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生き方

3月2週目

生き方
著:稲盛和夫

現代は先行きの見えない不安の時代。今一度人生の哲学を考え直す「人間はなんのために生きるのか」。人生とは魂を磨く修行。一つのことに打ち込み続けること、その精進によって魂が磨かれ、人格が形成されていく。

人生=能力×熱量×考え方

考え方にはプラスとマイナスがあり、考え方次第で人生のプラスとマイナスが決定する。思念が業をつくる。そうなりたいと強くねがうこと。成功のイメージが具体的に目の前に見えるレベルまで高める。現在の状態でできる、できないを判断しない。あえて高いハードルを設定し、未来の一点でそれを越えられるように行動する。その時に必要なのはつねに「思い」の火を燃やし続けること。
人生を歩む上での原理原則は人間として正しいことをやり続けること。
人の心が幸福感に満たされるのは自己を満たした時ではなく他者を満たした時。損得を考えず、本質的に良いと考える選択をする。自己の幸福よりも他者の幸福を優先して行動を選択すると巡り巡って自分も利する状況が生まれる。人生を司る2つの力は運命と因果応報。運命がベースにあるが因果応報で運命は変えられる。善い行いをすると最終的に必ずいいことがある。信じて行い続けること、途中で止めないこと。


気づき
自分の人生において何かを成し遂げるために必要な哲学を受け取ることができた。ここ数週間、人生の考え方やマインドセットに関して本を読んできたが、書かれている内容は本質的には同じことだと感じた。自分の人生は行動した通りになる。まさに為せば成る。この〝成る〟状態が何を指すのか、何を目指すのかを明確にすることで〝為す〟べきことが見えてくる。人間は働くことで人格が形成され、魂が磨かれていく。本当に自分が熱中できる、没入できる仕事に全力を傾けることが、結果として誰かのためになる→自分も満たされる。そんな好循環がよりたくさんの人に生まれたら最高だし、そんな人が一人でも増えるようにコーチとして伴走していきたいと感じた。

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