22
今年は2022年ですが、昨日数えてみたところ、今年ライブに行った回数は22回でした。
多いような、もっと行けたような、という数。
全体としてまとめてみようか、ふわっとした悩みの中でこれを書いている。書かないでもいいんじゃないか、という気持ちの方が強い。まとまるもんじゃないよな。
というわけで、まとまらなかったさわりの部分を供養する感じの。
2020年の2月から2021年末まで、ライブに行かなかった。最初は行けなかったニュアンスが強い。あっという間に、行く予定だったライブが全て延期や中止になったからだ。
2021年になったころから、少しずつ再開していたのかな?それでも私は、あまりライブに行く気になれなかった。コロナが怖いだとかそういうことでは全くなくて、ライブで諸々の制限を受けるということを受け入れるのに、とても時間がかかった。声も出せない。足場は固定。正直今でも、完全に納得がいっているかと言うと微妙なところだ。それでも、そんな中で粛々とライブを続けているバンドがいた。その気合いの乖離みたいなところに、なんとも言えない申し訳なさというか、本当に自分は音楽が、ライブが好きだったのだろうか、と思い悩み、それがさらに足を遠のかせた。言ってしまえば、邪念が勝り、楽しみきれる気がしなかったのだろう。
再開のきっかけは、私にとっては大きな出来事であり、それでいてあっさりもしていた。
新木場STUDIO COASTが閉館したこと。その最後の月に、所縁のあるバンドがライブをした。2022年1月4日に、the band apartのライブに行った。間違いなく私の人生にとって、とても大切な一歩だろう。
思えば、初めて行ったライブハウスも同じだった。不思議な縁だ。感謝してもしきれない。チケットを取ったのはちょうど一年ぐらい前だった。2ヶ月かけて、潰せる限りの不安や疑念を、自分の中で潰す作業を、最大限の気合いで繰り返した。その中で、これはもう通いながらもう一回作り直していくしかない、という結論に至った。
当日はね、ほんと自分でも驚くぐらいに、通っていた頃のイメージにほど近い感じで曲にぶつかっていけた。これでだいたい吹っ切れた。嬉しかったなあれは。過ごしてきた時間は嘘じゃなかった。
それでそこから、2022年に22本通った。年内に残っているのは、あと5本。全部体力勝負!
今年は、初めて行ったバンド、アーティストが4組いた。多分、ライブに通うようになって数年経って以降、こんなに新規開拓を試みた年は初めてだと思う。これは意図してやった。どうしても、活動ペースが以前ほどに完全に戻らないバンドらも多い中、今がチャンスだなという思いを抱えながら、少しでも興味を持ったらライブに足を運ぶようにした。これはとても良いです。やっぱりライブで聴くイメージを持てるかというのは大切だし、それって結局、現場で聴いて持ち帰るのが最適なので、今後もこのやり方を続けていこうと思う。実行に移すのはヘビーだけど、金を稼がねえとなという思いが切なるものになっていくのもプラスだ。
ここまで!
あとはまあ、あと5本を死ぬ気でぶつかって抜け殻になった私に任せます。
気合い!!!
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