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[夏の作曲&宅REC講座22]〜ハード・シンセ"microKORG XL"に触れる

少し前に取り上げた"microKORG"

このシリーズには、無印の他に"XL+"ってのもある。KORGの製品で悩ましいのは、ビミョーに違う製品がいっぱいある点。

その旧モデルの"XL"を中古で手に入れた。本当はより進化した"XL+"が欲しかったけど、4.5万円ぐらいの新品は在庫なし、中古は馴染みのない店しかなかったので、"XL"で手を打った。ルックスはこっちの方がイイ。

microKORG XL

microKORGmicroKORG XLのそれぞれの特色はー

  • microKORG 〜 音作り用のツマミが多い

  • microKORG XL 〜 音色が多い


microKORGを持っていながらmicroKORG XLも手に入れたのは、音色の物足りなさから。「アナログ・シンセの音作り」を本体でパラメータにフル・アクセスするならmicroKORGの方がベターなんだろうけど。。。

テクノやアナログ・サウンドの音作りに激ハマりしているヒトではないので、アコースティック・ピアノやキラキラしたエレピ、エッジの鋭いブラス系の音色も入ってるXL系の方が音的には楽しめるってファースト・インプレ。そもそも、サウンドエンジンが違う。

このmicroKORGシリーズの個人的に思う最大の欠点は、ダンパー・ペダルが本体では使えないこと。やっぱり、ピアノの音にはダンパー・ペダルでサスティンを効かさないと。。。

MIDIケーブルでダンパー・ペダルの使える鍵盤に繋げば対応出来るけど、どうして本体だけで完結しない?!って思ってしまう。。。

無印は「アナログ・シンセ」的な売りなのでペダル端子はナシって割り切りなのかとは思うけど、アコースティック・ピアノ音源のあるXLもペダル端子ないってのはちょっと。。。

結局、5万円ぐらいまでで、ニーズをフル・カバー出来るシンセってのは。。。なかなかキビシイ。

まあ、「microKORGの足りない部分はiPadで補う」って感じで柔軟に考えれば、色々とやりようはありマス。



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