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HSP対策として私がやっている、すぐに実践できること

昨日、HSP対策についての記事を書いたがその続きになる。

昨日書いた記事は、「HSP=自分が弱いと思っていないか」「メンタルトレーニングが必要だ」「自分は強い!と思い込むんだ!」「君ならできる!(これは書いてないけど)」といったような、まるで松岡修造並みに熱い内容になってしまった。

「メンタルを鍛えることが大切」と書いたけど、メンタルを向上させることは、一朝一夕にできることじゃない。人によっては頭で理解した瞬間、切り替えられる人もいるかもしれないけど、だいたいの人は習慣化するまで時間がかかる。

そこで今日は目線を変えて、今すぐにできて、結果もすぐに出そうなことを三つあげてみた。昨日も書いたけど自分がHSPというだけで、素人の意見なので参考程度に読んでみてほしい。

好きな匂いの物を集める

まず簡単にできることがこれ。自分が好きな匂いのものを日常的に使う。人口的な物ではなく、アロマオイルから作られたものが好き。最近持っているものはオレンジやレモンの香水、ラベンダーの石鹸、ゆずのボディーローション。

特にお気に入りな香水のブランドはAUX PARADIS(オゥパラディ)。香水というよりアロマのシャワーみたい。「シトラス」という香水に出会ってからもう虜になった。世界中のナチュラルな素材を集めて香りを作り出しているらしい。

値段がちょっと高くても、「この匂いのおかげで生活も仕事もうまく回るなら安いものか」と、あまり気にせず買うようにしている。

またアロマの効能として、ラベンダーは夜寝る前にリラックスできて良いと聞いて、お風呂のボディ用石鹸にした。柑橘系の香りはポジティブになれる効果があるので、朝の出勤前につける。できるだけ自分をいたわる目線を持って、嫌な気分を取り除く工夫をしているつもり。

もちろん匂いばかりではなく、五感すべてにおいて自分の好きなものに囲まれていれば、きっと疲れから回復するのも早い。私の場合はフワフワな触り心地の良いタオル、フランス生地のレトロなポーチ、フェルトでできたひつじとか。自分のために、お気に入りのものを探すのは至福の時間だ。

集まりを早めに抜ける口実を考えておく

失敗した経験がある。大勢の集まりがあると知りながら、何も説明せずお誘いをスルーして、同じメンバーがいる3,4人の集まりには行っていたとき。自由参加だったし、強い口調ではなかったけど、「なんで来なかったの」と責められた。あの頃はHSPという言葉も知らなかったし、どう説明したらいいかわからなかった。そもそも自分がなぜ、大勢の集まりに行きたくないのかすらわかっていなかった。

やっと今になってその理由がわかる。これからはスルーすることもなく、主催者の気持ちを踏まえた上で、できるだけ本当のことを伝えたい。文章で伝える方が得意な人、上手に伝えられるか不安という人はLINEのようなテキストメッセージでもいいかなと思う。

私は過剰な心配をしていたかもしれない、と最近思う。「大人数が苦手なんだ」「いろんな人と話して疲れちゃった」って親しい誰かから言われたとして、何も悪いイメージは持たない。むしろ本音を話してくれて嬉しい。逆にそれを言って悪く言う人がいたら、きっと本当の友達ではないのだろう。

誰かの相談相手になる

自分で言うのもアレなんだけど、HSPの人は特に、よき相談相手になれると思う。相手の気持ちがものすごくよくわかるから。共感する、というより侵入するという表現の方が近い気がする。私自身、相談を聞いてもらうことも多いけど、聞くことの方が少しだけ多い。

誰かに頼りにされたり、アドバイスをしたり、感謝されたりすると、なぜか自分も元気になる。もともと元気ではなかったとしても、「私はこの人にアドバイスをしたのだから、それくらい元気であるに違いない」という脳内プログラムが働く。

最近私のことを慕ってくれる友達ができた。その友達も、私の記事を見てテストをやってみたらHSPだった。その子が「HSPって、結局どうすればいいんだろう」って呟きに答えたくて、私は記事を書いているようなもの。

ただ、あまりにも自分に余裕がないとき、疲れすぎている時はやめた方がいいのかも。相手のネガティブな感情を受けすぎてしまう。相手に合っていないアドバイスをしてしまい、相手を落ち込ませたら、自分ももっと落ち込んでしまうからよくないということもある。

誰かの相談相手になることは、結構難易度が高いことなのかもしれない。人が悩んでいることに、答えが導き出せるのは相当経験を積んでいないと無理なのかも。

きっと話を聞くだけでいい。よくない考え事をしてしまうときは、少しでも意識を外に向けてみる。声に耳を傾け、誰かの声に心から共感することは、HSPの人が持っている長所だから。

HSPの人が100人いたら100通りの答えがある。ぜひ「私はこんなふうにしているよ」「こうしたらいいんじゃないかな」といった話も聞いてみたい。ぜひ感想お待ちしている。


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