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人が好きだからひとりになりたい。外交的なHSP(HSS型)の私の矛盾


毎日note更新 Day6   

HSP(「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」)っていう言葉を知ったのはつい3ヶ月前くらい。はじめはインスタで見かけて、ものすごく自分に当てはまってびっくりした。
「繊細さん」と言うワードでも話題になっていたみたい。

私がHSPだなと思うこと。たとえば匂(臭)い。

きつい香水の匂いとか、下水の臭いとか、HSPの人じゃなくてもイヤだと思うんだけど、集中力がなくなったり落ち着かなくなったりする。もうどうしようもなくその場から離れたくなる。
逆に好きな匂いをまとうと、ものすごくハッピーになれる。焼きたてパンの香りとか、柑橘系の香りとか。

次に音。カフェやレストランに入って、狭いお店で、近くの人の声が大きいとき。話してることが全部耳に入ってきて、自分でもしたくないのに盗み聞きしてしまう。全然知らないその人に感情移入までしてる。
目の前の友達の話に集中したいのに「あ、やばい今の聞いてなかった。」って何度か聞き直しちゃうことも。

HSPのことをもっと深く知りたいと思って、この本を読んでみた。Kindle Unlimitedで読める。

この本にはHSPチェックリストが最初にあって、点数で自分のHSP度が測れる。60〜140点までがHSPと判断され、私は92点だった。その時の気分で変わるみたいだけど、自分がHSPだとはっきり数字で見えて、私の勘違いじゃないんだって思えた。

この本の中で、「HSPの30%が外交的」と書かれていた。私はこのタイプだと思う。人と会うことが好き。休みの日にじっと家にいるよりも、友達と外にでかけたい。だけどあんまり人と会っていると、今度は刺激が多すぎてつらい。このタイプは、大勢のグループの中にいると安心を覚えるらしい。だからシェアハウスが好きなのかな、と納得。

(2021.3.7追記 外交的なタイプはHSS型HSPって呼ばれてるんですね。知らなかった、、)

外交的なHSPの私にとって辛いのが、付き合いが悪いと思われること。

本当はみんなと一緒にいたい。パーティーに夜遅くまで参加していたい。「先に帰るね」という言葉を本当は言いたくないのに、言わないといけない。

人とたくさん会ったり、長い間過ごしたあとは、次の日の仕事にまで影響することもある。そんな自分を認めたくなくて、「もっと私が強くなれば耐えられる」と思っていた。結局予定を詰めすぎて、よく後悔していた。

夜遅くまで遊んでいたら、ベッドに横たわってもすぐに寝付けない。自分が話したこと、人の反応などひとつひとつ詳細に思い出してしまう。

「あの人が言っていたのは、こういう意味だったのかな。変な答えかたをしたかも」
「すごく気まずくさせちゃったなあ。申し訳ない」
「あれは違うと思ったんだよな。でも私、ばか正直に言わなくていいのに」

誘ってもらえなくなるのがこわい。でもお誘いに全部行こうとすると、なぜか心がざわつく。行けない理由を、いつもヘラヘラしてごまかしている自分にムカつく。

でも、この本を読んで、性格を無理に直すことはできないし、直す必要もないということを知った。どうやってこの性格に折り合いをつけるのか。明日はそのことについて、自分なりに対策をまとめようと思う。

この記事を読んでいる人の中に、HSP、外交的なHSPの人がもしいたら、「ひとりじゃないよ」と伝えたい。大きな矛盾を心に抱えている人。その矛盾を、自分自身が受け止めてあげること。それがのびのびできるヒントなのかもしれない。





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