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BUGY CRAXONE "四月には花が咲くだろ?" 下北沢 BASEMENT BAR 2023/4/23

BUGY CRAXONEのワンマンに初めて行ってきました。
前週のITa FESで見て以来なので二週連続だけど、そこはやはりワンマンなので、気合いの質が違うというか。ものすごい緊張感!
しっかり聴くようになってからまだ半年ほどで、メジャーな曲と最新アルバム、そして去年サイクロンで購入した「1月23日」に収録されている曲しか聴き込めていない。しかしそんなことはものともしない様なハッピーな時間でした。

個人的にこの日をとても心待ちにしていた。
それは去年のバンアパとの対バンでまだ曲を知らないけど格好良さに魅せられて、終演後まだ人が並ぶ前の物販で目の前にあったCDを買った際、なにを思ったのか、「絶対アルバム買って今度はワンマン来ます!」って本人に宣言していたからだ。
とりあえず約束は果たせた、なんて書き方をすると義務感かよって思うけども、その日からワンマン当日までの間、ひたすら楽しみで、音源を改めてライブで聴きたい気持ちが膨らみ続けていたので、よう分からんけど大成功です。


初めて行くライブハウスで、位置取りは前方だけどステージに向かって右端よりさらに右、という感じ。トイレのど前!
ほぼ旭さんと鈴木さんしか見えなかったけれど、間近で見る旭さんの動きがとにかくダイナミックで、終始引き込まれていた。

セットリストが終演後に貼り出されていたから、それを見て思い出しながら。改めて、半分が初めて聴く曲だったとは思えないほどに楽しかった。

開演のとき、スッと出て来てサッと演奏が始まる感じは、バンアパを彷彿とさせる感じだった。すごく好きですこれ。他意はないです。
一曲目は、"リラックスしろ"。今回のライブタイトルが歌詞の一節に含まれる曲。サイクロンで初めて聴いた瞬間にとても好きで、もちろん初めてでは上手く乗り切れなくて、その後この日まで死ぬほど書き込んで、聴けば聴くほど好きになり続けている曲。引き込まれる!


三曲目の"ハッピーをなめるな"は、最新アルバムの中でもぶっ刺さった曲で、最近、日常のなかでこの曲が言っていることについて考える時間が多い。これについては、十曲目に演奏された"食べ物とゴシップ"についても同じことが言える。鷲掴みにされた心臓が、その握力の中で最大限にぶち震える様な感覚がある。

"たいにーたいにー"は、優しくてデカい曲。この距離感で聴けて良かった。デカい音がとても優しいんですよ。月並みな表現だけど、ほんと自然に笑える曲というか、心がほぐれる曲。

"おんなのこ"は、これまたサイクロンの思い出が甦る。あの日一曲目に演奏されたのがこの曲で、その始まりで私はもうファンだったのかもしれない。驚くほど自然な反応で、多分もの凄く不自然な姿勢でステージに指を向けていたら、図らずしてすずきさんと指線が合ってた気がする。初めてライブの演奏を聴くバンドの一音目に、こんな反応を出来るんだと嬉しくなり、それを引き出してくれたブージーに感謝してます。もちろん、この日聴いたこの曲も、とても良かったです。

"ふぁいとSONG"は、先週は最初から聴けなかったけど、この日はフルで楽しめた。
「いろいろあるけど、みんなでがんばろうぜ。」と、直球の応援が素直に受け入れられるようになって来たタイミングでこの曲に出会えて良かったと思う。

最後の曲とアンコールは、最新アルバムから"こわい話"と"チャーミング"が演奏された。まだまだ満足いくまで聴き込めていないから、これからもどんどん聴こうと思う。
もしブージーを知らない人がこれを読んでくれていたら、まずは是非、「チャーミング」というアルバムを聴いてみて欲しい。私はBUGY CRAXONEというバンドの楽曲の、生活とともにある音像!って感じがとても好きだ。支えになってくれながらも不完全燃焼で燻ってる想いを再点火させてくれるような。
これから歳をとればとるほどに、よりのめり込んでいくのだろう。
楽しみは尽きない!


必死こいて思い出しながら書いたら冷静なテンションみたいななってるけど、生で聴くとほんと全神経あがり散らかすほどにカッコいいバンドです。次のワンマンも絶対に行く。
今これを書くにあたって、ベストアルバムを購入して聴きながら書いてるんだけど、死ぬほど楽しいです。

音楽をまだまだ好きになっていける!

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