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これまでとこれからのこと。私がUXUIを学ぶ理由。

何十年振りかにnoteを更新する。。。
いつも下書きで終わってしまって、結局公開がなかなかできない、、、という繰り返しだった。
今日はなんとしても公開してから帰りたい。カフェのいい席も取れた。
主に自分のためのメモ書きというような感じで読みづらいところが多そうで申し訳ないのだけど、とにかく言語化の練習をしたいと思う。


旦那と離れて横浜に来て、デザインスクールに通うことにした理由

近況をかんたんに説明すると今年4月で31歳になった。旦那と結婚して1年、神戸で一緒に暮らしてから、都内のデザインスクールに通うため、現在は旦那は神戸、私は実家が横浜なので、両親にお願いし住まわせてもらっている。デザインスクールは今年2月から始まり、10月に終わる予定だ。今は4ヶ月ほど経ったところ。ずっと派遣で仕事をしていたので、神戸→横浜に来るタイミングで仕事も新しいところに変えた。家族にも職場にも迷惑をかけており色々と力技。。。
旦那には反対もされたけど、何回か話し合ったら結局「君の好きにせい」と言ってくれた。というのも旦那は大学院留学のためイギリスにひとりで行ってて、10ヶ月ほど会えなかったし、その前はお互い海外ボランティアで別の国に行ってて、それまた10ヶ月ほど会えなかったこともあり、遠距離は慣れていると思った。「お互いのやりたいことを我慢した人生は私たちに合ってない!」「海外でバリバリ活躍してる人は遠距離なんて当たり前だよな〜」なんてかっこつけて思ってたけど、実際始まってみると寂しすぎて、辛いことの方が多い。。。

デザインを学びたいと思ったのは、いろいろあるけど大阪で2年経験したWebディレクターの仕事が大きい。百貨店のECサイトを運用していてデザイナーさんに指示を出す役割で、自由に発想して意見を言えることがとても楽しかった。百貨店ではバレンタインやおせちといった、毎シーズン特集ページのバナーやメルマガの更新があり、そのデザインの指示出しをしていた。最初はデザイナーさんにトンチンカンな依頼をして、迷惑をかけまくっていたが、徐々に関係性ができて一対一で自由に話をすることができるようになった。かなりデザイナーさんの優しさに救われていたところがあるし、人間として認めてもらって初めて、ちゃんと仕事ができるんだなと実感した。
ただ在籍中、他のデザイン会社に仕事を取られるということが頻繁に起きていた。在籍していた会社はSEよりの会社だったため、デザインが会社の武器というわけではなかった。デザインについて体系的に学びたいと思って、以前から興味を持っていた渋谷のデザインスクールについて本格的に調べるようになった。

UXUIコースを選んだ理由

UXUIコースを選んだのは、とにかくAIの著しい発展と脅威を感じて、ノーコードツールが出てきてるし、Webデザインを一から勉強し直すのは時代遅れなのでは…なんて思ってた(実際に授業が始まったら、そんなことはないしせめてちゃんとデザイナーになってから言えよ自分…って思った汗)。
Webディレクターをしていた時、デザイナーでないのでお客さんに説得力のあるデザインを提供できていないのが悔しくて、自分で納得ができなかった。雰囲気でなんとなくいいバナーだね、というのではなくて、「デザインの言語化」ができてこの理由でこのバナーにしたのだと言える人になりたかった。
渋谷のデザインスクールについて前からなんとなく気になっていて、洗練されたWebページを見て「ここで学んだら変われるかも」という漠然とした憧れみたいなものがあった。実際にオンライン体験をやってみて、「WebデザインコースとUXUIコースで悩んでます」と伝えると、情熱的にUXUIコースについて担当者の方が語ってくれた。
海外から帰ってきてずっと、派遣でいることのキャリアの不安を持っていた。現状を変えるには思い切ったことをしなければ。これから子供を産むにしても、旦那は海外留学した後NPOで経験を積んでおり、夫婦ともに非正規なのが不安だった(正直旦那の就職をあてにして、のんびりしすぎていたのもある。。。)。今考えたらもっとちゃんとした資格の方がよかったかもしれない。でもデザインという正解のない世界に飛び込んでしまった。
あと直接的な理由ではないけど、私はスペシャリストというより、ゼネラリストが圧倒的に向いていること。とにかく飽きっぽくて、何か一つのことを極めるということができてなかった。日本では特に同じ職場で長い人が偉くなるし、何か一つを続けられない自分に落ち込んでいたし今でも性格を直したいとは思うけど、「マルチポテンシャライト」という言葉を、TEDトークをきっかけに知ってから、私はこれだったんだ!飽きっぽくてもいいんじゃないかって少し思えるようになった。前のWebディレクターもそうだけど、UXUIではリサーチやインタビュー、要件定義、実際にデザインを作ってアプリ開発はシステムの理解も必要、とやることが幅広い。幅広すぎて逆にどうしようかと思うけど、「1つのプロダクトを作る」という明確な目的があるから、そのために色々な素材を集めていけばいいっていう理解を私の中でしている。私の好きな料理に似ていると思う。

実際に授業を受けている感想

基本的に社会人向けのコースなので週一回、土曜にしか授業はない。とはいえ平日月から金まで働き、やっと終わったと思ったら土曜も仕事(みたいな授業)の感覚だ。
10時から16時近くまでの授業。講師の方は毎回さまざまで、単にデザイナーというだけでなく経営目線の仕事をしてきた方が多い。メイン講師の方は講師歴20年以上、国内の大企業や海外の美大で教鞭をとったりして活躍している方。ユーモアがあって柔らかい印象なのだが、突然、小1時間くらいは考えたい難しい質問をぶつけられるので常に緊張感がある。生徒の方もレベルが高く、UXUIのコースは特に適性検査があるためか起業家や、エンジニア、すでにデザイナーとして活躍している方も複数名いる。チームでの作業も多いため毎回ついていくのに必死で振り落とされそうな感覚だ。一つのアプリ開発を4〜5人のチームで作っていきながら、Figmaの使い方やリサーチ手法を実際に行い、知識と実践を並行で進めるという内容。同じチームには「実際にUXUIデザイナーです」(しかもだいぶ年下)という方がいて、とてもありがたい環境だと思いつつ毎回挫折感で(スクールの担当者の方は初心者OKっていってたんだけどなあ)という感じで自分の実力不足に向き合わされる。なんとか今までの知識経験をかき集めて、チームの役に立てるようその場その場を乗り切っている感じ。今日もチームメンバーに意味わかんないことを言ってしまって、あとで「あんなすごいい人たちにバカなことを言ってしまったあああ」と後悔して夜ねむれなくなる。

「未経験者がデザイナーとしてデビューするには、副業で実績を積まなければいけない」という話を今日聞いた。講師の方は土日も仕事をしていたとのことだった。
頭ではわかっていたことだが、あまりにも求められるレベルが高く「絶対無理」って言いたくなる日々。


それでも、私はなんのためにここまで来て、家族に迷惑をかけてまでして学んでいるのか。限界を感じても、甘えたことを言わずにやり抜くより他にはない。


だいぶ話は変わるようだけど、インスタで見かけた、うのきさん(@u_n_o_k_i)というイラストレーターの方のアニメが、今の私にとてもとても響いた。「新しいことに挑戦する人」という投稿で、私はまさに、高いハードルを見て何もせずに諦めていたんだと思った。

とりあえず3000文字いってしまったので今回はここまで。UXUIコースを受けた後の自分のこととか、プライベートの目標とかも、頭の中ごちゃごちゃになったままなので整理するために書いていきたい。ここまで付き合ってくれた方がいたら、本当にありがとうございます。


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