突発たのしまナイト
先日、今の職場ではじめて、メンバーと食事をした。
送別会という名目ではあるけれど、あまりそういう感じはしなかったというか、ほんとそれぞれが好き勝手に過ごしていた。
私は、酒を飲まなくなって久しい。そして、食事量も減ってきた気がする。昔からそんなに食べる方ではないけれど。
だから、大人数での食事は苦手だった。確実に食べた量の倍ぐらいの支払いになるし、そもそも人の数が多いと緊張してさらに食えなくなるし。難しいな、とずっと感じていた。
かといって、無理に楽しもうとしても上手くいくものではない。
そう、変な話だけど、食えないことを損失だととらえて、それを別の部分で補填しようとしていたのかもしれない。「楽しまないと!」という感じで。
今回は、不思議と無理せずにやれた感じがする。
何というか、以前の「食事会」的なものに対する詳細な感覚を忘れていたのが功を奏したのかもしれない。去年、直近の職場で飲み会があったのだけど、あの時は仕事が忙しすぎて周縁の記憶が希薄だ。そして、それ以前に業後の集まりみたいなものがいつだったかと思い返すと、マジで思い出せないですね。コロナ禍以前だったことは確かだ。
良くも悪くも、「前はどうだったっけ」を思い出す間もなく、当日を迎えた。送別会なのに行く店を決めるのが当日、というのがまず面白かったのも大きい。職場ごとにそういうのに対する文化は全く違うんだなと感じた。
店は焼き肉店だった。焼き肉も5年以上ぶりだろうか。当時、軽く悩むほどに、焼き肉が食べれなかったんですよね。それは覚えてる。消化器が脂に負けて、食べられなくなるんですよ。決して味は苦手じゃないのに。
あと、喋りに気が向いてしまうと食べる方に意識が向かなくなてしまい、その間になぜか満腹感を感じだすみたいな。
思ったより食べられて本当に良かった!帰宅後に食べなおさなくていいぐらいには食べられた。
そして、話すことにあまり困らずにいられたのも嬉しかった。ジョジョの話できる人いるとほんと助かりますね。
チームワークがどうこうとかはよく分からないし、良いところも悪いところも、これからどんどん見えてくるのだろう。
それでも現状は気苦労が少なくやれていて、しがみついたり飛びついたりしないで良かったなと思えている。
それなりに頑張る、の「それなり」のクオリティを上げながら、拾ってもらった恩返しを頑張ろうという気持ちになった。
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