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BUGY CRAXONE "それがどうしたユートピア" 新宿red cloth 2023.08.05

ブージーのワンマン、私としては2度目でした。
アンコール含め22曲中、約半分が知らない曲だけど、それでも爆発的に楽しい時間でした。

red clothは初めてのライブハウス。とても良い雰囲気!一人しか入れない喫煙所はとても好きです。

ブージーは、去年の10月にバンアパと対バンしたのを観てとてもかっこよかったので、以後ワンマンに可能な限り足を運ぼうと決めている。
ただ、キャリアが長いバンドで、一朝一夕に全ての曲を聴けるわけでもない。魂込めて作られた音源を中途半端に聴いてもしょうがない。
だから、初めて観た日に「1月23日」を買い、その後リリースされた「チャーミング」を買い、ベストアルバムを買い、前回のワンマンで印象に残った曲や、今回のワンマンのタイトルにある"無問題"が収録されている「ふぁいとSONGS」を買い、という様にライブに行くごとにアルバム一枚ぐらいのペースで音源を購入し聴いていこうと思っている。その方がしっかり聴ける。
だからこそ、知らない曲でも楽しく聴けるライブをしてくれることは本当にありがたい。とにかくステージ上での感情表現が豊かで、それにあてられるようにこちらも全開になっていく。

ライブの感想を書いていきたいのだが、頭を振りすぎて記憶がない!だから、覚えている曲についてをかいつまんで…。
一曲目は"無問題"、二曲目は"ベリナイス"と始まったのだけど、フロアが一気に歓喜の渦に呑み込まれるような勢いだった。もちろん私には、ステージ上ではもの凄く楽しそうに演奏されていることしか見えないのだけど、それでももう空気感がひたすらに歓喜って感じ。

ライブ中盤での、"ぶるぶるぶるー"と"暮らしの主張"の並びは個人的に激アツ過ぎるものだった。前者は、今回のライブに向けて持っている音源を3週間ほと聴き込んだのだけど、その中でかなり好きになった曲のうちの一つ。後者は初めて観たサイクロンで聴いてぶち抜かれ、アルバムを絶対に買いますと物販で宣言までして帰ったきっかけになった曲。両曲とも、生活の中で感じ考えることに焦点があてられている気がして、私もそれはとても大切なことだと思うから強く引き込まれるのだろう。


終盤には、"Lesson 1"が演奏された。この曲以降は全て知っている曲だったけど、ライブで初めて聴いたこの曲は想像以上に素晴らしかった。
音源を聴いていつも感じるのは、こんなにも楽しくすんなり聴ける説法がこの世にあるんだなって印象。適切な表現かは分からないけど、そんな感じ。
ライブではその印象がそのまま極大化されており、こちらも声を出して向かっていけるもんだからより熱い!最高!


本編最後は"こわい話"で、全ての負の感情が打ち払われるような演奏だった。
アンコールの待ち時間がとても短く、そのままの勢いで始まった"おんなのこ"は、いつ聴いても鋭い曲だ。思えばサイクロンで一曲目に演奏されたのはこの曲で、そりゃ好きにならない訳がないよなと改めて思う。
ラストは"チーズバーガーズ・ダイアリー"!
歌詞を読んでも、フレーズ単位で聞いてみても、「楽しい」に特化しているわけではなさそう。それでも全体として聴いたときにはもの凄く「楽しい」曲。だからライブで聴いたら超楽しい。最強!


ほんと、何というか最強!、って感じの時間でした。
ライブ観るたび、ほんとどんどん好きになれるバンドです。
まずは、初めて聴いたこの曲も強く印象に残ったアルバムを購入し、12月のワンマンに備える!



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