうので、しっかり伸ばす方がいいです。

さらに顔の出っ張っている部分(おでこ、鼻、頬、あご)に、このハイライター達を伸ばすと顔に立体感が出て小顔に見えます。

時間があればシェーディングをしますが、母が持っていないので割愛します。

完成したらお粉で抑えます。ここでまんべんなく塗るとまた元通りになってしまうので、薄付きにつけることを意識してください!水分と皮脂を抑えるイメージです。

眉毛は一番重要です。おとな女性は、優しい印象を与える、角度が緩やかな太めの眉がおすすめです。

細いアーチ眉より、太めの平行眉が、いまどき感がでます。

髪の色よりも2トーンほど明るい色を選び、2色ほどのパウダーを使って書くと、立体感や柔らかさ、垢抜け感を出すことができます。

このようなパウダータイプは使い勝手がよく、とてもおすすめです。

眉マスカラを使うのもおすすめです。より立体感が生まれ、メイク上手な人に早変わりします。そして眉を落ちにくくしてくれます。

アイメイク

ラメが細かくなっているものを選びましょう。上品な、落ち着きのある華やかさを与えてくれます。

色味は、明るめのベージュと明るめのブラウンの2色使いが一番素敵なお顔に仕立ててくれると思います。

寒色系はきつい印象を与えがちなので、ブラウン以外を選ぶなら暖色系から選ぶと、上品な女性らしい印象になります。オレンジやピーチなども素敵ですね。

アイライナーやマスカラも、さりげないものにしましょう。
アイライナーは黒よりも、茶色の方が自然に目を大きく見せることができます。

マスカラも、太く多くよりも、自まつ毛が長く綺麗に見えるものが素敵です。自然な感じでつけるように意識すると、すっぴん美人を思わせる、若々しい印象を与えてくれます。


チーク

チークは、透け感のある健康的な色を選ぶと綺麗に見せることができます。パウダーチークをほんのり薄く塗るのがおすすめです。頬の高いところから頬骨にそって斜め上にあげて塗るのが健康的で小顔に見えます。

頬がこけて見えるとお悩みの方は、窪んでいる部分にもチークを、さっとひと塗りしてみてください。ふっくらとして見えるはずです。


リップ

マットよりも、シアーな色味の方がおとな女性には似合います。お肌の色を綺麗に見せてくれる効果があります。みずみずしさもプラスされて、いい女度がぐんと上がります。

透明感のあるレッドや、ピンクっぽいベージュが、唇をふっくらと見せてくれます。
おとな女性は唇の輪郭がぼけてしまいがちなので、しっかり縁取りを意識して塗ると美しく見えます。


メイクを実践した母親を見た家族の反応

メイク変えた?上手になったね!(妹)
今の方が綺麗で若く見えるね(父)

反応は上々のようです。ほっとしました。

母親本人からも、メイクして褒めてもらえたので毎日気持ちよく過ごせると言っていただけました。
「悩みを塗って隠すのではなく、光でうまく消すのは半信半疑だったが、やってみると自然でお肌が綺麗に見えて嬉しい」とのことでした。


まとめ

おとなメイクは厚塗りしない!ナチュラルに、薄付きに、光で飛ばす。

今回は厚塗りメイクの大きな原因となる、ベースメイクに力を入れてご紹介しました。

厚塗りメイクを指摘されたり、垢抜けメイクがしたいと悩まれているおとな女性のお役に、少しでも立てたら嬉しいです。

それではまた!


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