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[モバイル&サウンド 47]〜楽器のキャラ設定!?
ドラマの通行人Aのカメラ・アングル
ドラマのシーンでー
「通行人Aが歩いてくる」
ってのを撮影するのに、「人物目線で向こうからこちらに歩いてくるのを撮る」とか、「高いところから撮る」とか。。。。どうカメラに収めるかってのは色々と考えようがあるかと。。。
けど、”通行人A”では、その人がどういうキャラなのかは。。。よくわからない。
DAWソフトの扱いで、ミキサー側で「”ベース”をプラグイン・エフェクトでどう。。。」とか「”キック”をこのエフェクトでこうして。。。」等。。。非常にこだわったことをしてる人って多くて、色々と感心することも多い。それって、「カメラワーク的なもの」に通じるかと。。。
でも、一方で。。。楽器や音源に対して。。。
「ピアノ」「ベース」「ドラム」「ギター」「シンセ」。。。
って、一言で済ましてしまってる。。。のも非常に多いことに。。。楽器〜特にエレキギターやシンセ等の「音を作る」系のモノ〜を触ってる者からすると、「ん!?」って印象を持つ。。。
楽器のキャラを描く。。。
「通行人Aが歩いてくる」ってワン・カットを撮るだけなら、その「通行人A」扱いでイイけど、ドラマのストーリーとして進めていくには。。。登場人物のキャラや場所とか詳細に設定して描く。。。ってのは当たり前のことだと思う。。。
それは当然楽器にも言えるわけでー
「ピアノ」だと、モバイル版のGarageBandでは"Grand Piano"ってなってるだけだけど。。。
![](https://assets.st-note.com/img/1691648905896-27CN5z3sgl.jpg?width=800)
Mac版だと"Steinway"ってメーカー名が明記されていて、Logicになるとそれよりも明るい響きのYamahaのピアノもリストアップされる。
モバイル版のKORG Module Proだと、メーカーの色分けじゃなくてー
"Natural Grand"
"Bright Grand"
"Dark Grand"
って、音の明暗の違いやアップライト/ホンキートンクな響きを持ったものなどが揃っている。
![](https://assets.st-note.com/img/1691648928078-1q3mg9GFky.jpg?width=800)
IK MultimediaのSyntronikなら、プログレッシブ/ハード・ロックだと、これじゃないと!って感じの野太いベース/リード音のミニ・モーグやリッチなシンセ・ストリングス音がするヤマハのCS80がオリジナルのシンセとか。。。。。。
![](https://assets.st-note.com/img/1691662516384-KblYJbdVAI.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1691662535683-D6ie7h3q1d.png?width=800)
イコライザー/ディレイ/リバーブとかの基本エフェクトもセットになってるものがほとんどなので、リバーブなら「ルーム/小ホール/スタジアム」っていうような場所設定的なこともプリセットされている音色がソフト/アプリのフル・バージョンなら何百種類もある。
モバイル版のGarageBandのピアノはミキサー側で操作するデザインになっているけど、Mac版なら楽器サイドで操作出来る。
以上のような感じで、綿密なサウンド・チョイスを行えば、それだけでかなりイケてるサウンドになるし、そもそもこういうハイ・クオリティな「音源」自体がエフェクターも含めて練り上げられたサウンドなので、それを下手にアレコレ後でイジるとかえって音やバランスが劣化するってことにもなることもしばしば。。。
こういう楽器の情報ーキャラーを理解するのには、やはり「カバー」は大事ってことになる。
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