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毎日note更新のルールと、憧れる文章のスタイル

毎日note更新 Day4   

毎日note更新を思い立って4日目。1日1話完結させることの難しさを実感している。

この「ひたすら書く」という行為が何に繋がるのか、自分でもまだわからない。ただ、今まで書いてきた量が圧倒的に少ないし、書きたいテーマもたくさんある。また4日目にしてすでに良い変化があったと感じている。

まずひとつめに、自分が書く側になったことで、読む量も自然と多くなるということ。「見出しっていつも必要なんだろうか」「みんなどんなふうに終わりをまとめているんだろう」「この記事が人気なのはなぜなんだろう」といった疑問が出てきて、その答えが知りたいから読むようになった。その記事がめちゃくちゃ人気というわけではなくとも、私よりも歴が長い人ばかりだから何かしら盗めるところがあるはずと探すようになった。

また、ふたつめに自分が考えているクセがわかるということ。今までの記事を見返すと、私はネガティブ思考が多いということがわかった。直接会っている人の前では明るくふるまっているので、自分でも気がつかなかったがもしかしたら人の前ではポジティブにしているけど、ひとりになるとネガティブが発動して、そうやって心のバランスをとっているのかもしれない。単純に書く量が増えただけで、自分の思考が目に見えるようになり、気づくことができた。

きっと続けていくことで、見えてくるものがあると感じる毎日note更新。ここで、私のなかでルールを定めておく。

◉文字数:1000(できれば1500)文字以上、2000文字以下※ただし引用部分除く
◉サムネイル:毎回作成
◉期間:まずは1ヶ月
◉スタイル:個性よりもまずは伝わる文章。人に求められるものを書こうとしない。
◉メンタル:人と比べず、過去の自分と比べる。

文字数については短すぎず多すぎず、読者が読み疲れない程度にまとめたい。
サムネイルに関してはフォーマットが決まっているので毎日できるはずだ。Photoshopに慣れるため、また記事を魅力的に伝える一言を考えるため、キャッチコピーの練習のようなイメージで続けたい。
期間が1ヶ月というのは、1年以上続いている人も多い中、短い目標だと思う。ただ短い目標がないと、長い目標も続かない。私の場合特に長期的な目標が苦手な上、仕事をこれから探すということもあるので、まずはこの1ヶ月に集中しようと思う。
どのようなスタイルで文章を書くのが向いているのか、まだわかっていない。まずは相手に間違って伝わることがなく、自分が伝えたいことをそのまま文章として書けるようにしないといけない。本当はもっと柔らかい文章や詩を書いてみたい気持ちもある。
結構大事なのが、メンタルだと思う。メンタル目標はどんな時でも持っていたい。いいね!の数でもはや無意識のうちに優れているかどうか判断している気がするが、上には上がいて当たり前。自分自身が昔と比べてどうなったかを判断基準にすることで、続けていけるようにしたい。


文章のスタイルについては憧れの人がたくさんいる。特に私がこうなりたいと願う人はこの人。

今回は内容ではなく、その書き方に注目したい。美しい表現に心が洗われるので、ぜひ読んでみてほしい。

イタリア語はもうわたしのなかにあるようなのに、同時にまったく未知のものだ。…おかしいと思われるかもしれないが、親しく感じられる。ほとんどなにもわからないのに、何かがわかる。
何がわかるのだろう?美しいのはもちろんだが、美しさは関係ない。わたしと繋がりがあるに違いない言語のような気がする。ある日偶然出会ってすぐに絆とか情愛を感じる人のような気がする。まだ知らないことばかりなのに、何年も前から知っているような。覚えなかったら満足できないし、完結できないだろうと思う。わたしの中にこの言語の落ち着けるスペースがあると感じる。

イタリア語が好きで学んでるのに、本場イタリアでネイティブを前になかなかうまく話せないときの、葛藤が美しく描かれている。きっと原作者のジュンパ・ラヒリさんの文章にも、中嶋浩郎さんの訳にもどちらにも惹かれている。

書いていて気がついたのだが、おそらく私も気持ちの奥底の変化とか、ゆらぎのような部分を文章にしたいと思っているのかもしれない。自然とそこを目指していけば、自分が書きたいスタイルが出来上がるのかもしれない。

この本についても語りたいことがたくさんある。本当におすすめなので言語を学ぶ全ての人に読んでもらいたい。

本やブログは、知識を教えてくれるものもあれば、感性を高めてくれるものもある。少し前までは、私は本やブログを知識を得るものとしてしか求めていなかった。感性は、絵画とか音楽とか、そういったもので磨こうとしていた。自分の心の奥底に眠るキラッと光るものに、読むことで気づくことができるということを、この本がきっかけで知ることができた。

私はなんにでも「正しさ」を求めすぎる傾向がある。憧れている「柔らかい文章」というものは、私はなかなかうまく書けないかもしれない。

まずは思うままに書いてみる。少しずつ思いを文章にのせるのができるようになってきた気がする。4日目で早くも効果は出てきたようだ。


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