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メキシコのFIRE”日本人に足りないもの”

メキシコ海外駐在員で、FIREを志しています。
私が暮らしているメキシコでの仕事に対する人々の意識は日本とは少し違います。

メキシコ人とメキシコの会社の関係

メキシコにおいて人々はメキシコの企業ではなく、外資系企業で働くことが一つのステータスになります。
なぜなら、メキシコ企業はサラリーが安いからです。
現場作業員で毎月10,000ペソ以下です。
今の日本円位換算すると、80,000円くらいです。
これは生活が成り立たないレベルです。
外資系企業(アメリカ、ドイツ、日本 etc)はサラリーがメキシコ企業に比べて、
高いので、メキシコ人は外資を目指します。
だから彼らは外資系企業に入るために若い時から英語を学びます。

メキシコ人のFIREとは

日本人は働くことをやめ、フルFIREを達成した場合、よく懸念されることは、
社会からの関係を絶たれることです。
これにより、孤独感や寂しさが生まれ、最終的に仕事に戻るということに
なることが多いようですね。
しかし、もしメキシコ人がフルFIREを達成した場合、彼らは仕事に戻ることは
ないでしょう。
毎日、人との会話を楽しみ、夜には酒を飲みながら踊るという日常を送ると思います。彼らは人生を楽しむ天才です。

だから、仕事はお金を稼ぐ手段でしかなく、
人生を楽しむための手段でしかありません。
会社でのやりがいや社会関係にことは全く考えなくても、心配はないのです。

日本人は人生を楽しむことが出来ない劣等生かも・・・


"安月給でも日本には暇潰しになるサブスクの映画があるし、食事も美味しいし、
気にすることはない"

こんな意見を聞いたこともあります。
ただ、これに満足してこれを続けることで本当に人生を楽しんでいるのかと
言えるのでしょうか。
安いお金で満足して、この生活を続けることはメキシコ人は耐えられない・・・
なぜ、日本人はこんなことで楽しんでいると言えているのか分からない。
これが彼らの意見でした。

また、お金があるのに働いてしまう
これについても彼らからしたら、意味がわからないことなのです。

私の考えは安月給で満足するのではなく、嫌な仕事をしてでも、
社会とのつながりを持ちたいと考えることでもない。
もっと真剣に人生を楽しむことに一人一人が考えることだと思います。
人生を楽しむ能力は仕事ができる能力よりもずっと大切です。
何故なら、この能力がないと幸せではないからです。

お金を貯めて、FIREを達成して、嫌な仕事から解放された、しかし、
数ヶ月でまた仕事に戻ってしまうということは、人生を楽しむ能力がなかった
ことになります。
FIREを目指すことと同時に、人生を楽しむ能力を磨きましょう。
”FIREしたら好きなことをやって、一日中ダラダラしよう”という考えではなく、
真剣に遊びを学び、人生を楽しむことに集中すべきだと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

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