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[モバイル&サウンド81]〜ウインド・ノイズをカットする

今回の[モバイル&サウンド]は、マイクをPAや録音で使う時の注意点として挙げられる「風とノイズ」について。

極端なのは、屋外で風の強い時にマイクを使うと、「ボコボコ!」ってノイズ音がする。アレね。。。

シュアーSM58のグリル

テレビの歌番組やライブだと。。。ボーカルはワイヤレス・マイクが定番。。。って言えばそうだけど、バッテリーや周波数等、色々と面倒な!?こともある。

ここでは、そういうワイヤレスなものは置いておいて。。。まずは。。。もっと身近なライブハウス、スタジオ、イベント会場での「有線」マイクの定番シュアーのSM58の話。


これは。。。マイクにグリルが付いているので、こういう形をしている。グリルを外すと、こんな感じ。

「球形メッシュグリルと内蔵のポップフィルターが、風や破裂音を効果的にカットします」

ってシュアーのサイトの説明にあるように、内側を覗くとフィルターが見える。

(暗かったので、ペンライトで照らして)グリル内を覗くとフィルターが見える。

マイクに口を近づけてオンで使えるのも、そういった構造のおかげ。


ウインド・ノイズをカット

とは言っても。。。ボーカルやナレーション等を録音してみると。。。ノイズが発生する場合もある。

その場合は、こういうのもあるけど。。。

そもそも。。。その歌い方、発声方法でいいのか?!。。。ってチェックも必要。

実際、REC&編集中の自分のボーカルの録音テイクをチェックしてみると。。。「力み過ぎ」って場合も多い。

もちろん、そういう時は取り直し。

そういうことも踏まえて、とにかく歌い込むことが必要。。。って、いつも痛感。


ハンディレコーダーで空調や屋外の風をカット

次はハンディレコーダーの話で。。。ZOOM のH4nやH6のようなレコーダーを手に入れて、ライブハウスでバンド録音に使い始めた時。。。空調の風をダイレクトに受けて「ボコボコ」ってノイズが混じってしまっていた。演奏中は爆音なので。。。イイとしても、MCや曲の静かな部分だとそれではマズイ。。。

そういうことがあって以降は、当然!?。。。ウインドスクリーンをセットするようになった。


屋外じゃないので甘く見ていたら、空調の風が直撃。。。それも、吹き出し口からかなり距離があったにもかかわらず。。。

マイク・クオリティを上げれば。。。音クオリティも上がるのは勿論なんだけど、それとともに扱いも繊細になってくる。

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