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体育会系はどこへ。ガツガツリーダーよりも聞き役リーダー。

ここ最近たくさんインタビューを受けて気がついたことがあります。まず何度も書いてきましたがみなさん優しいです。そして昔のように俺について来いタイプのリーダーが少なくなってきたように思います。エンパシータイプの人ばかりです。グッドリースナーというべきかそういうタイプです。「ボス」なんて言葉も使わなくなりましたね。

色々ああした方がいいとかこうするべきだということを押し付けず「どうしたい?どんなヘルプがいる?」とまず聞いてきてくれます。またリーダーだからと完璧である必要もなく、わからないことはわからないと言えるリーダーです。なるほどこういう方がチームも自分で考え成長するのかなと思いました。IT業界の話ですが。

Don't lead, serve 

Kobe Bryant

今日お話ししたとある大企業のリーダーは、同僚や部下のことをフレンドと呼んでいました。誰がシニアで誰がジュニアとかでなく、足りないところを補い合う仲間のような感じで話していました。彼曰く「レイバックスタイル」のチームだと言っていました。70%が自分の担当で30%は他をサポートするようなチーム形態らしいです。アメリカというと前のめりで自分の意見をはっきり言わなくてはいつクビになるかわからないようなところだと思ってました。

かつては「体育会系」などと呼ばれるリーダーやその組織も多かったと思います。デザインや芸術でもでも師弟関係のようなものがあったと思います。今時の会社で強い組織を作っていく上ではもちろん強いビジョンがあることも大事ですが協調性が大事なようです。日本の小学校で習ったような。エゴの強いデザイナーはノーとはっきりJob Descriptionにも書いているところもおおいいです。

ここ最近白人以外の中間層のマネージャーが多くなってきました。女性も多いいです。逆に元々多かった白人男性たちはどこへ行ったのですかね。アッパーマネジメントは以前白人が多いいですが、私が就職した頃はどこの部署もトップは白人でした。私はといえば日本からきてたのでそんなものかと思ってました。逆にこんなに白人以外の人がたくさんいるんだと驚いたものです。テレビの見過ぎですね。

おそらく昔のままのリーダースタイルでは有色人種のマネージャーに白人の部下がつくということには反発もあるかと思います。有色人種がマネージャーになるうちに円滑にチームを回すために色々ソフトになってきたのかなとも思います。インド人のリーダーシップも増えましたよね。彼らも穏やかな人が多いいです。女性のマネージャーはややきつめの人が多いい気もします。女性ならではの苦悩もあるのだと思います。

今時皆さんよく転職します。特にITは2年くらいでぐるぐる回っているようです。かつての部下や同僚がが上司になったり先輩になったりということは日常茶飯事です。誰に対しても正しく、横柄な態度をとることないように心がけたいものです。私はメタを受けたのですが、助けてくれたのは一回り以上下の元同僚、後輩たちです。彼女らは今度は先輩になります。全然変な感じもなくやっていけるのはその心掛けのおかげかもです。


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